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川魚と亀飼育

主に愛知県産淡水魚の採集と飼育、亀の飼育雑記

日向ぼっこ

2009-06-09 21:37:02 | 


我が家のクサガメでございます。
現在、クサガメが5匹います。

クサガメは日向ぼっこが大好きで晴れた日には、入れ替わり立ち替わりレンガの上に上がって来ます。

亀は紫外線の要求量が非常に多い動物です。
ひとつは皮膚を乾かし殺菌することが目的ですが、もうひとつはカルシウムを多く吸収する為だそうです。
紫外線が当たることにより体内にビタミンD3が生成され、カルシウムと結合し体内に取り込まれるというメカニズムだそうです。
(うろ覚えなので違っているかも)
まあとにかく日に当てないとカルシウムを取り込みにくいそうです。

ですので室内でおかいお飼いのかたは、フルスペクトルの蛍光灯を使うか、日光浴がお奨めです。
ただ注意していただきたいのがオーバーヒート。
直射日光を長時間当てますと熱射病で落としてしまいます。

私などたびたび外に出していることを忘れてしまいますので陰干しすることにしています。
陰干しでも充分紫外線が当たると思います。

特に日本に生息する亀は日光浴が大好きです。
たまには陰干ししましょう。





アジアンビューティー

2009-06-03 22:44:43 | 
我が家の亀たちはほとんどがベランダに飼われているのですが、
ジャノメイシガメは、室内に入れられ、与えられた水槽は90cmと
我が家にしては恵まれた環境にいます。




ジャノメイシガメの♀。
中国南部、ベトナム北部に生息する茶色の何の変哲もない亀です。

変わっている点は、後頭部に眼状斑があることぐらいでしょうか。



こちらも同じくジャノメイシガメの♂です。
♂はやや色が濃く、虫食い模様が良く目立ち渋くなります。

何故この亀がアジアンビューティーかというと
♂は目が真っ赤になり、頭部から首筋にかけてピンク色に染まり美しくなります。

しかし悲しいかな非常に個体差が大きく、あまり染まらない個体も見受けられます。
我が家のジャノメ君は、どうもあまり染まらない個体のようです。

この亀、意外にも日本における繁殖例が少ない種類であります。
その原因が何であるか私にはわかりませんが、現在試行錯誤の飼育です。
何とか繁殖したいと思っています。

しかし我が家の亀の繁殖率が年々低下しています。
手抜きのせいかも…。




怠けもの

2009-05-15 21:52:22 | 


ブランディングガメが日光浴をしていました。
そこへ大好物のクリルを落としてやりました。

セマルハコガメのように半水棲の亀と違いブランディングガメのような水棲種は水中で餌を食べます。
彼はクリルこそ水面に浮かせていますが、陸から長い首を伸ばして食べています。

「この怠け者」と思って見ていたのですが、
水棲依存の高いブランディングが陸に居っ放しというのは体調が悪い可能性も考えられ、心配もしました。

本来、ブランディングガメは、北アメリカ北部にすむ亀です。
本州でも比較的温暖な地域にある我が家では、暖かすぎるかもしれません。
暖冬のせいで充分な冬眠ができてない可能性もあり、心配でした。

しかしながら彼は翌日には水中から私をじっと見ていました。
「餌をくれ」と…。

彼はただの怠け者でした。

がんばれ男の子!!

2009-05-14 22:57:23 | 
暖かくなってきてというより暑くなってしまいました。
我が家の亀たちも活発に活動するようになりました。



セマルハコガメ。
鯉の餌を我先に食べている所。

現在ではこの4匹(♂2匹、♀2匹)ですが多いときには10匹(♂2匹、♀8匹)ほど居ました。
引越しのときに手放してしまいました。

セマルハコガメは、中国南部、台湾、石垣島、西表島に生息しています。
我が家にいるのは、チュウゴクセマルハコガメ。
石垣島、西表島に生息しているヤエヤマセマルハコガメは、天然記念物に指定されていますので当然、捕獲、飼育は禁止されています。
(参考:誠文堂新光社「爬虫・両生類ビジュアルガイド」)

初めの個体が我が家に来て早8年。
一昨年に1匹だけ2世が誕生しただけです。
巷では繁殖は簡単な種とされていますが…。

どうも♀の個体が強いようでなかなか交尾がうまくいかないようです。
がんばれ男の子。

今年こそ繁殖を期待してますが、交尾した様子は未確認。
果たしてどうなることでしょう。

ホオアカドロガメ

2009-02-07 20:23:19 | 
2月7日 本日は餌エビ捕りに行ってきました。
当然、エビ捕りだけで終わるわけもなく、様々なお魚に会えました。
特に珍しいものは居ませんでしたが、楽しんできました。

ただ現在、水槽も満タンなわけでお持ち帰りはエビだけ。
エビを仕分けるにはまだまだ水は冷たく苦労します。

最近、亀の話題をめっきりしておりませんので本日は、お魚捕りでなく、我が家の亀を紹介します。
本日のお魚捕りの記事は機会があれば、後ほどアップします。



ホオアカドロガメです。
見たままのネーミングであります。
写真の個体は、我が家で誕生した第一号ですので5歳になると思います。

第一号ということもあり、手放さずここまで育ててきました。
手塩にかけて育てたのに(それにしては甲羅が汚いですが・・・)彼は馴れてくれません。



手に噛み付く機会を伺っている目です。
生意気なヤツです。

まあ、ドロガメの仲間は凶暴なので仕方ありませんけど・・・。

さて、彼が生まれてから彼の兄弟は毎年生まれているのですが、今年はどうでしょうか。



1月末に卵が生まれていました。
いつもより遅い産卵でしたが、今年も無事に卵を採ることができました。
ハッチまで半年以上、子亀を採るコツは、卵があることを忘れること。
それが私の管理方法です・・・。




ベニマワリセタカガメ

2008-12-30 18:27:06 | 
12月30日、本日は亀師匠の元にお出掛け。

年末のご挨拶も兼ね、「クリーパー」誌を購入が目的です。



44号と45号です。隔月刊ですので久しぶりですね。
爬虫類・両生類情報誌と銘打ってますが、亀の特集がほとんどですので毎号買っています。

「クリーパー」誌の購入が目的だったのですが、亀師匠の所へ行けば多くの亀たちが目に付きます。

クサガメの色変わりなど魅力的な亀がいます。




ベニマワリセタカガメです。買ってしまいました。それも2匹。
♂、♀が判別できる大きさだったので買ってしまいました。




正に名の通り、赤い帯が肋甲板の周囲をぐるりと縁取っています。

生息地はインドからバングラディッシュ。
その為、寒さには弱く、当然日本で飼うにはヒーターは不可欠。





どうでしょう、魅力的な亀でしょ。
分かってもらえますよね。

しばらく妻にいつばれるかどきどきの日々が続きます。
長男は私の気持ちが解るのか告げ口をしなくなりました。

でも長女が告げ口をします。
「ママ、ママ、カメしゃんがいる」と・・・。








最後の一匹

2008-10-15 23:28:05 | 


10月9日、ホオアカドロガメの本年最後の子が誕生しました。
今年はこれで4匹目(うち2匹は誕生後☆になりました)

ホオアカドロガメは産卵から孵化まで半年以上かかることもあり、これまで孵化率が非常に悪く、毎年1匹しか誕生させることができませんでした。



今回の子はとても元気で物怖じしません。
誕生から2日目にして人工飼料を食べてくれたので手間がかかりませんでした。



裏側は鮮やかな黄色です。大人になるとオレンジ色になります。



9月21日に誕生した子との2ショットです。
比べてみると大きくなったのが良く分かります。

今から水温を下げて12月中旬以降にヒーターで水温を上げると12月の終わりごろから産卵が始まります。(水温を下げなくても産むかもしれませんが私は一度下げています)
来年は何匹生まれるでしょうか。今から楽しみです。







陸地

2008-06-30 23:50:09 | 
6月29日 朝から雨です。

お魚採集に出掛けることは、あきらめて百円ショップへ行きました。
以前から90cm水槽で飼っているジャノメイシガメの陸地を考えていました。
市販の陸地では小さすぎて亀たちが乗れません。
以前はレンガを積んでいたのですが、水槽に直にレンガを置くことは水槽が割れそうでとても怖かったので撤去しました。

そして考えたのが、



これです。

写真の写し方が悪くて分かりにくいのですが、レンガの下のざるみたいなものは
4本の足で水上に出してあります。
ざるの上にレンガを乗せてあるのですが、サイズがいまいち合わず中途半端に
なってしまいました。
亀たちも早速上がってきたので一安心です。

改良の余地はありますが良しとしましょう。

しかし百円ショップへ行くと余分な物まで買ってしまい、
節約できているのかどうか疑問です。

逃走失敗

2008-06-23 19:33:00 | 
6月23日朝 子供が私を起こしに来ました。
「パパ、たいへん!」

眠い目を擦りながら、亀・魚飼育部屋へ行きました。
そこには笑える光景があり、思わずカメラを持ってきて
写真に収めてしまいました。



餌の容器の上に絶妙なバランスで逆さになっているミツユビハコガメ♀が
いるではないですか。

これは人為的なものではなく、あくまでも偶発的なものです。

写真の左下に水槽の上部が写っているのですが、彼女の住処はその水槽の
上にあります。
住処の容器を乗り越えようとして転げて写真の格好で身動きが取れなくなった
のでしょう。
それにしても彼女は以前に何度も逃走していますが、発見されています。
妻のふとんに入り込み、私は叩き起こされたこともあります。
逃走の度に住処を大きくして来ましたが、また容器を考えなければいけません。

しかし、どれぐらいあの格好でいたのでしょうか。


ナガレホトケドジョウ

2008-06-04 10:07:57 | 


以前、このブログでもご紹介したホトケドジョウポイントに行ってまいりました。
私自身、ホトケドジョウとナガレホトケドジョウの見分け方がよくわかっていないので断言はできませんが、写真のホトケドジョウはナガレではないかと・・・。

写真がうまく撮れなかったので分かりにくいかもしれませんが、
通常のホトケドジョウよりややスリムな体系、目から口にかけたラインが
はっきりしています。

とりあえず、ホトケドジョウの写真を撮ってから元いた所へ戻して
あげました。

持って帰りたかったのですが、生息する場所は山中のごく細流です。
持って帰ることができませんでした。

このポイントは、第二東名建設工事のすぐ近くです。
ここが工事の影響を受けるかどうかは今のところわかりませんが、
いつまでもこの場所にホトケドジョウが生息できるよう願っています。