川魚と亀飼育

主に愛知県産淡水魚の採集と飼育、亀の飼育雑記

虫食い模様

2009-05-30 23:44:29 | お魚採集


アジメドジョウ。
近畿・中部地方の一部に生息するドジョウです。
虫食い模様がとても美しいです。



ヒゲは短いようですね。



水槽内ではいつもこのように隠れています。
シマドジョウと比べると細身で何か頼りなさげであります。



非常に流れのある清流に住むドジョウですので飼育も難しいイメージがありましたが、餌はなんでも食べてくれて飼育してみるとそれほどでもないような気がします。
飼育期間が長い個体でもまだ半年ぐらいですので大きなことは言えませんが・・・。

どの種類にも言えることですが、やはりちょっぴり夏が心配な今日この頃でございます。








キラー・クイーン

2009-05-28 20:29:52 | 淡水魚
ドジョウ水槽のもう一匹の主役はヒガイです。
(ドジョウ水槽なのに)
スタイリッシュな体型で黄色の背鰭そしてワンポイントの黒。
女性的な魚ではないかと思っています。



普段はこんな感じで物陰に隠れています。



餌を与えるとこのように全面に出てきて暴れまわります。
気高い女王のように周りを蹴散らします。

ん~かっこいいの一言であります。

ドジョウ水槽なのにドジョウ以外がいっぱいになりつつあるのが
少し不安ではあります。



奇妙な邂逅

2009-05-26 22:57:31 | 淡水魚
ドジョウ水槽を立ち上げてから水槽内の写真が撮りやすくなりました。
ひとつは新しい水槽なので写真写りが非常によいこと。
そしてなんといってもドジョウ達が生き生きしているように感じます。
そのためブログの更新が早くなっています。
いつまで続くかは本人すらわかりません。



ヒドジョウが水槽前面に出てきたので撮ったのですが、
よく見るとシマドジョウが顔だけ出しています。
自然界ではまずありえない邂逅です。

ドジョウ水槽のモノトーンなドジョウたちの中に不自然なヒドジョウ。
この異彩を放つワンポイントがお気に入りです。

シマドジョウたちはこの異端児をどの様に見ているのでしょうか。

狂乱の貴公子

2009-05-25 19:20:07 | 淡水魚


三重県から連れてきたヤリタナゴ。
初採集の個体です。
背鰭と臀鰭が金赤に染まり、胸部はヒゲを生やしたように真っ黒です。

写真は残念ながら婚姻色が醒めつつありますが充分美しいです。

これでおとなしければ文句ないのですが、暴れん坊です。
餌を与えると「狂乱の貴婦人」ことビワヒガイと狂乱ファイトに明け暮れています。
餌の奪い合いだけならまだ良いのですが、以前タイリクバラタナゴを突き殺してしまいました。

その時以来、彼の称号は「狂乱の貴公子」となりました。

穴蔵の帝王

2009-05-24 20:51:35 | 淡水魚


ドジョウ水槽の穴蔵に暮らすゴクラクハゼが久しぶりに姿を現しました。
ドジョウ専用水槽のはずがいろいろ入居しています。

このゴクラクハゼは、色があまり綺麗だったので持ち帰ってきました。
30cmの仮水槽でしばらく暮らしていたのですが、ドジョウ水槽完成に伴い、
本来は60cmの雑魚水槽へ行くはずだったのです。

しかし移動の最中網から飛び出して、ぽちゃーんとドジョウ水槽へ逃走してしまいました。
それからドジョウ水槽の石の間にできた穴蔵で暮らしています。



分かりにくいですが、彼の棲家である穴蔵です。
普段はここからアカムシに向かっていきます。

現在、彼を雑魚水槽に移そうか、このままここで暮らしてもらうか思案中です。



5月23日 豊川水系

2009-05-23 20:12:18 | お魚採集
5月23日 このところ餌捕りをしていません。
というよりあまり捕れません。

すでに我が家のドンコ様とナマズ君はお怒り気味かも。
そこで久々の早朝お魚捕り。

川へ到着すると無数の魚の群れ。
魚影だけでは、わかりません。
網で追いかけてみると、



ウキゴリとカジカ。
どうも無数の群れはウキゴリのようです。
そこに混じってカジカがいるようです。

しかしウキゴリの方がすばしっこいようで捕まるのはカジカが多数。
カジカは餌とするのは、なんとなく気が引けるのでウキゴリを持ち帰り。
極悪ヅラが致命傷になってしまいました。



そして極悪ヅラというより悪人のヌマチチブも連れ去られました。

みなさんも日ごろの行いには注意しましょうね。


忘れていた!!

2009-05-20 21:21:16 | 爬虫類・両生類
忘れていた!!彼を!



ヒョウモントカゲモドキ。
11月に冬眠に入って以来彼の存在を忘れていました。
忘れていたということは、餌も与えていません。

恐る恐るフラットプラケースの蓋を開けたところの写真です。
早速、「餌くれるの」と見つめられました。
よかった生きていた!

原種は、パキスタンからアフガニスタン・イランという厳しい環境で暮らしているため何とか耐えてくれたようです。

ジャイアントミルワームを与えると



ミルワームを咥え、振り回す図。

我が家に来てすでに6年。
忘れていてごめんなさい。





Is this delicious ?

2009-05-19 21:17:50 | 淡水魚
持ち帰る魚の選別基準は、飼いたい魚種か飼育魚の餌となるかどうかです。
食べたいから持ち帰ることはしません。

特に深い意味はありません。
ベジタリアンというわけでもありません。
しいて言えば、川魚を食べる習慣がないからです。
(ウナギは出されれば食べます)

まあ、そんなにお魚を食べるのが好きでないのかもしれません。



帰宅後は泥鰌水槽をマジマジと眺めることが習慣になっています。
太いシマドジョウたちを食い入るように見ています。

彼らを見つめていると「うまそう」に見えます。



アジメドジョウはおいしいとよく耳にしますが、細長いアジメより
図太いシマドジョウたちの方がおいしく見えます。

シマドジョウはおいしいのでしょうか。
だれか試してみませんか。







5月16日 用水路

2009-05-17 18:24:33 | お魚採集
5月16日 昨日からの雨が続いています。

こんな日は水槽の水換えと思うのですが、なかなか重い腰が上がりません。
そんな風にうようよしていると雨が上がってきました。

少しだけ魚捕りへ行こうかな。

しかし車を走らすとまたもや雨が降ってきます。
ナマズやドンコのためにモツゴかフナでも捕ろうと用水路に。

こんな日ですので水には入らず、岸から用水路をかき混ぜてみます。
捕れるのはジャンボタニシばかり。
やっぱりこんな方法じゃだめかなと思っていると、



美しい銀鱗がキラり。
たぶんスゴモロコ。
地味な魚ではありますが、銀鱗の渋さがイイ感じ。

普段、あまり捕れない魚種ですのでちょっとうれしいのであります。
その後も同じ方法で数匹を捕獲しました。

餌捕りのはずが、小雨降る中真剣に魚捕りをしてしまいました。
その後はフナらしき稚魚ばかりです。

欲を出すとダメなようです。

本日、観察できたお魚

スゴモロコ
タイリクバラタナゴ
フナと思われる稚魚



オレンジの邪道?

2009-05-16 19:19:40 | 淡水魚
私はできるだけペットショップでお魚購入は避けています。

先日もペットショップでフクドジョウなどそう簡単に採集に出かけれない地域の魚種を見かけました。
以前でしたら多分購入していたかもしれません。

今現在では、亀でもブリード物に限って購入していますが、ワイルド物は控えています。
それは、特に高尚なポリシーがあるわけでなく、魚捕りを趣味としていることの免罪符みたいな逃げ道です。

そんなことを言った後でこれ、



所謂ヒドジョウというやつです。
もちろん購入したものです。
ブリードものですのでご勘弁くださいませ。

シマドジョウとともに以前からお気に入りでした。
ドジョウ水槽の立ち上げに伴い、どうしても一匹だけ泳がせたくて購入しました。
他のドジョウたちの中でも際立って目立ちます。
自然下では当然最初に餌食になるタイプですね。

この鮮やかなオレンジ色が美しく魅了されています。
日本淡水魚好きとしては、邪道でしょうか。