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白い影

日々 想う コト・モノを語ります。

12月8日は新大阪骨董市でした。

2012年12月08日 | 骨董市



それにしても本当に寒い!去年なんて12月は「暖かいな」と言っていたのに今年は本当に寒いですね。
今日はほんとに久しぶりに新大阪東口広場で開催されている骨董市に行ってきました。
目当ては軽トラックで現れるお店なんですが、
他のお店よりいつも到着が遅いので、ちょっと他のお店を見ていたところ
まずはこんなカメラを買いました。



ドイツのローライ製の「フォクトレンダーVF101」です。
デザインはローライに比べると垢抜けしませんが、質感はしっかりしたものです。
日用品ばかり売っているお店の中程にこのカメラだけがぽつんと置いてました。
店主に「このカメラはいくらでですが」と聞くと、
申し訳なさそうに「500円」と言うので気持ちよく買わせて頂きました。
自宅に戻ってから電池を入れると絞り優先EEは問題なく作動しました。
ちょっと撮影をしての写りが楽しみです。

そうこうしている間に軽トラックが到着しました。
いつものようにお客さんで大混雑。
その中から買ったのがこちら。



まずはダーツの矢なんてものを、ダーツもしないのに買ってしまいました。
おもちゃなら見向きもしないのですが英国製なもので
手に取った瞬間に欲しくなってしまいました。

次がこちら、



ミノルタロッコールの広角レンズです。f値2.5のレンズの実物は初めて見ました。
使うのかと言われると、ミノルタカメラで動くモノをそもそも持っていないので
飾るだけなのですが…

次も飾るしかなさそうなレンズです。



タクマー300mmf4です。バズーカーのような巨大なレンズです。
このレンズは最初、業者の方が確保していたのでしが、
このレンズの値打ちを聞いてきたので「売っても3000円ぐらいじゃないですか」と言うと
「そんなものなん、それじゃうちみたいなモンには必要ないわ。どうぞ」と渡されたレンズです。
マイクロフォーサースで使うと600mmですね。いったいどんな写りでしょうね。
実際に試す事はないでしょうが…

結局この3点、1800円で飾り物ばかり買ってしまいました。


11月21日は東寺弘法さんでした。

2012年11月23日 | 骨董市

この日は昼から京都での仕事があったので、
お昼休みにちょっとだけ東寺で行われていた弘法さんを見てきました。

なのでカメラを持参していなかったので会場の画像はありません。
この日は朝の内は雨でしたが、この時間になると天気も良くなり
あいかわらずに人・ひと・ヒトです。

なのでいつものように境内内には行かず、もっぱら外回りのお店を覗きました。
1時間弱でしたが2店でこまかいものばかり買いました。
それがこちら、



京都らしいですね…「リプトン」のプリン容器です。陶器製で少し古いモノのようです。
大きさも小ぶりでとてもかわいいので4つあったもの全部買ました。
そういっても全部で500円ですが…

そしてカメラ関係の小物を少々。
買ったお店は、古書類を扱うお店らしくカメラも小物なんて全然興味外らしく
4点で1500円でした。それがこちら、



まずはSANKYO光機製の距離計です。あんまり使わないんですが距離計はかわいいので
あると買ってしまいます。次はこちら、



キャノンのレンジファインダー用のセルフタイマーです。未使用だったのでこれも使わないのに買ってしまいました。
次がこちら、



日本光学のケースが2つです。もちろん何にも入っていて一つが、



メーター用のブースターです。こんなもの単独では使いようがないですが、もう一つがこれです。



ニコンのS用のセレンメーターです。でもこれ光に反応しません。それに
セレンカバーの付け根も壊れていて外れてしまいます。
全然実用に使えませんね。でも買ってしまうところがガラクタ集めの悲しいところです。

10月7日は東寺ガラクタ市でした。

2012年10月11日 | 骨董市



先週の日曜日、天気がよかったので久しぶりに東寺ガラクタ市に行ってきました。

あいかわらず早朝からすごい人人人。
やっぱり田舎ののんびりした骨董市の方がいいですね。

そんな人だかりのお店はパスして、比較的空いているお店でこんなものを買いました。



キャノンeosのフォーカシングスクリーン3種とefレンズの広角用レンズフードです。
本当はefレンズの広角レンズも候補だったのですが、2万円と言われるとちょっと手が出ませんでした。
これが全部で900円。

そして次がコンパクトカメラ。



ライカミニルックスです。
昔これ、輸入代理店の広告をしていた関係で欲しかったんですが
当時で10万円強もしました。
どう冷静に考えても、レンズ代以外には価格相応の価値がないなと思いあきらめた経緯がありました。
それにこのカメラの弱点は電気関係のトラブルが多いこと。
液晶画面にエラーマークがでるとジエンド。
ロシアンルーレットのようなカメラです。
なのでこれもお店の人に「これ動きますか?」と聞いてみると
「電池が入っててシャッター切れたよ」と実演してくれて動作に問題がなかったので
お買い上げ。
2800円を2500円でお買い上げ。

最近コンパクトカメラばかりでなかなかフィルム撮影できていないのですが、
もうすぐ紅葉シーズンなので使ってあげたいと思います。

9月21日は東寺弘法さんでした。

2012年09月19日 | 骨董市

21日と言えば、毎回四天王寺の骨董市に行くのですが、
お彼岸の9月だけは1週間近く開催されるため、
ぐっと出店するお店が少なく、楽しくないので
久しぶりに東寺弘法市に行ってきました。

弘法市ではだいたい全体の1/3ほどが古道具を扱うお店で、
バラエティも豊かなのですが、
あまりに観光客向けのため値段が高い。
それに古美術系ばかり…。

なので僕はあえて東寺の中のお店ではなく
東寺外で出店しているお店を見る事にしています。

30分ほど見て回って買ったのがこちら。



ベークライト製のとっても小さいカメラ、スタート35です。
これはその初期モデル。
フィルムを改造すれば35ミリでも撮影ができるのでお買い上げ。
1500円でした。

その後、二軒ほどお隣のお店でちょっと興味があった本を手に取って見ていると
「その本、安いよ!」の店主の一言。
その前に興味があったカメラも手にしていたので
「カメラと本でいくらですか?」と聞くと、
「本500円、カメラ500円、1000円でいい」とのことなので買ったのがこちら。



水尾比呂志さんの「民芸の美」です。
水尾さんの書く文章って、一点一点の作品毎に
愛情が溢れていて、難しい事をなるべく
分かりやすく解説されていてとっても好きな作家です。

次のカメラはこちら、



コンタックスのTVSです。
T2は使ったことがありますが、TVSのズーム仕様は初めてです。
このカメラには運良く、純正のフィルターとキャップがついていました。
おそらく今ならこの2つのアクセサリーの方が
本体より高いでしょうね。

なかなか最近カメラばかり買っているので、いつ撮影できるのか
わからないかど一度使ってみようと思います。


7月25日は北野天満宮骨董市でした。

2012年07月27日 | 骨董市



長らく更新していませんでしたね。
このところインフルエンザやらなんやらで体調ダウンの連続で、ダウンしていました。
なので全然骨董市もご無沙汰で
ようやく最近ちらほら行くようになりました。
まずは先日の北野天満宮で開催された骨董市のご報告まで。

お昼に播州の酒造会社に仕事で行く用事があったので30分ほど見て回ったのですが
なかなかおもしろいものを買う事ができました。

北野天満宮の骨董市というのは約70店ほどのお店が出ていますが
メイン会場の中心部のお店は少々値段が高く、いわゆる古美術系が多いので
あまりご縁がありません。
僕はもっぱら周辺の辺鄙なところにあるいわゆるガラクタを扱うお店ばかりを見ています。
この日も天満宮の後ろと入り口横のお店で買いました。

まずは時計類から。こんなものを買いました。



セイコーの古い「エンパイヤ」とアメリカの「ウォルサム」の懐中時計です。
いわゆるクォーツ時計や動かないものばかり無造作に箱に入れられていて
どれでも1個1000円でした。そのなかから2つだけゼンマイが巻ききっていた懐中時計を買った次第です。
どちらもちょっと触ると元気に動き出しました。

そして次がカメラ関係。
天満宮入り口付近には露店がいっぱい出ているのですが、
その中にガラクタを扱うお店が1、2店ほど出てて、
そのうちの一つのお店でカメラが1台だけ出ていました。



ミノルタSRT101です。値札も貼ったままですが、
普通なら1000円でも買う事はないでしょう。
でもちょっと面白いレンズが付いていたので買ってしまいました。



プリセット絞りの古いマクロロッコールです。
ただのロッコールはゴロゴロしていますがマクロは初めて見ました。
何気にレンズを外してみると、



Lマウントアダプターが着いていました。
「なんで?」と思い、レンズのマウント側を見ると、



Lマウントのロッコールでした。こんなミノルタのLマウントなんてあるんですね。
勉強不足で存在すら知りませんでした。

でもLマウントのカメラに付けて無限がでるのかな?

姫路青空マーケットに行ってきました。

2012年05月25日 | 骨董市



先日仕事でたつの市まで行く用事があったので
毎月2回開催されている姫路青空マーケットに寄ってきました。

特になんてことないフリマなんですが、古道具業者、リサイクル業者、
八百屋、飲食屋台、一般の出店者と
バラエティ豊かなお店が多くてのんびり見て回るのにはいい会場です。

お昼近くに行ったので期待していなかったのですが
あるお店でAFのフィルムカメラが3台ほど売っていました。
どれも値打ちがないものばかりでしたが値段を聞くとどれも6000円。
強気やなと思って一つのカメラについているレンズが気になったので聞いてみると
「それは別売りやねん」の一言。お値段聞くと4000円。
フィルターにガラスがなく、歪みがあったので聞くと
「外そうとしたけど外れんねん、だから安いねん」との答え。
結局3500円で買ったのがこちら。



クセ玉として名高い、トキナのAT-X PROのズームレンズです。
全域F2.8で最短50センチまで寄れる使い勝手のよいレンズです。

帰ってEOSデジタルに付けてみると動作は問題無し。
悪評高い80mmでの開放画像は噂通りのソフトフォーカス。
でも結構好きな写りで、これはこれでいいんじゃないかと思います。

柱時計を蘇らせる。

2012年05月23日 | 骨董市



先週、仕事関連の買い付けに倉敷クラフトマーケットに行ってきました。
朝から高速渋滞情報を聞いてみるとすごい渋滞状態。
なので山越えで向かったのですが、その道中
丹波篠山で骨董市が開催されていたので
ちょっと寄ってきました。

この骨董市はあまりお客さんも少なく、出品側も売る気があるのかないのかっていう雰囲気です。
30分ほどぶらぶら見て歩いてこんなものを買いました。



まあものすごい状態の柱時計です。最初からバラバラになっていて
積み木のように組み立てるとパーツは一通り揃っていました。
組み立てていると横から「そこのもんは500円」。
ワンコインでまあ汚い時計を買ってしまいました。

その後が大変。
ゼンマイ横の歯車の軸は摩耗して倍ほど穴があいているし、
ホコリと油まみれで機械なんて全然動いてくれません。

一週間ほど仕事終わりの夜中にせっせと直して
どうにか動きだし時間も合うようになりました。



結構雰囲気のある柱時計になったかなと思うのですが、いかがですか?



5月6日は東寺ガラクタ市

2012年05月09日 | 骨董市



なにかものすごく久しぶりの骨董市です。
GWも仕事に追われ、ストレスが溜まり気味だったのですが
この日はいつも骨董市でお会いする方々とも久方ぶりの再会に
話も弾み、ひととき楽しい時間を過ごしました。

肝心のお買い物ですが、東寺ガラクタ市は業者の方々の買い付けが激しいのと
少々高めの価格設定なのであんまりお宝は巡り会わないのですが…。

その中でちょこちょこと小物ばかりを買いました。
まずはカメラ関係から。



キャノンEOSのボディキャップとペンタックスオート110用の交換レンズが2つです。
一つが中望遠になる50mm、もうひとつが18mmのパンフォーカスのレンズです。
特に18mmのパンフォーカスはほしかったレンズなので満足です。
これは3つで1000円でした。

このレンズはGF1に取り付けるとパンフォーカスでバンバン撮れるんですよね。
さっそく自宅に帰って、ボディキャップの中心をくり抜き
リアキャップも中心をくり抜きパテで両方を貼り合わせて
お手製マウントアダプターを作りました。
いま仕事にも持ち歩いてメモ代わりに使っています。

次が時計関係の小物。
こんな修理道具を買いました。



フロンティア製ケースオープナーと精密ドライバーセットです。
特にドライバーの先端部のスペアがゴロゴロケースに入っていたのが嬉しかったですね。
廃業された時計店から出たらしく、このドライバーはとっても手入れがされていて使いやすかったです。
これはちょっとお高く3000円。

今回はこんな小物を買った満足なひとときでした。

※そうそう東寺に来ると、やっぱり



ここのケーキを買わないといけないでしょう。
他のケーキ店とはまったく違う
大人の為のアバンギャルドなケーキを味わうことができます。
まだオープンして間もないお店ですが、おすすめですよ。





4月1日は東寺ガラクタ市

2012年04月02日 | 骨董市



この日は毎月第一日曜日、東寺ガラクタ市です。
ガラクタ市といってもガラクタは少なく、
そこそこ適正価格で、いわゆる掘り出し物を探すことはかなり困難なことです。
この日もあんまり御手頃とは言えませんでしたが
そこそこおもしろいものを買うことができました。

まずは手巻き時計を2つほど同じお店で買いました。
店主はまったく知らないメーカーだからわからんと仰って、
最初は結構高めの価格を提示されましたが、
交渉後無事提示の半値ほどで買うことができました。
それがこちら



ひとつがDENCOという全然知らないメーカー、もうひとつはモーリスです。
文字盤の焼け具合がいい感じなので、ケースと風防を変えて使おうかと思います。 

次がカメラ。
買ったお店は、いいものがあるけど値段が高いといったガラクタ趣味には
相容れないところなんですが、これは魅力的だったので店主に聞いてみました。
「これいくらですが?」「どこのメーカー?」「ミノルタのレンズシャッター」
それなら安いな~と言われ買ったのがこちら



ミノルタのケースでしょ。中を開けると、



こんな感じのレンズシャッター機。どこにでもありそうですがここがちょっと違います。



普通は蛇腹部分が羊の皮なんですが、
これは昭和の初期のカメラなので羊の皮が手に入りにくい。
なのでこの蛇腹部分がベークライトなんですね。
このアールデコ調な感じがかっこいいんですよね。
今蛇腹を延ばして、玄関に飾っています。

京都市役所前フリマに行ってきました。

2012年03月05日 | 骨董市

最近全然ブログアップできていませんね。
どうも最近仕事が怒濤のように襲って来て、満足にブログアップするなんて余裕がありませんでした。
いけませんね。反省、反省。
そんなことでちょっと前に行った京都市役所前フリマのご報告を。
そもそもフリマに行く予定なんて無くて、
マルキパンを買いに行ったときにたまたま開催していて寄った次第です。
30分ぐらいだったでしょうか、滞在は。その中から買ったのがこちら。



まずはホーロバットが7個です。一番小さいモノは15センチぐらいのモノまであります。
なかなかこんな小さなホーローに出会う機会がないんですよね。
これは若い女性の方が売っていて「ひとつ100円でいいよ」というので7個で500円で買わせて頂きました。



2つ目がニコンのAF一眼レフ601クォーツデイトです。
ニコンのAF一眼フなぜか持っていなくて初めての購入です。
でもこのカメラ売っていたのは若い夫婦で
「カメラが壊れてるねん」「レンズ代だけの値打ちで1000円でいいよ」というのでお買い上げ。
ちょうどこの焦点距離のAFレンズが無かったので買ったのですが、
やっぱり本体も動かしたくなりました。
電池が入っているので動かしてみると「カシャーン」とシャッター音が聞こえました。
「動くやん」と思ったのもつかの間、フィルムを入れるとエラーでシャッターが切れません。
これが故障の原因。
ネットで調べてみるとどうやらフィルムの感度センサーの接触不良のようです。
裏蓋のフィルム感度の接点をちょっとウエットティッシュで拭いてみると
無事シャッターが切れるようになりました。
でもこれにフィルム入れて撮影するかな…。

東寺の弘法さんに行ってました。

2012年02月02日 | 骨董市



アップするのを忘れていたものです。
今月21日の東寺の弘法さん。普段は21日と言えば大阪の四天王寺に行っているのですが、
この日は四天王寺に全然いいものがなくて、
ちょうど京都で打ち合わせがあったので終わり間際の3時頃雨がシトシト降っているなか
ちょっとだけ見てきました。
普段ならこんな時間にいいものなんてある筈はないんですが
雨のおかげなのかこの日はジャンクの時計ばかり一つのお店で買ってしまいました。
一つ千円、合計五千円。どれもジャンクばかりなので安いのか、高いのか…



まずはウォルサムの懐中時計です。外観もものぐごくコンデションも良くて
ムーブメントも19石のピッカピカのですが、テンプの天真がちびっていて
ひっくり返すと止まってしまいます。
うまく部品が家にあれば動くかなとまずはお買い上げ。



2つ目がセイコーの古い海中時計「グランドエンパイヤ」です。このグレート銘はホントに見かけないもので
ケースも銀製でこのあと磨くとピッカピカになりました。文字盤もキレイ。
じゃなんでジャンクなのかというと、この時計テンプがありません。当然動きません。
部品取りですね。



3つ目が、シチズンの音叉時計です。この時計も当然ジャンクでリューズが抜けてしまいます。
でも電池を入れると音叉特有の「キューン」と音がするので動くかもしれません。



4つ目が、ユニバーサル・ジュネーブの手巻時計です。ベルトも純正、
文字盤も画像を見るとコンデションが悪そうに見えますが、文字盤内のホコリだけで
筆でさっと拭くとキレイになりました。
でもジャンクの原因はリューズからの水の浸入です。
機械をみると動きそうだけど、リューズ周りのサビをなんとかしないといけません。



最後がオリエントの「フレッシュマンオリエント」です。
これもジャンクでテンプ折れでしたが、ちょうど同じ部品があったので
取り替えるとこれは無事動きました。

こんなジャンクばっかり買ってどうするの?という一日でした。

1月28日は大須観音骨董市

2012年01月28日 | 骨董市



いつもなら土曜日の朝は新大阪の骨董市に顔を出すのですが、
今日は彦根で仕事の打合せがあったので、
ちょっと足をのばして、大須観音で開催されている骨董市に行ってきました。
足をのばして行っただけあって早朝には間に合わず、
おそらく業者さんの買い付けは一段落ついた後だったのですが
なかなか面白いモノが買えました。
今回はひとつのお店だけの買い物です。
無造作に並べられている段ボールを一つずつ見て行くのですが、
結構カメラ関係がごろごろあって、とりあえず何個か抱えて店主の先に向かいました。

「これでいくらになりますか?」
「ああこのレンズ高いんや、んんん」と考え始め
少しのひととき価格交渉の末、7000円で購入することができました。
そのときは少し高かったのかなと思っていましたが、
自宅に帰って少しネットで調べてみると以外に希少性の高いモノも
混じっていてちょっといい買い物でした。
それがこちら、



まずはS用のNikon 5cm f2用のフードです。
おそらく業者さんはレンズを買っていったんじゃないかと思います。
その残骸に転がっていました。
つぎが、



ドイツ製GOSSEN LUNASIX Fメーターです。
これ見た目も持ってみてもおもちゃっぽい感じがしてGOSSENじゃなかったら
絶対買わないだろうと思う品でした。
まあ1000円ぐらいの値打ちかなと思っていましたが、
発売当時は4万以上もしたのが分かりました。
絶対こんな値段で買わない品です。
でも機能面で値打ちがあるのか、そもそも使い方がいまいちよくわからないので
なんとも言えませんね。
そして次が、



こんなケースに入っていました。ニコンのレンズだけはこの時点で分かりました。
中を開けると、



Ai Nikkor 20mm F4でした。F値が暗いレンズですが標準レンズのようにコンパクトなので
使い勝手が良さそうです。なにより24mm以下の広角を持っていなかったのでちょっと嬉しかったです。
そして店主が「ちょっとこのレンズ高いんや」と言われたレンズがこちら



こんなボロボロのケースに入っていました。最初は単なる望遠系のレンズだと思って
中も見ないでいたのですが、蓋と本体の留め金が普通のホックとは違い、
特殊な金具だったので一応開けてみると、



中には90ミリものレンズキャップがついていました。それになにより重い!
かぶせタイプのレンズキャップを外してみると、



こんなのが出て来ました。「NIKKOR QD・C Auto 15mm f5.6」です。
ものすごい存在感のある前玉に圧倒されるレンズです。
でもこのときこのレンズの知識なんてなくて「フィッシュアイレンズ」だと思い
「おもしろいな」ぐらいで買ったのですがこのレンズ…
自宅のカメラに取り付けてファインダーを覗くと、
ヨスミが歪んで見えないんです。ちょっと驚きでした。
他にフィルターも内蔵してあり、赤・オレンジ・イエローとレンズ内にセットできるようにしてあります。
その上Ai改仕様で、デジイチでも使えそうです。
これもネットで調べてみるとものすごい中古価格になっていて
「気安く使えないや」とちょっとびびってしまう一品でした。

1月8日は姫路カーペンター骨董市

2012年01月09日 | 骨董市



新春からどういうわけか仕事ばかりで、昨日の新大阪骨董市は行けなかったので
第二土曜日に開催される姫路カーペンター骨董市に行ってきました。
画像は12月の会場のものです。
早起きがつらくてデジカメを持っていくのをすっかり忘れたので‥
この日は年明け一回目のせいなのかあまり買いたくなるものがありませんでした。
なので早々に退散して近くの喫茶店でモーニング。
そのまま移動しようかと思いましたが、
「念のためちょっとだけ」と10時ごろにもう一度会場に行ってみると
遅刻気味のお店がありそこでこれを買いました。



キャノンFD50mmF1.4です。特に珍しくもなく比較的骨董市でもよく見かけますが
なぜかこのレンズに縁がなく自宅にあるT90にちょうどいいかと思い購入。

そのカメラ類のかたまりとは離れてぽつんと置いてあったカメラが気になり手に取ったのがこちら。



ニコンのカメラには間違いないよいうです。
またニコマートかFEぐらいかなと思いましたが
ストラップの雰囲気からもう少し上位機種かなと思いカバーを開けると



ニコンF2が出てきました。それもフォトミックSですね。
Sは持ったことがないのでちょっと興味深々です。
トップにちょっとアタリがありますが動作は問題ないようです。
でも問題はお値段。恐る恐る聞いてみると「1万円」
やっぱりそれぐらいしますよね。
「いくらぐらい考えてたの」と聞かれたのでお値段言うと 
「それなら8千円ちょうだい」と言われたので
「それならおまけにこのレンズつけてもらえますか」
「ああレンズならいいよ」
ということで無事購入することができました。
年末に買ったF3と合わせて一気にニコンファミリーが充実してきました。


12月11日は姫路カーペンター骨董市

2011年12月13日 | 骨董市



この日は丹波方面で整骨院をされているところに整体をやってもらうことに
なっていたので、久しぶりに早起きをして姫路で毎月一回開催される
カーペンター骨董市に行ってきました。
この骨董市、会場のトラブルで一時いろんなところで開催されたり中止に
なったりで不安定でしたが先月よりようやくこの場所にひとまず落ち着いたようです。
今回は珍しく同じお店ばかりで、時計・万年筆・レンズと買いました。
なんでも全て同じお家から出たモノらしく、この日がうぶだし初日だとのことで
なかなかいいモノを手に入れたんじゃないかなと思います。
まず最初に買ったのが時計です。
ビニール袋の中に無造作に掘り込まれていて
「見ていいですか」と声を店主にかけると
「ああ出して遠慮なく見て」と言われたので広げてみた中で4つほど購入しました。
お値段、クォーツは1000円、自動巻は2000円とシンプルな価格らしく
4つで6000円だったのですが5000円にしてもらいました。
それがこちら。



セイコーのオールドデジタル「データバンクカレンダー」です。
まだ電池を入れていないのでそもそも動くのか分からないのですが…
どうもオールドデジタルは欲しくなってしまいます。
次が同じセイコーの、



ベルマチック27石です。ちゃんとベルも鳴ってカレンダーも動いたので使えそうです。
黒文字盤を見るとまたほしくなってしまうんですよね。
そして次が、悩んで買って大失敗の時計がこちら。



ポルシェデザインのIWCクォーツです。本物なら…
実は真っ赤な偽物で、見抜けない自分の見る目の無さに反省の時計です。
まあ1000円であるわけないですよね、IWCが。
それで最後の時計も、かなり悩んで買った時計です。
まず時計に書いてあるブランドが全く知らなく、
ベルトも安っぽく感じ、ケースもちゃちな感じして、
機械も中国製かなと耳を澄ますと安っぽい音がするし…
「でもクロノグラフで機械式なら中国製はないかな…」と
思って買った時計がこちら、



ALFEXのクロノグラフです。この時計、
後日時計の修理を習っている方に裏蓋をあけて見てもらうと
ETAのムーブメントが入っていました。
「ベルトもエナメル加工の立派なものやし、時計の重さでいいものかわからんとあかん」
と有り難い注意を受けました。
なんでもこの会社は1948年創業の比較的新しいスイスの時計メーカーでした。
まだまだ知らないメーカーがあるもんですね。

これらの時計を買った後、クルマで会場を後にして
近所の喫茶店でモーニングを食べて再び会場に戻ると、
さっき時計を買ったお店がまた新しい商品を並べたようで、これを買いました。



デットストックのアーミー用の時計ベルトと古いプラチナの万年筆です。



帰ってからネットで調べてみると28年発売の10年ペンと言われているもので
そんなに高級品ではないようですが、なかなかいい手触りです。
中のインクゴムも劣化していないし、
今度ペンクリニックに持って行って調整してもらおうと思います。
これで買い物も終わりと、ペンとベルトの代金2000円を払おうとすると
店主の携帯が鳴り少し待ちぼうけをしている間、なにげなく売り物を見ていると
ふと目に留まるレンズがあったので
「これもちょうだい」と言って1500円を足して買ったのがこちら。



待ちぼうけをくわなかったら気がつかないほどの箱です。でも開けてみると



こんな元箱が現れました。レンズ好きならズノーブランドならクラっとしますよね。



中身はこんな感じ、ZUNOW-ELMO Cine 1:1.1 f=6.5mmでした。
ペンタックスQも持っていないのにDマウントなんて使い道がないのですが
いつか使えるかなと思い、買ってしまいました。

でもこの日はオチがあり、骨董市を楽しんでいるときに携帯がなり
予定が急遽入って整体が出来ないと言われました。
「家を出る前に電話しようと思ってな…」と言われましたが、
もう姫路に来てると言えず、帰りに産直で野菜等を買ってとぼとぼ帰りました。

12月10日は新大阪骨董市

2011年12月12日 | 骨董市



めっきり寒くなってきましたね。ここは自宅から近いので苦にはならないですが、
遠方の早出はそろそろ難しくなって来ました。
まあ仕事でもないのでそんなに頑張らなくてもいいんですけど。
この日は隔週で出店する軽トラックのお店が現れる日です。
この日もものすごい人出。人の勢いに押されこの日は何も買うことはありませんでした。
その原因は別のお店で物色していたせいでお店に行くのが遅れたのが原因なんですが。
そのお店がこちら。



ここ最近から出品されている若いお兄さんのお店です。
古美術が中心なんですが、ちょっとだけカメラも段ボールに無造作に出すようになりました。
その中からまず確保したカメラがこちら。



ペンタックススポットマチックFの黒ボディです。F1.4のレンズも付いていたので
つい手が伸びてしまいました。
買ったときは、シャッターを切るとミラーが途中で止まるジャンクでしたが
帰りのクルマの中で何回かシャッターを切ると動き出し、
自宅に帰ってジッポーオイルをちょっとたらすと元気に動き出しました。

でも本命のカメラは他にあって、このお店に着いたときから先客の方が
手に取ってキープされていました。
「あ~タイミングが悪い」と思っていたのですが、
そのお客さん「これ動かんな、なんぼや」
店主「壊れているなら1000円でいいです」
そのお客さん「500円ならんの」
店主「そりゃちょっと無理です」
そのお客さん「ほないらんわ」
と置いて行き、代わりにこちらに権利が回って来ました。
そのカメラがこちら、



ニコンF3アイレベルファインダーです。
軍幹部にちょっとアタリがあったり擦り傷があったりかなり使い込まれた並品です。
たしかに巻き上げ、シャッターが全く切れません。
それにファインダースクリーンも外されていました。
電池式なのでちょっとしたバクチ買いです。

それでこの2台を無事1800円で買うことができました。
自宅に戻り電池を入れてみると、Aモードも問題なく使えるようでした。
スクリーンもF用を昔骨董市で買っていたものを探して、
装着するとくっきりはっきり見えるようになりました。
発売当時はデザインが嫌いで使う機会もなかったのですが、
触ってみると巻き上げもスムーズだし、シャッターフィーリングも
なかなかいいものですね。これもちょっとフィルムを入れて撮ってみようと
思います。ちょっと早起きは三文の得のひとときでした。