goo blog サービス終了のお知らせ 

白い影

日々 想う コト・モノを語ります。

10月30日はなんでも四日市

2011年11月03日 | 骨董市



最近仕事がバタバタしていまして、すっかりブログの更新がおろそかになっていましたね。
でも仕事もようやくヤマ場が過ぎたので、
久しぶりに四日市で開催されている「なんでも四日市」に行ってきました。
この骨董市は他の骨董市とは違い
業者の方も買い付け目的来店が少ないので
比較的のんびり見ることができます。
今回はカメラばかりいろいろと買いました。

まず1台目。クルマを止めて最初のお店にカメラがありました。
ペトリの黒い一眼とウォルサムの懐中時計と一緒に置いてありました。
それがこちら、



東京光学「プリモフレックスオートマット」です。
2眼レフでは最後の方に発売されたモデルで全体の造りも立派なモノです。
お値段はボディにシールが貼ってあり4500円。
「4500円…」とつぶやくと「それ安くしとく、最初のお客さんやから」と
3000円で買わせていただきました。

その後別のお店をブラブラ見ていると、いつもは古美術品を中心に扱っているお店が
めずらしくカメラを売っていました。
それがこちら、


段ボールに「500円」と書かれ無造作にカメラが数台放り込まれていました。
その中から2台を購入しました。それがこちら、



1台目が「オリンパスペンS」比較的初期のモデルのようです。
カメラ本体も珍しいですが、それよりレンズに装着されているレンズフード。
しっかりした金属製の造りの良いフードです。
もしかするとカメラよりこちらのほうが値打ちがあるかもしれませんね。

そしてもう1台がこちら、



これは骨董市では珍しい「Nikonニコノス2型」です。
店主は「全然使い方がわからん」とおっしゃっていたので、
カメラを見てみるとシャッターロックがかかっていました。
ロックレバーを解除をしてシャッターを押すと無事作動しました。
「使えるようですよ」と店主に伝えて「よかったですね」とおっしゃって
無事2台で1000円で買うことができました。

その後1時間近くブラブラしていて、「さあ帰ろうか」と
クルマに戻る道を歩くと、さきほど2台のカメラを買ったお店が
一眼レフを2台ほど追加で出品されていました。
そのうちの1台を買ったのですが、それがこちら



Nikonの電子制御一眼レフ「FE2」です。
FEは使ったことがあったのですが、FE2は初めてです。
もう1台はちなみにNikonF501でした。
手に取って動くか確かめようとすると
さすがに電池切れで動きません。店主も「動かんやろ」の一言。
「動くかどうか遊ぶだけでも楽しいからいくらですか」と聞くと
「1000円でいいよ」の一言。その瞬間まわりの4、5名ほどの常連さんが
「ニコンが1000円!そりゃ安いわ、安すぎるわ」の大合唱。
でも店主の方は「安くてよろこんでもらったらそれでええ」と言われ
1000円で買うことができました。
帰りに100円ショップに寄ってLR44を2個入れてみたところ無事作動しました。
ちょっとフィルムを詰めてしばらく楽しんでみようと思います。











10月2日は東寺ガラクタ市

2011年10月05日 | 骨董市



最近めっきり朝が冷え込んできましたね。だんだん朝早くの骨董市もつらくなってきました。
この日も朝からぶるぶる震えるぐらいの寒さ。
行こうかどうか悩みましたが、結果的に行ってよかった結果になりました。
今回はカメラ関係の収穫報告を。

上の画像のお店で初めて購入しました。
ここの店主はいささか癖があって、良いモノを揃えているのですが
少々おっかなく、値引も難しく、値段が高いので
業者の買い付けの方もあまり立ち寄らないお店です。
僕も前を通り過ぎようとしましたが、たまたま白い紙袋が陳列前の荷物の中に見えたので
「一応見ておこうかな」と覗いたらカメラが入っていた次第です。

中にはカメラが2台、レンズが1個入っていて、
「この紙袋のカメラいくらですか」と聞くと「バラ売りができん」「まとめて」と言われてしまいました。
お値段ちょうど1万円。こんなにカメラはいらないと言ってもダメで、当然値引きもダメで、
「まだ店の出す前やからあんたが最初のお客やから無理して売るつもりないんよ」の駄目押し。

いつもなら諦めるのですが今回久しぶりに大金で買ってしまいました。
それがこちら。



広角レンズ付のミノルタSRT101です。こんなもの欲しくはないんです。



次がヤシカJ-5。これはオートヤシノンレンズがちょっと魅力的です。銀鏡胴のレンズはあまり見かけませんからね。
2台とも動作は問題なく、レンズも黴等なくキレイなものでした。

でも今回買った一番の理由はこれが入っていたからです。長年欲しいと思いながら出会えなかったこれです。



そうです。ミノルタの名玉、MC ROKKOR -PG 1:1.2 f=58mm
このレンズは長年欲しかったレンズです。ほとんどスレもなく、
レンズ自体もこの時代特有の黄色変色もあまりありませんでした。
ああ早くフィルムを詰めて、このレンズで撮影したいものです。

9月20日は四天王寺秋季彼岸会

2011年09月21日 | 骨董市

四天王寺で開催される骨董市は
毎月21日なのですが、お彼岸だけ9月20日から25日まで5日間も開催されます。
ただ5日間ともなれば出品料もそれだけらしく9月だけお店の数がぐっと少なくなります。
加えて台風が関西を直撃しているダブルパンチで朝から大雨。
当然骨董市に朝から行くことなんてなかったのですが、
仕事の打合せの帰りお昼休みに通りがかったので
「どうかな~」とのぞいてきました。

会場の画像はありません。なんせ大雨ですから。
でもこんな天候の中、数店営業をされていました。
そんな中からこんなものを買いました。



バルナックライカの汎用カメラケースです。
自宅に古いLeicaがあるので買ってしまいました。
肩ひももすり切れておらず、ケースのコンディションもまずまずキレイです。
でもなんといってもこの少し小豆色がかった色目の美しいこと。
一般的にはブラウン革が普通なのですが、これはちょっと存在感があってモダンな感じです。

天気が良かったら朝一番に無くなっていたでしょうね。
お昼ご飯より安いちょっとした買い物でした。

9月11日は姫路青空マーケット

2011年09月16日 | 骨董市

長らく仕事がバタバタしておりまして
すっかり更新をさぼっていました。さぼっている間もちょくちょくとは骨董市にも顔を出していたので
ちょっとずつ戦利品を紹介していこうかと思います。
今回は先週の日曜に開催された姫路青空マーケットです。
ここは月2回開催されているらしく、姫路城の真ん前の公園で行われています。
ちょうど食料やなんか買い出しに西側に向かったのでちょっと朝に立ち寄ったときの報告です。

でもデジカメを持ってくのを忘れてしまったので会場の画像はありません。
では今回買ったのはこれです。



植田正治写真集「音のない記憶」です。
植田正治氏とは鳥取砂丘を舞台とした人物写真が有名で、大山の麓には植田正治写真美術館があり、
もう何度も足を運んでいるぐらい大好きな写真家です。

でもこの写真集に収められているヨーロッパ編の写真は見たことがなく、
写真集自体も絶版でいつかは見たいと思っていた作品群です。



今回始めてヨーロッパで撮影された写真を見たのですが、やっぱり植田正治は植田正治でしたね。
撮影の舞台が変わっても、気になる対象・画角は日本で撮影されたものとあまり印象は変わりませんでした。
静かで人に向ける愛情があふれていて素晴らしい写真の数々でした。

そしてこの写真集…



なんと買ったときはわからなかったのですが、植田正治氏の直筆サイン入りです。

この本、古道具が雑然と並んだお店の店頭に何冊か積んであった一冊です。
お値段聞くと、そもそも写真集なんかに興味がないらしく1時間の駐車料並みの価格で買うことができました。
地方の骨董市は楽しいですね。


骨董市でお買い物(時計編)

2011年06月28日 | 骨董市



いつもは何処の骨董市に行ったか書いているんだけど、
この骨董市はあまり買い付け業者の方が少なく
のどかでどのお店もお値段安価なので場所はご勘弁を。

今回は2店舗でいろいろ買いましたが、今回は時計を買ったお店を紹介します。
このお店は他のお店より少し遅めに会場に現れますが、
クルマが着くなりすごい人だかりになります。
商品は書画骨董類から、女性に人気のサビサビものからプラモデル、モデルガン、古民具
カメラ、時計までバラエティ豊かでクオリティもかなりハイレベルの品揃えです。
ただこのお店の欠点は全て箱買いが前提なこと。
画像にあるかごや段ボール単位で買わないといけません。
なのでプラモデルならかごごと10個ぐらい買わないといけません。
なので僕がほしいカメラや時計も当然箱単位。
ほしいもののためにその他のどうでもいいものまで買わないといけないのが難点ですね。

この日もお客さんが取り囲む中、商品がズラーと並びましたが
店主がいいと言うまで手に取ることもダメなお店です。
この日は運良く僕の手前に時計のカタマリがあったので買うことができました。



それがこちら。値札がついていますがこれが一箱のお値段です。中にあった時計は、



まずはシチズン自動巻ダンディセブン。いつ見てもダンディセブンは変なデザインが多いですね。
そりゃ当時クリスタルセブンと比べると売れなかった訳です。



次が同じくシチズン手巻き時計「シチズンエース23石」です。
文字盤周辺に腐食が少しありますがびっくりするぐらい時間が合います。
昔のものでもいいパーツを使ったものは長持ちしますね。



これはおそらくスイス製と思われる「EDWARD」というメーカーのスモセコ時計です。
長針がないのでどこかのジャンクから探さないといけませんが正確に動いています。



これはどうでもいいアルバクォーツです。なので買ったままなにもキレイにしていません。



これはシチズン初期の高級クォーツとして売り出された「シチズンクリストロン」です。
まあ今では100円ショップでもクォーツなら買える世の中になりましたが
当時はびっくりするぐらい高かった時計です。
ちょっと動きが不安定でしたがなんとか動きました。



最後がこちらスイス製自動巻「RADO VOYAGER」です。
この時代のラドーは過度なデコラティブじゃなくて
モダンでいいデザインですね。時計の格としてはオメガやロレックスの
足下にも及びませんが好きなんですよラドーは。

こんなに時計ばっかり買ってどうするのと突っ込みが入りそうですが、
毎日日替わりで買ったモノを磨いて愛用しています。


6月5日は東寺ガラクタ市

2011年06月08日 | 骨董市



梅雨まっただ中で毎日雨ばっかりだったのですが、この日は午前中だけ天気がよかったので
東寺のガラクタ市に行ってきました。

この日はちょっとめずらしく早起きが出来て早めに行ったので
それなりの収穫がありました。



まずはこのお店。普段はカメラ類なんて出ないお店ですが、
たまたま初だしが出たとかで段ボールにカメラがちらほら。
ペンタックスMEFに変なカタチのAFレンズ付のおもしろいものもありましたが
これを買いました。



コニカオートレックスです。ハーフとフルサイズに切り替えが出来る一眼レフですね。
すでに黒とシルバーの2台を所有しているのですが、
これは『P」仕様。露出計もない完全マニュアル一眼です。買ったときはシャッターの調子が
悪かったのですが注油で無事直りました。お値段1500円



次はこのお店。このお店はなかなかセレクトがセンスよくていい目の肥やしにさせてもらってます。
ただ少しお値段お高め。でも時計とカメラだけはリーズナブルに買うことができるお店です。
今回はこれを買いました。



ヤシカの8ミリカメラなんかについているDマウントのズノーレンズです。Cマウントならびっくり値段ですが
Dマウントなら安価で手に入ります。



次がポケ単と呼ばれるコダックの蛇腹カメラです。ベスト判だったかな?
小さめのフィルムを使うカメラなのでコンパクトでとてもかわいく造りもよいカメラです。
お値段これ2つで1000円でした。

その後ぶらぶらしていて普段あまり見ない西洋アンティーク専門らしきお店の店頭に
時計がいくつかありお値段聞くと
「動いてる?」聞かれたので「ひとつは動いてなくて、もうひとつは秒針がないタイプだからわからない」
と言うと「2つで1000円でいいわ」というので買ったモノがコレです。



セイコー初期のワンピース仕様「ロードマチック」と「エテルナマチック」レディース時計です。
エテルナの方は静かな場所でリューズをまわすと動き出しました。
ロードマチックは風防と時計が合っていないのか風防を外すと元気に動き出しました。

まずまず楽しめた骨董市でした。




最近、骨董市で買ったもの其の壱

2011年05月30日 | 骨董市

最近は雨ばっかりですね。土日の骨董市も雨で中止となり
事務所の整理と掃除に明け暮れていました。

今回は今年になって骨董市で買っていたけどブログにアップしていないものを紹介したいと思います。
一回目は好きなひとしか全然興味がない代表みたいなものです。



新大阪の骨董市で、和菓子の箱に入ったモノを500円で買いました。中身は何かというと



陶器の破片ばかり。これこそただのガラクタにしか見えませんがこれ、須恵器というものなのです。
須恵器は古墳時代から平安時代まで陶器で、当時はちょっとした高級品だったようです。
今は須恵器を出土して所有するのは確かダメみたいですが、
おそらくこれは合法の時に出土品を収集されたものが
巡り巡って新大阪にやってきたと思われます。



自然釉の色合いなんていい具合で存在感がありますよね。



これなんて波模様が入っていますが、縄文時代の人がした仕事を考えるとちょっとロマンを感じます。

この須恵器の破片、買おうかと会場で手に持っていると10人のうち8人は
「なんでそんなのがいいの」
2人が「いい買い物やわ、どこにあったの欲しかったわ」という反応でした。
今は自宅でお香立てとして陶片は活躍しています。

5月25日は北野天満宮骨董市

2011年05月25日 | 骨董市



今日は久しぶりに天気がよくて、これを逃すと当分天候が悪そうなので
久しぶりに北野天満宮の骨董市を仕事前に30分ほど見て来ました。

北野天満宮の骨董市は以前はちょくちょく見ていたのですが、
どうも相性がよくないのか、ガラクタ趣味に合わないのか
買うモノが見当たらず最近は行っていませんでした。
今回はカメラ類ばかり買ってしまいました。




まずはこのお店。今まで買ったことがないお店だったのですが、店の前を見るとカメラ類の段ボール。
でもどれもホント状態の悪いモノばかりでいつもなら買わないのですが
天気がよいためかついついこんなモノに手を出してしまいました。



ズイコー85mmF2.0とコシナの広角マクロレンズです。コシナはKマウントだとばっかり思っていましたが
帰って表示を見るとコンタックス/ヤシカ用でした。
どちらも程度が悪いので実用にはちょっと無理かな…
お値段2個で2500円でした。

その後近くのこのお店で買いました。



このお店にカメラ類がいつもあるのは知っているのですが、ここの女性店主は値付けが厳しい!
カメラはどんなに壊れていても5000円。がんとして譲りません。
この日もダメ元で「やっぱりカメラは5000円ですか」と聞くと
「そう最低5000円から」の一言。
「以前調子の悪いものを3000円にしてもらったことがあるけど無理ですか」と再度聞くと
「業者向け商品やから無理やな」の駄目押しが。
あきらめて帰ろうとすると、
「おばちゃんのところで買ってくれたことあるんか」と聞かれたので
「あるよ」と言うと、「しゃあないオマケしてあげる」と
3000円にしてもらえました。そのカメラがこちら。



コニカの50年ぐらい前のコニカ IIBです。これは初期型なのでちょっと前から欲しかったものです。
買ったときは巻き上げをしてシャッターが押せないジャンクだったので
「飾りでもいいか」と思っていたのですが、事務所で検索してみると
これは巻き上げチャージを2箇所でやらないとシャッターが押せない仕組みだったんですね。
解説通り動かすと無事動き出しました。まさか巻き上げを2箇所でやるなんて思いもしませんでした。
ヘキサーの写りは好きなのでちょっと梅雨があけたら撮影してみようと思います。








5月7日は新大阪骨董市

2011年05月07日 | 骨董市



GWもあと2日で終わってしまいますね。それなのに今日は仕事の打合せがあり、
行楽を楽しく人々をみながら仕事に励んでいました。
せめて朝だけでもGW気分を味わおうと、骨董市には不釣り合いなスーツ姿で
ちょっとの時間ですが見て回りました。

この日は隔週で現れる軽トラックのお店はお休み。
なのでカメラを売っているお店に顔を出して雑談をしていると
ふと目に留まったカメラがありました。
ちょっと触ってみると巻き上げロックがかかっていてシャッターが押せません。
「惜しいな、メーターは生きてるんやけど」と店主の言葉。
最初は4000円の言値でしたが3000円位してもらい買ったカメラがこれです。



ニコンの機械式一眼レフ「ニコンFM」です。
FEならごろごろしていますがなぜだかこのFMだけが今まで縁がなく、
骨董市で見かけるのもこれが初めてでした。

レンズはキレイなNikkor-o Auto 35mm f2Ai改が付いていました。

まあレンズ代と思えばと買った次第です。
でもこのキレイなFMなんとか動かないかなと、いつものごとく
裏蓋を開けてあれこれいじってみると突然「バシャ」とシャッターが降りて
作動するようになりました。

FMは非Aiでも装着することができますので
動いたのはちょっとうれしかったですね。

ちょっとGW明けにこれで撮影してみようと思います。


5月1日は東寺ガラクタ市

2011年05月01日 | 骨董市



GWに突入しましたね。本当ならちょっと遠出でもしようかとあれこれプランを立てていましたが
天気予報を見ると日本全国雨…
なので計画は頓挫して、近場の東寺ガラクタ市に行ってきました。

奇跡的に朝だけは雨がほとんど降らず、骨董市を楽しめましたがやはりお客も少なく
お店も2/3ほどしか出店していませんでした。

そんな中から今回は今まで買ったことがないお店ばかりでこんなものを買いました。



ニコンの双眼鏡です。ほとんど使われていなかったようでキズ一つありませんでした。
のぞいてみるとやっぱりニコンだけあってものすごくクリア。
店主はこんなものにはあまり興味ないらしくかなりお安く買うことができました。

その後5~6店ほど離れたお店でこんなものを見つけました。




これを買ったお店は古民芸、骨董系の品揃えが中心で
たまたま廃業した時計店から出たものらしいのです。
店主は時計関係などあまり興味がないらしく
「段ボールの中身全部買ってもらわないと」と言われてしまいましたが
交渉の末ほしいものだけで買うことができました。
時計の修理道具は持っているのですが、
やっぱりプロの方が使っているものは全然使いやすく
僕の持っているモノとはレベルが違いますね。

ちょっとの時間だけの散策でしたが案外楽しかったです。





骨董市でカメラ…

2011年04月11日 | 骨董市



ここ最近で急に暖かくなってきましたね。
ようやく骨董市めぐりにはいい季節になってきました。
今回は新しく移転をして再スタートを切った骨董市に行って来ました。
この骨董市は60ぐらいのお店が並ぶ骨董市なのですが、
業者の買い付け風な方も少なく、のんびりとお買い物ができます。
なのでお店のひとものんびりしたもので、ゆっくりを品物を並べるので
会場を何回も回らないといいものに出会えません。
それも天気がいいと苦にならないところがガラクタ道楽たる所以ですが…



今回はこのお店で買いました。何回かこのお店の前を通ったのですがほしいなと思うモノがなかったのですが、
帰る前に通りがかると、奥の方にカメラが3台ほど無造作に並べていてそのうちこれを買いました。



キャノンの最後の方のレンジファインダー「キャノン7」です。
キャノンPは持っているのですがこの7だけはなかなかご縁がなく、見かけても露出計がダメか
ものすごく高い値段がついていたりと手に入れることがなかったのですが今この個体は
露出計を見ると元気に反応しているし、シャッター関係も問題なく
お値段聞くと3000円とリーズナブルだったので買ってしまいました。

でもこのキャノン7、ちょっと変。



ライカのレンズキャップなんていう高級なものが付いていました。
実際買うときもお店の人が囁くように
「このキャップだけでも値打ちあるで」
「最初キャップ見たときはライカやって興奮したけどカメラを見たらキャノンで書いてあるやんか、がっかりや」
と言っていました。

でもこのカメラの値打ちはカメラ、キャップじゃなかったんです。
僕も買ってクルマに戻って、運転しながら包みを開けて初めて分かったびっくり事実。



わかる人には分かる「ライカズミクロン」沈胴レンズです。年に数度の幸運を使ってしまったような気分でした。

3月6日は東寺ガラクタ市

2011年03月07日 | 骨董市



春だというのに、暖かいと思ったら寒波がやってくるし不安定きわまりないこのごろです。
この日は毎月第一日曜なので東寺のガラクタ市に行ってきました。
最近ガラクタ市に行ってもほしいものがなかなか無いので行くのをやめようかと思いましたが
目覚ましをかけないでも自然に目が覚めたので「いいことあるかも」なんて思ったしだいです。

結果から言うと「これぞ!」という出物は無かったですがそれでもそこそこ楽しむことができました。
それでは買ったモノを紹介します。



まずはこのお店で買いました。このお店毎回カメラを売っているのですが、
値段が高くおいそれと手が出せるものがありません。
この日もニコンFなんかが3万5千円なんかが並んでる中でこれを見つけました。



和製ローライ35と呼ばれるペトリカラー35です。
シルバーボディは時々見かけますがブラックボディは初めてです。
メーターも生きているしシャッターも切れていて撮影出来そうだったのでこれをお買い上げ。



これはペトリの横にあったニコン光学銘のボディキャップです。
光学マークには弱いので、3枚あった全部買ってしまいました。
買ったと言ってもペトリのおまけに付けてもらったみたいなもんですけど…

結局カメラ関係がこれだけ。
そうそうガラクタ市の前日に新大阪の骨董市をちょっとだけ覗いたら
いつもカメラを専門に売っている人から「今日はいいものあるよ」と
新聞に包まれたカメラを見せてくれると
まずまずキレイなニコンS2後期型50ミリ1.4付きが出て来ました。
お値段を聞くと3万5000円。相場からするとかなりリーズナブルですが
まさか骨董市でそんな大金を用意しておらず、
手から離すと、すぐに売れて行きました。

話が脱線しましたが、その後ブラブラ廻って時計修理の勉強用にあれこれ買ってしまいました。



まあこれでもニコンS2の1/10ほどの買い物なんですけどね。


2月21日は四天王寺大師会

2011年02月21日 | 骨董市



昨日予告した通り、早朝だけ四天王寺で開催される骨董市「大師会」に行ってきました。
仕事前なので慌ただしく見ましたが、それでも2店舗ほどでカメラやら時計関係を買うことができました。
まず一つ目のお店で買ったのが、



昔のキャノン40ミリフィルター2個セットです。でもイエローとレッドのフィルターなので
まず使うことはないかと思いますが、元箱がかわいいのでお買い上げ。



次がライカマークそっくりさんのベスト判フィルムの未使用品です。
未使用といってもおそらく40年以上はたってますが…
これはなんといってもこのマークでしょう。
こんな無邪気なロゴマークは大好きです。



次がケンコーのフィルターとステップアップリングのセットです。
これはあんまりほしいとは思わなかったのですが、最後の値段交渉で
安くしてもらうのは難しくおまけにつけて貰ったものです。



最後がシチズンのチューニングフォーク ハイソニックです。
これ見てくれは汚いクォーツにしか見えませんが、その昔ほんの一時期しか作られなかった
音叉時計というものです。電池を入れると「キーン」という低周波が聞こえるものです。
事務所に帰って電池を入れてみると元気に動き出しました。
風防を替えてやると見違えるほどキレイになるんじゃないかと思います。
これで以上1000円でした。


そしてカメラ関係を別のお店で買いました。
このお店は若いおにいさんが2人でされていて、カメラが好きだとかで
いつも2~3台だけキレイな状態で持って来てくれるところです。
この日も前を通りかかると「あ!カメラありますよ。今日はいいのありますよ」と
呼び止められたので見せてもらうといつものようにピッカピカのカメラだったので
2台買わせて頂きました。それがこちら



まずはオリンパス35Sです。よく骨董市でも見かけるモデルですが、
たいがい汚くてレンズのクモリのものばかります。
でもこれは整備済みとのことでキレイでした。

そしてあんまり骨董市では見かけない、見ても高いものがこちら。



オリンパスペンFT 40mF1.4付きです。うれしいことにレンズキャップまでついていました。
動作が問題なかったのですがレンズがちょっとガタがあるのと、
ファインダーガラスが少しアンバーがかっていると説明を受けてそれでよければということで
買わせて頂きました。

これが2台6000円でした。特にオリンパスペンは花文字の初代は使ったことがあるのですが
FTは初めてです。ちょっと満足な朝のひとときでした。








2月13日は姫路青空マーケット

2011年02月15日 | 骨董市



今回はちょっといつもと趣向を変えて、兵庫県姫路市の青空マーケットに行ってきました。
このマーケットは骨董市とは違ってフリマ寄りな感じで、
日用品やら野菜やらに混じって古道具も売っているぐらいな市です。

一回りをしてカメラ関係や、家具小物類はありませんでしたが、



今回はこのお店で時計をいくつか購入しました。それがこちら。



セイコーキングクォーツです。家に帰ってから電池を入れると元気に動き出しました。



次がセイコーロードクォーツです。ある意味キングクォーツより見かける確率が少ない時計です。
でもだからといって値打ちがあるとはいえませんが…。これは電池を入れてもまだ動きません。
ちょっと動くのは無理かも。



そしてシチズンANA-DIGI TEMPです。このモデルは時々骨董市でも見かけますが、
あんまり状態のいいものを見たことがありません。
これはあんまり使用感がなくてキレイな状態でした。
これも家に帰って電池を入れてみると、デジタル表示は現れましたがアナログ表示の針はどちらも
びくとも動きません。ちょっと苦労をしてあれこれ調整をしてなんとか全て動くことができました。
前から欲しいモデルだったのでちょっとうれしかったですね。



最後がこれ大正時代ぐらいのスイス、タバン社の懐中時計です。
分刻み部分に金加工が施していて魅力的な文字盤で一目で気に入りました。
でもこれ、最初見たときは短針だけで長針や秒針はありませんでした。
裏蓋を開けるとなんとか動きそうなので
「針を他から探してなんとかなるかな」と買ったものです。
そして家に帰り、風防を開けてみるとなんと風防の縁に外れた針がそれぞれ出て来ました。
日頃の行いがいいのやらと一人ほくそ笑んで、無事針を取り付け
時を刻んでいます。

以上全部で骨董市じゃないのでフリマ価格で買うことができました。





2月6日は東寺ガラクタ市

2011年02月06日 | 骨董市



2月に入りようやく冬の厳しさも一段落して、早朝でも骨董市に行くのが億劫にならなくなってきました。
それでもいつも骨董市でお会いする方々はみな朝の5時台に来ているとのこと。
そりゃ真っ暗ですよ、そんな時間じゃと突っ込みも入れたくなりますが
良い物と出会うにはそんな努力が必要かもしれませんね。
でもこちらはドウラクのガラクタ集めなのでいいんです、明るくなってからでも。

今日は1時間ほど見て回りましたが、カメラ関係は全滅。
時計関係もほとんどありませんでしたが、1店舗だけ4~5個
手巻きが入っていたので2個ほど買いました。それがこちら。



オリエントスターとセイコーチャンピオンの手巻き時計です。
どちらもゼンマイが巻き上がって動いていませんでしたが、裏蓋を開けて
ちょっと触ると元気に動き出しました。
特にセイコーチャンピンは黒文字盤なのでちょっとうれしかったですね。
汚れ、シミ、劣化はありますが、黒なので目立ちにくく日常使いには気になりません。



さっそく家に帰ってから風防とベルト交換をして、少し磨きをかけて
ちょっと格好良くなったとは思いませんか。

そんな東寺ガラクタ市でした。