ジュンペイブログ

2010年、職業訓練を経て転職したばかりだった当時26歳の俺が、
何となく始めた自己満足ブログ。

仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010

2010-06-03 17:14:56 | 特撮作品
昨年末に公開された『W&ディケイド MOVIE大戦2010』のDVDで、
先月に購入していたのをやっと観ました。

3部構成の最初の『ディケイド 完結編』は、
劇場版に続くと言って終わらせた最終回からあまり繋がっていないので、
映画館で観た時には困惑してしまっていました。

改めて観てもやっぱり理解出来ない所が多かったな~。

結局、鳴滝やキバーラが何者なのかは分からず、
夏海が何でライダー大戦の夢を見て士を止める役目だったのかも謎のまま…。

最終回でアルティメットクウガが暴走していたのは、
最初から無かったことみたいになっているし。

最終回の後の嘘だらけの予告編は、
脚本の準備稿を基に撮影されたらしい。

夏の映画で栄次郎が死神博士になった理由は分かったけれど、
鳴滝もゾル大佐のガイアメモリで変身していたのかな?

夏の映画とはどう考えても繋がらないはずなのに、
栄次郎がイカデビルを覚えていたりディケイドとWに面識があったりするので、
ライダー大戦が始まってからの4ヶ月間に似た出来事があったのだと解釈しておこう…。

士が大ショッカーの大首領だったという設定もこの映画では活きているのかな?

タックルと蜂女は出す必要が無かったと思う。

『ディケイド』に出てくるブレイドは、
出番は多いが扱いが酷いよな~。

今回もオリジナルの椿隆之が声を当てていたのに、
すぐに瞬殺されて悲鳴くらいしか台詞が無かったし。

最終回ではキングフォームになっていたのに、
今回はなぜかノーマルだったし。

この映画でユウスケが変身したアルティメットフォームは理性を保っていたので、
黒目ではなくて赤目が正解だと思う。

夏海が変身した仮面ライダーキバーラも、
ユウスケのライジングアルティメットと同じくらい扱いが悪く、
やはり出す必要が無かったと思う。

昭和ライダー達は今回の映画には出さなくて良かったような気がする。

スーパーショッカーやネオ生命体のドラスが敵として出てきたけれど、
夏の映画よりもスケールダウンしているし…。

ドラスは夏の映画では怪人軍団の中の1体に過ぎなかったのに、
今回はパワーアップした平成ライダー10人+2人を相手にするまでの強敵に!

オリジナルでドラスを一人で倒したZOは最強なのでは?

この映画で紅渡が語っていたことは、
完全に『仮面ライダーディケイド』という番組の存在理由そのものだった!

この番組はメタフィクションの要素が強いお祭りなのだから、
物語や設定の辻褄を考察するのは無意味なんだろうな~。

続く『W ビギンズナイト』は、
吉川晃司が演じるおやっさんや仮面ライダースカルが想像以上にカッコ良かった!

Wの誕生を描いた重要なエピソードなので、
変に『ディケイド』と繋げて欲しくなかったな~。

このエピソードは『W』の14話と15話の間に当たると思うのだけど、
14話で若菜が一時的にクレイドールのメモリを手放しているので、
これだと辻褄が合わない気がする。

最後の『MOVIE大戦2010』では、
ディケイドがWの世界に来たということなのかな?

ラスボスのアルティメットDはあまり強い印象が残らなかったな…。

別の世界のスカルが乗っていたハードボイルダーに似たバイクは、
DVDのデータファイルによるとスカルボイルダーというらしい。

ツッコミ所は多かったが楽しめる作品でした。