白い影

日々 想う コト・モノを語ります。

9月20日は四天王寺秋季彼岸会

2011年09月21日 | 骨董市

四天王寺で開催される骨董市は
毎月21日なのですが、お彼岸だけ9月20日から25日まで5日間も開催されます。
ただ5日間ともなれば出品料もそれだけらしく9月だけお店の数がぐっと少なくなります。
加えて台風が関西を直撃しているダブルパンチで朝から大雨。
当然骨董市に朝から行くことなんてなかったのですが、
仕事の打合せの帰りお昼休みに通りがかったので
「どうかな~」とのぞいてきました。

会場の画像はありません。なんせ大雨ですから。
でもこんな天候の中、数店営業をされていました。
そんな中からこんなものを買いました。



バルナックライカの汎用カメラケースです。
自宅に古いLeicaがあるので買ってしまいました。
肩ひももすり切れておらず、ケースのコンディションもまずまずキレイです。
でもなんといってもこの少し小豆色がかった色目の美しいこと。
一般的にはブラウン革が普通なのですが、これはちょっと存在感があってモダンな感じです。

天気が良かったら朝一番に無くなっていたでしょうね。
お昼ご飯より安いちょっとした買い物でした。

9月11日は姫路青空マーケット

2011年09月16日 | 骨董市

長らく仕事がバタバタしておりまして
すっかり更新をさぼっていました。さぼっている間もちょくちょくとは骨董市にも顔を出していたので
ちょっとずつ戦利品を紹介していこうかと思います。
今回は先週の日曜に開催された姫路青空マーケットです。
ここは月2回開催されているらしく、姫路城の真ん前の公園で行われています。
ちょうど食料やなんか買い出しに西側に向かったのでちょっと朝に立ち寄ったときの報告です。

でもデジカメを持ってくのを忘れてしまったので会場の画像はありません。
では今回買ったのはこれです。



植田正治写真集「音のない記憶」です。
植田正治氏とは鳥取砂丘を舞台とした人物写真が有名で、大山の麓には植田正治写真美術館があり、
もう何度も足を運んでいるぐらい大好きな写真家です。

でもこの写真集に収められているヨーロッパ編の写真は見たことがなく、
写真集自体も絶版でいつかは見たいと思っていた作品群です。



今回始めてヨーロッパで撮影された写真を見たのですが、やっぱり植田正治は植田正治でしたね。
撮影の舞台が変わっても、気になる対象・画角は日本で撮影されたものとあまり印象は変わりませんでした。
静かで人に向ける愛情があふれていて素晴らしい写真の数々でした。

そしてこの写真集…



なんと買ったときはわからなかったのですが、植田正治氏の直筆サイン入りです。

この本、古道具が雑然と並んだお店の店頭に何冊か積んであった一冊です。
お値段聞くと、そもそも写真集なんかに興味がないらしく1時間の駐車料並みの価格で買うことができました。
地方の骨董市は楽しいですね。