白い影

日々 想う コト・モノを語ります。

10月2日は東寺ガラクタ市

2011年10月05日 | 骨董市



最近めっきり朝が冷え込んできましたね。だんだん朝早くの骨董市もつらくなってきました。
この日も朝からぶるぶる震えるぐらいの寒さ。
行こうかどうか悩みましたが、結果的に行ってよかった結果になりました。
今回はカメラ関係の収穫報告を。

上の画像のお店で初めて購入しました。
ここの店主はいささか癖があって、良いモノを揃えているのですが
少々おっかなく、値引も難しく、値段が高いので
業者の買い付けの方もあまり立ち寄らないお店です。
僕も前を通り過ぎようとしましたが、たまたま白い紙袋が陳列前の荷物の中に見えたので
「一応見ておこうかな」と覗いたらカメラが入っていた次第です。

中にはカメラが2台、レンズが1個入っていて、
「この紙袋のカメラいくらですか」と聞くと「バラ売りができん」「まとめて」と言われてしまいました。
お値段ちょうど1万円。こんなにカメラはいらないと言ってもダメで、当然値引きもダメで、
「まだ店の出す前やからあんたが最初のお客やから無理して売るつもりないんよ」の駄目押し。

いつもなら諦めるのですが今回久しぶりに大金で買ってしまいました。
それがこちら。



広角レンズ付のミノルタSRT101です。こんなもの欲しくはないんです。



次がヤシカJ-5。これはオートヤシノンレンズがちょっと魅力的です。銀鏡胴のレンズはあまり見かけませんからね。
2台とも動作は問題なく、レンズも黴等なくキレイなものでした。

でも今回買った一番の理由はこれが入っていたからです。長年欲しいと思いながら出会えなかったこれです。



そうです。ミノルタの名玉、MC ROKKOR -PG 1:1.2 f=58mm
このレンズは長年欲しかったレンズです。ほとんどスレもなく、
レンズ自体もこの時代特有の黄色変色もあまりありませんでした。
ああ早くフィルムを詰めて、このレンズで撮影したいものです。