白い影

日々 想う コト・モノを語ります。

11月28日は大須観音骨董市

2010年11月28日 | 仕事場



ここ最近仕事がバタバタしていていろんな骨董市にもあまり行けずフラストレーションが溜まり気味でした。
でもようやく今日休みがとれたので紅葉観光を兼ねて少し遠出してみました。
そう名古屋の大須観音骨董市です。ここは毎月18日と28日が開催ですが
うまく土日の1000円高速の日に重ならないとなかなか行くことができません。
高速の渋滞も予想されたので早めに出発するとスイスイ走ることができて到着はなんと朝の6時。
当然外は真っ暗で「まさか誰もいないだろう」と大須観音を見ると、
懐中電灯を持った人人人。
こんな朝早くの骨董市なんて初めてでしたが一種異様な光景でした。
当然懐中電灯なんて持って行ってないので商品なんて見えません。
でも周りの懐中電灯の灯りを頼りに何店か見ていろいろ買うことができました。



今日はこのお店で買うことができました。
画像は帰る前なので空は明るくなっていますが買ったときは真っ暗でした。
朝早くは常連さんや買い付けのお客さんが中心なので、商品も陳列することもなく
持ってきたままの段ボールが無造作に放置されている状態です。
今回はちょっとすごいですよ。



まずはシチズンクリスタルセブン用の化粧箱です。
全然すごくないですが、時計はあっても元箱って探すとないものなんですよ。
ちょっとうれしかったのでお買い上げ。



次が戦後主に輸出用に生産されていたヘキサーの引き伸しレンズ50mmと75mmです。
元箱も揃っていて状態も良かったのでこれもお買い上げ。



ここからカメラです。こんなケースに入っていました。中からは、



ヤシカ35です。このカメラ既に1台持っているのですが、
ヤシカオリジナルの銀枠フィルターと金属キャップが
どうしても欲しかったので買ってしまいました。
このコンタックスコピーデザインが好きなんですよね。
そして最後のカメラが凄いです。こんなカメラ、骨董市でも中古カメラ屋でも見たことがないものです。



こんなケースに入っていました。そう「ニッカ」です。
ケースを見るとバルナック型にしては大きいなと開けてみると、



こんなのが入っていました。ニッカ最後のレンジファインダー機「NICCA ⅢL」です。
初めて触りましたが凄く質感の高いカメラです。



一部ではデザインのバランスが悪いと言われていますが、実物を見るとなかなかカッコいいです。



でもこんな所に転がっている理由はあるもので、巻き上げレバーが外れたのか折れたのかありません。
このカメラ自体が2000台ほどしか作られていないので、
まず巻き上げレバーだけ入手なんて不可能でしょう。
根元だけはあるので巻き上げはできるのですが、なんとかしたいですね。

レンズも標準レンズ「NIKKOR-H-C 50mm/f2 Lマウント」がちゃんとついていました。
※残念なフィート表示ですが、絞り表示が黒いバージョンって確か値打ちがあったような…

以上これだけを持って価格交渉です。
このお店少し高めで値切られるのを嫌うお店だった記憶があるので、遠慮気味の交渉です。

全部でいくらですか。

「古いカメラが2つか…」全部で6000円でいいわ。
値切ることなく買わせていただきました。ニッカの巻き上げレバーなんか代用で考えてみよう。






街中の雑草

2010年11月10日 | ギャラリー


街中にひっそり咲く雑草にも目をとめる、こころのゆとりを持ちたいものです。

ちなみのこの画像は先日2000円で買ったキャノンEOS20Dで撮りました。
液晶×なのでフィルムカメラのように一通り撮ってからPCで初めて見るのも悪くないですね。

10月31日はなんでも四日市

2010年11月01日 | 骨董市


台風がすっかい通過したせいかとってもいい天気になりました。(関西に帰ったら大雨でしたが…)
なのでこの日は店舗視察を兼ねて東海方面に行こうということで
毎月最終日曜日に開催される「なんでも四日市」に行ってきました。



東海地域はTOTOやINAXのお膝元なのかこんな古い便器も売っていました。



ここのお店もカメラ類や時計をちょくちょく買わせていただくお店ですが
この日はめぼしいものはなし。
興味外ですが、お店にはモデルガンが50丁ほどがずらり。ライフルタイプから拳銃タイプまで
うじゃうじゃありました。熱心なお客さんがみんなモデルガンを手にして
操作を片っ端からしていました。
客観的に見ると完全に「テロ前夜」の様相でした。
なんでもどれでも1丁3000円で、みんなあふれんばかり買っていました。

そんな風景を横目に見ながら今日はこんなものを買いました。



お店の画像はありませんが日用品ばかりガラクタを売っているお店でした。
雑多な中にゲランの化粧ケースに入ったレンズを見つけました。手に取ってみると



ヤシカ/コンタックスマウントの広角レンズ「YASHICA ML24mm 1:2.8」です。
フィルター罫にかるいアタリと後玉に軽いふき傷がありましたが使えそうです。
「これおいくらですか」と聞くと「2000円はほしいけど」との回答。
「でもレンズの角曲がってるから」と言うと「ほんと、よ~見てはるね」「いくらならほしいの」と言われたので
「1000円ぐらいかな」。「もうちょっとちょうだい」「じゃ1300円で」「いいよ」
ということで買わせて頂きました。
このレンズって広角のなかでは評判の高いレンズなのでちょっと使ってみようかなと思います。

そしてもうひとつ別のお店でこれを買いました。



オリンパスOM-1黒です。白なら買わないんですが0M-1の黒って凝縮感があってかっこいいですね。
触ってみるとファインダー腐食もなくてスローも効いていました。レンズだけ黴がありましたが
まあ許容範囲です。フードもついているしストロボシュー、フィルターも付いていたので
手に取ってしまいました。
これを売っていたお店はお茶の器と切手だけを段ボール二箱だけ並べているお店で、
このカメラは切手帳の底に転がっていました。
店主はカメラに興味がないらしく、「3000円やな」ということで無事買わせて頂きました。

今回は買わなかったのですがニコンの古いアポニッコールが別の店に転がっていました。
地球儀かと思うぐらいまん丸なレンズでかなり大きなレンズでした。
あいにく前玉に深い傷があったので買わなかったのですが、500円だったので買っとけばよかったかな。
いい文鎮ぐらいにはなったかなと、それだけがちょっと後悔の骨董市でした。