白い影

日々 想う コト・モノを語ります。

10月30日はなんでも四日市

2011年11月03日 | 骨董市



最近仕事がバタバタしていまして、すっかりブログの更新がおろそかになっていましたね。
でも仕事もようやくヤマ場が過ぎたので、
久しぶりに四日市で開催されている「なんでも四日市」に行ってきました。
この骨董市は他の骨董市とは違い
業者の方も買い付け目的来店が少ないので
比較的のんびり見ることができます。
今回はカメラばかりいろいろと買いました。

まず1台目。クルマを止めて最初のお店にカメラがありました。
ペトリの黒い一眼とウォルサムの懐中時計と一緒に置いてありました。
それがこちら、



東京光学「プリモフレックスオートマット」です。
2眼レフでは最後の方に発売されたモデルで全体の造りも立派なモノです。
お値段はボディにシールが貼ってあり4500円。
「4500円…」とつぶやくと「それ安くしとく、最初のお客さんやから」と
3000円で買わせていただきました。

その後別のお店をブラブラ見ていると、いつもは古美術品を中心に扱っているお店が
めずらしくカメラを売っていました。
それがこちら、


段ボールに「500円」と書かれ無造作にカメラが数台放り込まれていました。
その中から2台を購入しました。それがこちら、



1台目が「オリンパスペンS」比較的初期のモデルのようです。
カメラ本体も珍しいですが、それよりレンズに装着されているレンズフード。
しっかりした金属製の造りの良いフードです。
もしかするとカメラよりこちらのほうが値打ちがあるかもしれませんね。

そしてもう1台がこちら、



これは骨董市では珍しい「Nikonニコノス2型」です。
店主は「全然使い方がわからん」とおっしゃっていたので、
カメラを見てみるとシャッターロックがかかっていました。
ロックレバーを解除をしてシャッターを押すと無事作動しました。
「使えるようですよ」と店主に伝えて「よかったですね」とおっしゃって
無事2台で1000円で買うことができました。

その後1時間近くブラブラしていて、「さあ帰ろうか」と
クルマに戻る道を歩くと、さきほど2台のカメラを買ったお店が
一眼レフを2台ほど追加で出品されていました。
そのうちの1台を買ったのですが、それがこちら



Nikonの電子制御一眼レフ「FE2」です。
FEは使ったことがあったのですが、FE2は初めてです。
もう1台はちなみにNikonF501でした。
手に取って動くか確かめようとすると
さすがに電池切れで動きません。店主も「動かんやろ」の一言。
「動くかどうか遊ぶだけでも楽しいからいくらですか」と聞くと
「1000円でいいよ」の一言。その瞬間まわりの4、5名ほどの常連さんが
「ニコンが1000円!そりゃ安いわ、安すぎるわ」の大合唱。
でも店主の方は「安くてよろこんでもらったらそれでええ」と言われ
1000円で買うことができました。
帰りに100円ショップに寄ってLR44を2個入れてみたところ無事作動しました。
ちょっとフィルムを詰めてしばらく楽しんでみようと思います。