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白い影

日々 想う コト・モノを語ります。

1月29日は新大阪骨董市

2011年02月01日 | 骨董市



今年初めての久々の新大阪骨董市です。
それにしてもこの日は寒かった!冬の骨董市はダメですね。
寒さで根気が持続しません。
なのでいつもの軽トラックのお店でちょこっと小物だけ買いました。



一つめが古い木槌です。こんなもの何に使うの?っているガラクタですが、
使い込んだ道具が好きなんですね。誰も見向きもしないので手に取ってしまいました。



次がライツのものっぽい日本製と思われる古い距離計です。
これもこんなもの何に使うの?っているガラクタですが、
使い込んだ黒の塗装に味が出ていてちゃんと距離も測れるので小物好きな者
としては買わずにはいられません。



そして最後、興味ないひとにはタダのガラクタですが、レンズフードです。
でもこれ、分かってる人にはたいそうなお宝です。
なかなか骨董市には転がっていませんよ。これも段ボールの端に転がっていました。

この3つで500円でした。今日はワンコインだけの買い物でした。

1月25日は北野天満宮骨董市

2011年01月27日 | 骨董市



25日は北野天満宮の初天神なので朝だけちょっと顔を出して来ました。
でもそれが…。京都の中心部は天気がよかったのに天満宮についてみるとこれが大雪!
町中の景色も真っ白であやうく風邪をひきそうになりました。
なので20~30分して見ていませんが、ひとつだけカメラを買いました。
ちょっと変なカメラですよ。



ミノルタのSR-1です。まあ上に付いているメーターの方が値打ちがあるぐらいのゴロゴロ転がっているカメラです。
でもこのレンズ、これに一目惚れしてしまいました。



わざわざボンドで固定をして二眼レフ用のレンズなのかカールツァイスがついていました。
よく見るとSRマウントにブロニカマウントをつけて、ドレスデンのマウントらしきものを取り付けて
カールツァイスレンズのヘリコイドを利用して、フォーカスが出る仕組みでした。
こんなレンズを昔の人がわざわざ作っている姿を想像するだけでうれしくなってしまいます。
ただSRマウントでは用途が限られるのでちょっと改造しました。



マウントをM42に取り替えました。これでEOSデジタル一眼で撮影をすることができます。
ちょっと近所を撮影してみましたが、なかなか味のある写りでひとり満足していました。

このカメラを買ったお店はちょっと強気な店主で最初の言値があまりに高かったですが、
「ちょっとレンズ雲ってるな~残念やな」と店主が言い出して結局半額近くで買うことができました。
でもその曇り、あまりの寒空に置いていたせで曇っていただけだったんですけどね。

12月15日は赤穂骨董市(其の二)

2010年12月21日 | 骨董市


再び赤穂骨董市の報告です。

前回のカメラ購入まで書きましたが、そのときもうひとつ変わったものを買っていました。
買ったお店は赤穂骨董市だけに出しているお店で
いつもはほんとガラクタだらけで買ったことがないところなのですが
このときだけはひとつの紙物に目が止まり、
久しぶりに5000円という大金を払って買ってしまいました。
それがこちら



新聞より大きなサイズの画集です。タイトルは「紀信と玉三郎」
中村誠さんというデザイナーの作品です。



昭和48年に発行されてたった500部しか作られなかったものです。
写真は篠山紀信、モデルは坂東玉三郎、デザインは中村誠、印刷は大日本印刷と凸版印刷の共同制作です。

中村誠さんは広告の世界では僕にとって雲の上のような方で、
黄金時代の資生堂のビジュアルを全て手がけられて、その後資生堂の顧問になられた方です。
その中村誠さんが昭和48年頃にビエンナーレに出品される際に合わせて500部作られたもののようです。

その中身ですが…





このように一枚一枚手刷りで印刷されたすばらしいものです。
印刷の天才と言われた中村誠さんのパワーが何十年も経ても
古くならず現代の自分に襲いかかるような迫力です。
本当は10枚揃いらしいのであと4枚も見てみたい気持ちです。

2011年、2ヶ月ごとに事務所に飾って刺激を受けたいと思います。

12月15日は赤穂骨董市(其の一)

2010年12月18日 | 骨董市


本当は今日は土曜日なので新大阪骨董市や大須観音骨董市なんかがあったんですが
朝があまりに寒いのと、ちょっと風邪気味なのでそのまま布団に入っていました。

そのかわり15日に兵庫方面に仕事に行く都合があったので、
朝早くに兵庫県の大石神社で開催されている赤穂骨董市に行った報告をします。

ここの骨董市は北野天満宮と同じぐらいの規模なのですが、
いつもながら客が少ないのとかなり品物が安いのが特徴です。

今回は2点ばかり買ったのですが、カメラとデザイナーの作品集という
全然違うジャンルのものを買ったので、まずはカメラから。

この市にはいつも時計を安く買えるお店があって、
前回は古いスモセコのシチズン、テクノスの電磁テンプ時計、
ラドーの自動巻なんかが500円ぐらいで買ったんですが、
時計関係はめぼしいものがなく、帰りかけると
お店の片隅にカメラがごろごろ入っている段ボールがあって、
中を見ると定番のミノルタ一眼類の中に異色のカメラがありました。

店主はカメラの知識は皆無らしく
「カメラは全部2000円、動くかちゃんと確認してよ」と言われたので
一通り動かすと動作に問題がなかったのでこれを買いました。




キャノン初期の一眼レフ「キャノンフレックスRP」です。
写真は買ったままの状態なので汚いですが、きれいに拭くとピッカピカになりました。
基本的にキャノンカメラにはあまり興味がないのですが、キャノンフレックスだけは
軍艦部分のロゴが好きで先日も大須観音で1台買ったところです。
これがシルバーボディなら興味ないですが、このブラックペイントボディは
凄く厚塗りでパーツ一つ一つまで真っ黒で、実物を見るとかなりかっこ良かったです。

段ボールを探すとレンズキャップもあったのでおまけにつけて貰って帰りました。

10月31日はなんでも四日市

2010年11月01日 | 骨董市


台風がすっかい通過したせいかとってもいい天気になりました。(関西に帰ったら大雨でしたが…)
なのでこの日は店舗視察を兼ねて東海方面に行こうということで
毎月最終日曜日に開催される「なんでも四日市」に行ってきました。



東海地域はTOTOやINAXのお膝元なのかこんな古い便器も売っていました。



ここのお店もカメラ類や時計をちょくちょく買わせていただくお店ですが
この日はめぼしいものはなし。
興味外ですが、お店にはモデルガンが50丁ほどがずらり。ライフルタイプから拳銃タイプまで
うじゃうじゃありました。熱心なお客さんがみんなモデルガンを手にして
操作を片っ端からしていました。
客観的に見ると完全に「テロ前夜」の様相でした。
なんでもどれでも1丁3000円で、みんなあふれんばかり買っていました。

そんな風景を横目に見ながら今日はこんなものを買いました。



お店の画像はありませんが日用品ばかりガラクタを売っているお店でした。
雑多な中にゲランの化粧ケースに入ったレンズを見つけました。手に取ってみると



ヤシカ/コンタックスマウントの広角レンズ「YASHICA ML24mm 1:2.8」です。
フィルター罫にかるいアタリと後玉に軽いふき傷がありましたが使えそうです。
「これおいくらですか」と聞くと「2000円はほしいけど」との回答。
「でもレンズの角曲がってるから」と言うと「ほんと、よ~見てはるね」「いくらならほしいの」と言われたので
「1000円ぐらいかな」。「もうちょっとちょうだい」「じゃ1300円で」「いいよ」
ということで買わせて頂きました。
このレンズって広角のなかでは評判の高いレンズなのでちょっと使ってみようかなと思います。

そしてもうひとつ別のお店でこれを買いました。



オリンパスOM-1黒です。白なら買わないんですが0M-1の黒って凝縮感があってかっこいいですね。
触ってみるとファインダー腐食もなくてスローも効いていました。レンズだけ黴がありましたが
まあ許容範囲です。フードもついているしストロボシュー、フィルターも付いていたので
手に取ってしまいました。
これを売っていたお店はお茶の器と切手だけを段ボール二箱だけ並べているお店で、
このカメラは切手帳の底に転がっていました。
店主はカメラに興味がないらしく、「3000円やな」ということで無事買わせて頂きました。

今回は買わなかったのですがニコンの古いアポニッコールが別の店に転がっていました。
地球儀かと思うぐらいまん丸なレンズでかなり大きなレンズでした。
あいにく前玉に深い傷があったので買わなかったのですが、500円だったので買っとけばよかったかな。
いい文鎮ぐらいにはなったかなと、それだけがちょっと後悔の骨董市でした。


10月16日は新大阪骨董市(終わり前)

2010年10月19日 | 骨董市

いつもなら土曜日はちょっと朝早くに起きて新大阪の骨董市に行くのですが、
この日はどうしても朝早くから仕事があって夕方前までバタバタとしていました。
でも行かないのも残念だしなということで終わり前の午後3時過ぎに行ってきました。

当然ほとんどのお店は片付け始め、客も閑散としたものでした。
こんな時間に行ってほしいものなんてある訳がありません。
帰ろうとすると「あ~いまごろ来たの?」とお店の人に声をかけられました。
なんでもお店を出すのがこの日は遅かったらしくほとんどが売れ残っていました。
「このままやったら往復の高速代もでない」の嘆いておられたので
どこかから引き取ってきたと思われる段ボールのカメラの集まりから
なんやかんやでなかば強引に買わされました。それがこちら。



MC MACRO ROKKOR-QF 1:3.5 f=50mmです。
前玉にバルサムムラと拭き傷がありますが、なんとか撮影できるかなというレベルです。
このレンズ用のコンバーターとフード、リアキャップがついていたのでまずこれが一つ。次が、



SMC PENTAX-M 1:2.8 28mmです。
これは前玉にちょっと糸状の黴がわずかにありましたが、オキシドール一滴でキレイになりました。
SMC PENTAX-Mの35mmF2をいまのところ愛用しているので使うかどうかわからないですとりあえず。



最後は「いらないよ」と言ったのに持たされたアメリカの3Dカメラです。
こんなの今でも現像できるのか全くわからない代物ですが…

これでお値段往復の高速代出ましたね。

9月26日はなんでも四日市

2010年09月27日 | 骨董市


ここ数日めっきり朝の冷え込みが厳しくなり、
ちょっと朝早く起きるのに苦労しましたが、
仕事で東海地方へ店舗視察をしないといけないので、
ついでに三重県四日市で開催される「なんでも四日市」を見てきました。



ここの骨董市は他と比べるとほんとうにのどかです。
こんなクルマでお米を売りにきているお店があったり、
野菜、植木が売っていたり、当然ガラクタ類の多種多様で
バラエティに飛んだ骨董市です。

カメラ関係はほしいものは特になし。
時計関係もこれといって欲しいものはありませんでしたが、
2つだこれを買いました。



左がセイコークォーツQZ、右がシチズンの自動巻(婦人用)です。
クォーツ自体にあまり魅力は感じないのですが、
ベルトがなぜかキングクォーツ用の純正がついていたので、
ベルト目的で購入です。シチズンはおまけかな。



このお店もなんでも四日市では好きなお店。
ここでとんでもないお宝をいろいろ買わせていただきました。
ここのお店の特徴はなんでも「セット売り」。
時計、カメラも一箱いくら。
電灯関係も一箱いくら。
なのでちょっと買うのに躊躇しますが、かなりお安いのでご心配なく。

そして最後に買ったのが、お店が並ぶ端の方にあるお店でこれを買いました。



また懲りずにホーロー皿です。
これ前回に来たときもあったのですが、そのときは一皿1000円だったのでパス。
そして今回はかなり安くなっていたのであった4皿全部頂きました。

このホーロー皿はただの皿ではなくて…



こんな風に裏側に錨マークがあります。
これは昔日本海軍が船内で食事をするためのお皿で、
その昔桑名地域に製造工場があり、そこで作られたものだそうです。
戦争ものは基本的にパスなのですが、
これは製造中に終戦を迎えたため、屋根裏に眠っていたデットストックなので
買わせていただきました。

毎月一度しか開催されませんがおもしろいですよ「なんでも四日市」

9月20日は四天王寺太子会

2010年09月25日 | 骨董市


最近ちょっと仕事が忙しくてブログの更新がおろそかでしたね。
実際骨董市のなかなかいけなかったんですが、唯一20日だけ四天王寺太子会に
行くことができたので、そのときのご報告を。
普通四天王寺の骨董店が並ぶのは、21日だけなのですが、
9月だけは一週間も開催されます。
なので一週間も売る品物がないお店は9月だけはパスするみたいで、
いつもの半分ぐらいしかお店は出ていませんでした。

それに今回はカメラ関係も時計関係も欲しいものがなく、
ちょっと別のものを買いました。



これは昔のお茶席で使われていた和菓子皿です。ただこれはブリキみたいな金属製。
いまならお茶の席でつかうのかな?
手のひらに乗るかわいい皿で5客揃いで段ボールの中に転がっていました。
こんな小さな皿が大好きで、事務所やら家で文具置きやアクセサリー置きに
活躍しております。



これもさっきのお皿と同じお店で買いました。
この日は福助関係の方から出たと思われる福助類が
20個ぐらい段ボールに転がっていて、その隙間に福助社内にサークル活動の
記念で作ったみたいな手拭があったので、使うのもと保存用に2つ買いました。



そして最後はさっきの転がっていた福助の中から未開封のこれを買いました。
この福助は非売品で、「干支福助」という名前で
販売店や取引先に配られるものです。
うちの家にも福助が30個ぐらいありますが、
干支福助だけは持っていなかったので、未使用品が買えてうれしかったですね。

興味のないひとからみるとなんの魅了もないと思いますが…。

以上3点、手拭をオマケにしてもらって2000円でした。

9月11日の百万遍骨董市

2010年09月13日 | 骨董市


土曜日ならいつもは新大阪の骨董市に行くのですが、
今回はブログでコメントを頂いた方から
「年に数回の百万遍の骨董市はいいですよ」と教えてもらったので、
ちょっとのぞいてきました。
第一印象は「ザ・ガラクタ市」。
僕好みの雑多な雰囲気がプンプンの骨董市でした。
のどかな雰囲気もあって品物もバラエティにとんでて楽しかったですね。
カメラ関係は、ニコンのレンジファインダーとニコンFT3なんかがありましたが
あまりにコンディションが×なので購入にいたらず。
今回は時計を若いおにいさんのお店で買いました。



70年代のオリエントクロノエースとセイコー5アクタスです。
共に同じ家から出たものらしくよほどグリーン文字盤が好きだったんでしょうね。
オリエントの方は少し修理が必要ですが、セイコーは問題ありませんでした。
お値段を聞くと調子の悪いオリエントが800円とのこと。
なのでセイコーとあわせて1500円で買わさせていただきました。


8月28日の大須観音骨董市

2010年09月02日 | 骨董市


先週の土曜日は仕事で名古屋方面に行ったので、
毎月18日と28日に開催される大須観音骨董市に行ってきました。
この日は夏休み最後ということで高速が混むだろうなと考え
朝早くに出ましたが、以外とスイスイと現地に到着。
おかげでお店もまだ出店準備中が多く、半分ぐらいのお店を見て歩きました。



その中から今回はこのお店で買わせていただきました。
このお店は時計コレクションの販売が中心で
どちらかといえばカメラ類はサブ扱いなのでお安く買うことできました。



まずカメラはオリンパスペンSです。
F3.5バージョンは持っているのですが、一般的なF2.8は持っていなかったので
これを選びました。角に小アタリはありますが動作は一通り問題ありませんでした。



次はSMC PENTAX 1:2.8/105mmです。Kマウントの105mmは持っていなかったので
お買い上げ。純正フードもついていました。



最後がAi NIKKOR 50mm 1:1.4です。同じものを既に持っているのですが
ついつい手を伸ばしてしまいました。

お値段お方は最初、
「このあたりのレンズはおいくらですか」と言うと
「全部買って6本」のお答え。
「メーカーバラバラだからそんなには無理ですよ」というと
「じゃ1本2000、3000円かな」
「全部なら1万円でいいよ」
「だから無理ですよ」
「じゃそのオリンパスペンはいくらですか」と聞くと
「それは3000円」

結局レンズ2本とペンで5000円で買わせていただきました。

秘密の骨董市

2010年08月31日 | 骨董市


いきなりですが今回こんなものを買いました。
いつもはどこの骨董市のこのお店とお知らせしているのですが、
今回買った骨董市だけはご勘弁ください。

こんなブログでも少なからず見ていただいている方がいるようで
骨董市で顔も名前もわからないはずなのに
「いつも見てますよ」
「ブログを見てからここに通いました」と
言われたのは1人や2人じゃおさまりません。
そのせいか、いつも買っているお店が見る見る間に人だらけになってしまい、
なかなかいいものに出会えるチャンスが少なくなってきました。
僕のような普通のガラクタ好きの方がふえるのはうれしいのですが、
転売目的の買い付け専門業者の方が増えるのはあまりうれしくないですね。

なので今回買った骨董市のお店はほんとうにのんびりしたのどかなお店なので
荒らされたくないのと、自分の楽しみがなくなる色気があるのが正直な気持ちです。スイマセン。

さてこの時計の箱ですが、この箱の横には懐中時計が2万円、
手巻き時計が6千円で売っていて、これには値札がありませんでした。

なのでこの箱を持って女性店主に
「この箱の中の時計はいくらですか」と訪ねると
「その箱全部で○○円」と言われてしまいました。
「え~そんなにいらんよ」と言うと、
「うちは1個でも2個でも全部でも一緒の値段、動くかなんてわからんから聞かんといて」
とやさしく言われてしまいました。

困ったなとその箱を見るとガラクタレベルではない時計がけっこう入っていました。

結局店主の言い値から2割引で箱ごと買わせていただきました。それがこちらです。



1個目、まずは大正か明治ごろの商館時計です。
あまりに古いので動かそうとするとこれは苦労しそうです。



裏蓋を見ると「コロン商会」のものらしいです。
なんか日本語が刻印されている時計を見るのは初めてなので新鮮ですね。



2個目、シチズンクリスタルセブンカスタムです。
ガラス風防に傷が多いですが、文字盤/ケースともに結構キレイなので使えそうです。



3個目、セイコーキングクォーツのダブルクォーツです。
トノー型のデザインは初めて見ました。



4個目、セイコーの婦人用手巻き時計です。



5個目、戦後頃のシチズン南京虫時計です。
ほんとに小さな時計なのに細かい仕事がされている文字盤は
ちょっと気に入りました。



6個目、シチズンコスモトロン電磁テンプ式時計です。



7個目、これは全然動かない懐中時計です。部品取りですね。



8個目、Cマークの古いシチズン手巻き時計です。
これだけ文字盤がキレイなものはなかなか出会えませんね。



9個目、セイコー5アクタスです。ガラス風防はものすごいことになっていますが
その他はキレイでした。風防を交換する十分使えそうです。



10個目、エルジン婦人用クォーツ時計です。



11個目、SEIKOSHAの刻印がある南京虫タイプの手巻き時計です。
外観はあまりキレイではありませんが、このムーブメントものすごく作りが良くてびっくりしました。



12個目、今回この時計が入っていたので買ったようなものです。
シチズンセブンスターカスタムデラックスです。
セイコー5スポーツのライバルですね。
かなり大きな文字盤でボリュームがあってこの頃の70年代デザインはほんとうにかっこいですね。

以上12個です。この中で動かなかったのがCマークの手巻きのゼンマイ切れ
商会時計の2つ。あとはなんとか動きました。

これだけの時計、一年がかりで時計を着替えしながら楽しめそうですね。

お値段は、国産アンティークの時計1個分ぐらいの値段でした。








ここ最近の新大阪骨董市

2010年08月16日 | 骨董市


新大阪骨董市も最近行ってはいたのですが、更新するのがおろそかになっていて
全然報告していませんでいた。
なのでここ最近行った2回分をご報告します。



2回ともいつもの軽トラックのお店で買いました。
このお店は隔週出店なのでお盆前と7月末の時ですね行ったのは。

まずは1回目のときの成果です。



まずは50センチほどのホーローバットです。ほとんどのホーローは
側面に塗装していて医療用みたいな濃紺がほとんどですが
これはきれいなエメラルドグリーンでした。
今回はこれに買ったものを入れていきました。



またまた前回に引き続いてスタンドです。
これは70年代万博頃のものです。これはバットを持ってうろうろしていると
「ハイこれ」といつも世話になっている常連さんから
「確保しておいたよ」と渡してもらいました。



次はビクトリノックス の未使用のナイフです。
まあ赤がスタンダードですがこれはパープルでした。



これはなんてことない振り子時計のゼンマイ鍵ですね。



カメラ類はこれが唯一でした。
ペンタックスタクマーの105ミリです。純正フィルター、フード類が全てそろっていました。
意外と105ミリは持っていなかったのでうれしかったですね。

そして最後が、遊びでこんなもの買ってしまいました。



巨人の星野球盤です。まだ消える魔球もなかった時代の古いものです。
この箱がすごく味があったので悩んだ末に買ってしまいました。
どうするんだの代表格ですね。

以上これで1700円でした。





ここ最近の新大阪骨董市その2

2010年08月16日 | 骨董市


新大阪骨董市その2です。



まずはワルツ製メーターです。黒っていうのがちょっと珍しいですよね。
セレンも生きていたのでまずはキープ



次はなんのマウントアダプターなのか全然わからないシロものです。
M42のペンタックスについていたのでそれぐらいしか知識がありません。
わからないけど一応キープ



次が昔の東芝製真空管です。真空管なんて使わないんですが
パッケージのかわいらしさについついキープ。



ちょっと変わっているのがこれ。
松下電気製AMラジオ「パナペット70」です。
もろ大阪万博っていうデザインですね。



ぶら下げるとこんな感じ。
ボリュームに少しガリがありますが全局今でも聞くことができます。



これが今回の大物、スイスラドーの「トライデント300」です。
ベルトも純正のものがついていました。
この時計最初は1万円の値がついていたらしく、
業者の方が思案した後、購入をあきらめたものでした。
たまたま店主の隣にいたので「はいこれ」と店主から渡されたものです。
さすがにこっちも1万円は出せないのであれこれ交渉の結果、
さっきのラジオやらなんやらとまとめて5千円で購入しました。

8月8日の東寺ガラクタ市

2010年08月15日 | 骨董市


お盆休み前は追い込みの仕事がバタバタしていて
満足に更新が出来ていなかったので少し古いですが
今月始め東寺ガラクタ市の模様をご報告いたします。

この日はお会いする骨董市の常連の方々から
「新大阪の骨董市はいませんでしたね」
「喫茶店で時間を潰しながら待ってたんですよ」と言われ
「仕事がありましたからすいません」と言いながら
「骨董市が仕事じゃないんだけどな…」と重いながら、
恐縮しまくりの一日でした。

この日は初めてのお店でこんなものを買いました。



まずはアルミかアルマイト製みたいな古いスタンドです。
スタンドを始め照明類は灯りがつくのかわからないので
今まで買うことがありませんでしたが、
照明などを中心に収集しているコレクターの方から
対処方法をいろいろレクチャーしていただいたので
最近ちょくちょくチェックするようになりました。
これに最新のLED電球をつけるとちょっと不思議な感じです。
これもコンセント部分が引きちぎられていましたが
その分、相場よりかなり安く買うことができました。



次がセイコーアドバンです。
70年代に少し飛んだデザインで人気があったシリーズです。
買ったときは風防が割れていてバンドもありませんでしたが
風防交換、ベルト取り付けで使えるようになりました。

時計の横をごそごそ探してみると時計の修理道具なんかが
ごろごろ出てきました。時計の針ばっかりカプセルに入ったものがあり
ちょっと欲しかったんですが、隣の女の子が9千円もの大金で買っていきました。
とても手がでる金額じゃありません。
なので僕はこれを買いました。



これは時計のムーブメントを分解するときに使用する
ムーブメントホルダーです。
最近、時計修理を趣味でされている方から修理講座と称する
勉強会に参加しているのでちょっとこれは欲しかったんですね。
これも買うと高いんですよ。



次はこれを買いました。なんだかおわかりですか。



時計屋さんが使う精密ドライバーセットです。
かなり使い込まれていましたが、まだまだ使えそうです。
ドライバーよりこのケースが欲しかったんですね。

以上これだけを抱えて値段交渉です。
まずスタンドの値段を聞くと
「それちょっと高いねん、5千円ほしいやけど」
まあ相場なりの価格です。でもちょっと高い、なので
「5千円でいいからほかの3つオマケして」というと
「まあええわ。」の一言。時計関連が全部オマケになりました。

 7月21日は四天王寺大師会

2010年07月23日 | 骨董市


この日は強烈に暑くて、夜も何度も起きてしまい全然眠れませんでした。
布団の中でじっとしていても暑いだけなので、この日は
ものすごく早い時間に四天王寺の骨董市を見てきました。
ただしあまりに暑いので早々に退散しましたが…

この日も全然ガラクタばかりでしが、ちょっと面白いカメラも買えたので
ちょっと満足な一日でした。



まずはこんなカメラばかり並べているお店の隣で買いました。
ここに並んでいるカメラは興味をそそるものがなくて、
隣のお店の壊れたジャンクカメラばかりの段ボールにおもしろいものがありました。



それがこちら。最初OMシリーズだろうとケースを開けてみるとこれが、



オリンパスFTLでした。こんなカメラ知っている人の方が
少ないと思いますが、OMシリーズを出す前に輸出用に製造された一眼レフです。
国内でも販売されましたが当時のM-1と同時期の発売だったので
ほとんど売れなかったらしく半年ぐらいで製造を止めてしまった悲運のカメラです。
でもこのカメラマウントはマウントがM42で、開放測光を実現している
なかなか優れもののカメラです。それに無骨なボデイデザイン。
これじゃOM-1を選ぶよなと思いますが、今改めて見るとノンデザインなこれも悪くないと思います。

このカメラ買った時は巻き上げロックがかかっていてシャッターも押せない状態
だったので1000円で買うことができました。
おそらくゼルフタイマーあたりを触ってロックがかかったんだろうなと思い
いろいろさわっていると「カシャ」とシャッターが降りて無事直りました。

その後少し歩くとこんなものを見つけました。



なにやらニコンものばかり入っていました。
ごそごそ見ていると店主が
「レンズとかカメラもあったけ売れてしもうた」とのこと。
いえいえ細かいアクセサリー好きとしてはなかなか面白い中身で
あれこれ買ってしまいました。



まずは残り物のレンズ「ヨンサンハチロク」ズームニッコールです。
こんなレンズ、確かに業者は買わないでしょう。
でも未だにこのレンズを使ったことがなく、
巷で言われている「ダメ玉」の写りを試してみたくなって手に取ってしまいました。
まあリア、レンズキャップ、フィルターも純正がついていたので
これだけでも値打ちがあるかと。



次が現像用のチェンジバック。高校以来現像を自分でしたことがないのですが
未使用みたいなのでこれもキープ。



その次がフォーカススクリーン。



2つもあってどうるのって感じですが。



ラバー製レンズフード



レンズキャップ



ガンカプラー



ニコンのPolar52mmフィルター



エクステンションチーブです。

当然全部中身入りです。
カメラのことは興味がないのか、これだけまとめて1000円でした。