白い影

日々 想う コト・モノを語ります。

最終日のLucie Rie

2011年04月22日 | デザインの仕事


先日の日曜日、「ルーシー・リー展」が最終日だったので
ちょっと遠かったのですが三重県四日市にあるパラミタミュージアムまで行って来ました。
大阪でも東洋陶磁美術館で開催されていたのですがあまりの連日来場者の多さに
うんざりしてしまい会期を逃し、パラミタミュージアムも逃すと
今度は山口県まで行かないと見れないので、
閉館ぎりぎりに会場に入りルーシー・リーの作品にふれてきました。
ルーシー・リーの作品は日本の民芸に影響を受けながら、
バウハウス、英国モダンデザインを取り入れた作風が特徴で
特に80歳を超えたあたりからのピンク、ブルー、グリーンを取り入れた
作品はほんとうにかっこ良く、至福のひとときでした。
画像はミュージアムからの帰り道で見つけた田んぼ一面の菜の花畑
最近手に入れたNIKKOR-S Auto 1:1.2 f=55mm開放で撮ってみました。
ちょっと夢のような景色。

骨董市でカメラ…

2011年04月11日 | 骨董市



ここ最近で急に暖かくなってきましたね。
ようやく骨董市めぐりにはいい季節になってきました。
今回は新しく移転をして再スタートを切った骨董市に行って来ました。
この骨董市は60ぐらいのお店が並ぶ骨董市なのですが、
業者の買い付け風な方も少なく、のんびりとお買い物ができます。
なのでお店のひとものんびりしたもので、ゆっくりを品物を並べるので
会場を何回も回らないといいものに出会えません。
それも天気がいいと苦にならないところがガラクタ道楽たる所以ですが…



今回はこのお店で買いました。何回かこのお店の前を通ったのですがほしいなと思うモノがなかったのですが、
帰る前に通りがかると、奥の方にカメラが3台ほど無造作に並べていてそのうちこれを買いました。



キャノンの最後の方のレンジファインダー「キャノン7」です。
キャノンPは持っているのですがこの7だけはなかなかご縁がなく、見かけても露出計がダメか
ものすごく高い値段がついていたりと手に入れることがなかったのですが今この個体は
露出計を見ると元気に反応しているし、シャッター関係も問題なく
お値段聞くと3000円とリーズナブルだったので買ってしまいました。

でもこのキャノン7、ちょっと変。



ライカのレンズキャップなんていう高級なものが付いていました。
実際買うときもお店の人が囁くように
「このキャップだけでも値打ちあるで」
「最初キャップ見たときはライカやって興奮したけどカメラを見たらキャノンで書いてあるやんか、がっかりや」
と言っていました。

でもこのカメラの値打ちはカメラ、キャップじゃなかったんです。
僕も買ってクルマに戻って、運転しながら包みを開けて初めて分かったびっくり事実。



わかる人には分かる「ライカズミクロン」沈胴レンズです。年に数度の幸運を使ってしまったような気分でした。