いきなりですが今回こんなものを買いました。
いつもはどこの骨董市のこのお店とお知らせしているのですが、
今回買った骨董市だけはご勘弁ください。
こんなブログでも少なからず見ていただいている方がいるようで
骨董市で顔も名前もわからないはずなのに
「いつも見てますよ」
「ブログを見てからここに通いました」と
言われたのは1人や2人じゃおさまりません。
そのせいか、いつも買っているお店が見る見る間に人だらけになってしまい、
なかなかいいものに出会えるチャンスが少なくなってきました。
僕のような普通のガラクタ好きの方がふえるのはうれしいのですが、
転売目的の買い付け専門業者の方が増えるのはあまりうれしくないですね。
なので今回買った骨董市のお店はほんとうにのんびりしたのどかなお店なので
荒らされたくないのと、自分の楽しみがなくなる色気があるのが正直な気持ちです。スイマセン。
さてこの時計の箱ですが、この箱の横には懐中時計が2万円、
手巻き時計が6千円で売っていて、これには値札がありませんでした。
なのでこの箱を持って女性店主に
「この箱の中の時計はいくらですか」と訪ねると
「その箱全部で○○円」と言われてしまいました。
「え~そんなにいらんよ」と言うと、
「うちは1個でも2個でも全部でも一緒の値段、動くかなんてわからんから聞かんといて」
とやさしく言われてしまいました。
困ったなとその箱を見るとガラクタレベルではない時計がけっこう入っていました。
結局店主の言い値から2割引で箱ごと買わせていただきました。それがこちらです。
1個目、まずは大正か明治ごろの商館時計です。
あまりに古いので動かそうとするとこれは苦労しそうです。
裏蓋を見ると「コロン商会」のものらしいです。
なんか日本語が刻印されている時計を見るのは初めてなので新鮮ですね。
2個目、シチズンクリスタルセブンカスタムです。
ガラス風防に傷が多いですが、文字盤/ケースともに結構キレイなので使えそうです。
3個目、セイコーキングクォーツのダブルクォーツです。
トノー型のデザインは初めて見ました。
4個目、セイコーの婦人用手巻き時計です。
5個目、戦後頃のシチズン南京虫時計です。
ほんとに小さな時計なのに細かい仕事がされている文字盤は
ちょっと気に入りました。
6個目、シチズンコスモトロン電磁テンプ式時計です。
7個目、これは全然動かない懐中時計です。部品取りですね。
8個目、Cマークの古いシチズン手巻き時計です。
これだけ文字盤がキレイなものはなかなか出会えませんね。
9個目、セイコー5アクタスです。ガラス風防はものすごいことになっていますが
その他はキレイでした。風防を交換する十分使えそうです。
10個目、エルジン婦人用クォーツ時計です。
11個目、SEIKOSHAの刻印がある南京虫タイプの手巻き時計です。
外観はあまりキレイではありませんが、このムーブメントものすごく作りが良くてびっくりしました。
12個目、今回この時計が入っていたので買ったようなものです。
シチズンセブンスターカスタムデラックスです。
セイコー5スポーツのライバルですね。
かなり大きな文字盤でボリュームがあってこの頃の70年代デザインはほんとうにかっこいですね。
以上12個です。この中で動かなかったのがCマークの手巻きのゼンマイ切れ
商会時計の2つ。あとはなんとか動きました。
これだけの時計、一年がかりで時計を着替えしながら楽しめそうですね。
お値段は、国産アンティークの時計1個分ぐらいの値段でした。
むらさき茄子さんのブログにはかなり影響を受けていて、
ほかのブログではやらない買った場所、価格を僕もオープンにしてきました。
むらさき茄子さんが書いたように
大勢の方々が骨董市に足を運んで賑わうことが一番!という思いは一緒です。
なのでまたブログを再開する気になるまで
僕のブログでも暇つぶしに見ていてくれると嬉しです。