白い影

日々 想う コト・モノを語ります。

秘密の骨董市

2010年08月31日 | 骨董市


いきなりですが今回こんなものを買いました。
いつもはどこの骨董市のこのお店とお知らせしているのですが、
今回買った骨董市だけはご勘弁ください。

こんなブログでも少なからず見ていただいている方がいるようで
骨董市で顔も名前もわからないはずなのに
「いつも見てますよ」
「ブログを見てからここに通いました」と
言われたのは1人や2人じゃおさまりません。
そのせいか、いつも買っているお店が見る見る間に人だらけになってしまい、
なかなかいいものに出会えるチャンスが少なくなってきました。
僕のような普通のガラクタ好きの方がふえるのはうれしいのですが、
転売目的の買い付け専門業者の方が増えるのはあまりうれしくないですね。

なので今回買った骨董市のお店はほんとうにのんびりしたのどかなお店なので
荒らされたくないのと、自分の楽しみがなくなる色気があるのが正直な気持ちです。スイマセン。

さてこの時計の箱ですが、この箱の横には懐中時計が2万円、
手巻き時計が6千円で売っていて、これには値札がありませんでした。

なのでこの箱を持って女性店主に
「この箱の中の時計はいくらですか」と訪ねると
「その箱全部で○○円」と言われてしまいました。
「え~そんなにいらんよ」と言うと、
「うちは1個でも2個でも全部でも一緒の値段、動くかなんてわからんから聞かんといて」
とやさしく言われてしまいました。

困ったなとその箱を見るとガラクタレベルではない時計がけっこう入っていました。

結局店主の言い値から2割引で箱ごと買わせていただきました。それがこちらです。



1個目、まずは大正か明治ごろの商館時計です。
あまりに古いので動かそうとするとこれは苦労しそうです。



裏蓋を見ると「コロン商会」のものらしいです。
なんか日本語が刻印されている時計を見るのは初めてなので新鮮ですね。



2個目、シチズンクリスタルセブンカスタムです。
ガラス風防に傷が多いですが、文字盤/ケースともに結構キレイなので使えそうです。



3個目、セイコーキングクォーツのダブルクォーツです。
トノー型のデザインは初めて見ました。



4個目、セイコーの婦人用手巻き時計です。



5個目、戦後頃のシチズン南京虫時計です。
ほんとに小さな時計なのに細かい仕事がされている文字盤は
ちょっと気に入りました。



6個目、シチズンコスモトロン電磁テンプ式時計です。



7個目、これは全然動かない懐中時計です。部品取りですね。



8個目、Cマークの古いシチズン手巻き時計です。
これだけ文字盤がキレイなものはなかなか出会えませんね。



9個目、セイコー5アクタスです。ガラス風防はものすごいことになっていますが
その他はキレイでした。風防を交換する十分使えそうです。



10個目、エルジン婦人用クォーツ時計です。



11個目、SEIKOSHAの刻印がある南京虫タイプの手巻き時計です。
外観はあまりキレイではありませんが、このムーブメントものすごく作りが良くてびっくりしました。



12個目、今回この時計が入っていたので買ったようなものです。
シチズンセブンスターカスタムデラックスです。
セイコー5スポーツのライバルですね。
かなり大きな文字盤でボリュームがあってこの頃の70年代デザインはほんとうにかっこいですね。

以上12個です。この中で動かなかったのがCマークの手巻きのゼンマイ切れ
商会時計の2つ。あとはなんとか動きました。

これだけの時計、一年がかりで時計を着替えしながら楽しめそうですね。

お値段は、国産アンティークの時計1個分ぐらいの値段でした。








事務所の福助

2010年08月20日 | 福助


今週もようやく仕事が終わりました。
といっても明日の昼からも仕事が残っているので終わってはないんですが…
画像は今年、豊国神社と四天王寺の骨董市で購入した福助人形です。
事務所の入り口に鎮座しています。
福を呼びように願掛けしていますが今年はどうでしょうか。
明日は久しぶりの骨董市に行こうかと思っていますが、
新大阪、四天王寺、東寺と同じ日にぶつかっています。
さあどれに午前中だけ行こうか…


再び四日市市「亀屋佐吉」和三盆かき氷

2010年08月17日 | かき氷


今年もまたここに食べにきました。
四日市市にある「亀屋佐吉」さんの和三盆かき氷です。



ここのかき氷のなにが凄いかっていうと画像にある
まんまるとした白玉です。僕らは「おばけ白玉」と呼んでいます。
白玉だけでお腹がいっぱいになるほどのボリュームです。
もちろん食感も味も最高です。
場所は四日市郊外なので探すのに苦労するかと思いますが
それだけの価値は十分ありますよ。

ここ最近の新大阪骨董市

2010年08月16日 | 骨董市


新大阪骨董市も最近行ってはいたのですが、更新するのがおろそかになっていて
全然報告していませんでいた。
なのでここ最近行った2回分をご報告します。



2回ともいつもの軽トラックのお店で買いました。
このお店は隔週出店なのでお盆前と7月末の時ですね行ったのは。

まずは1回目のときの成果です。



まずは50センチほどのホーローバットです。ほとんどのホーローは
側面に塗装していて医療用みたいな濃紺がほとんどですが
これはきれいなエメラルドグリーンでした。
今回はこれに買ったものを入れていきました。



またまた前回に引き続いてスタンドです。
これは70年代万博頃のものです。これはバットを持ってうろうろしていると
「ハイこれ」といつも世話になっている常連さんから
「確保しておいたよ」と渡してもらいました。



次はビクトリノックス の未使用のナイフです。
まあ赤がスタンダードですがこれはパープルでした。



これはなんてことない振り子時計のゼンマイ鍵ですね。



カメラ類はこれが唯一でした。
ペンタックスタクマーの105ミリです。純正フィルター、フード類が全てそろっていました。
意外と105ミリは持っていなかったのでうれしかったですね。

そして最後が、遊びでこんなもの買ってしまいました。



巨人の星野球盤です。まだ消える魔球もなかった時代の古いものです。
この箱がすごく味があったので悩んだ末に買ってしまいました。
どうするんだの代表格ですね。

以上これで1700円でした。





ここ最近の新大阪骨董市その2

2010年08月16日 | 骨董市


新大阪骨董市その2です。



まずはワルツ製メーターです。黒っていうのがちょっと珍しいですよね。
セレンも生きていたのでまずはキープ



次はなんのマウントアダプターなのか全然わからないシロものです。
M42のペンタックスについていたのでそれぐらいしか知識がありません。
わからないけど一応キープ



次が昔の東芝製真空管です。真空管なんて使わないんですが
パッケージのかわいらしさについついキープ。



ちょっと変わっているのがこれ。
松下電気製AMラジオ「パナペット70」です。
もろ大阪万博っていうデザインですね。



ぶら下げるとこんな感じ。
ボリュームに少しガリがありますが全局今でも聞くことができます。



これが今回の大物、スイスラドーの「トライデント300」です。
ベルトも純正のものがついていました。
この時計最初は1万円の値がついていたらしく、
業者の方が思案した後、購入をあきらめたものでした。
たまたま店主の隣にいたので「はいこれ」と店主から渡されたものです。
さすがにこっちも1万円は出せないのであれこれ交渉の結果、
さっきのラジオやらなんやらとまとめて5千円で購入しました。

8月8日の東寺ガラクタ市

2010年08月15日 | 骨董市


お盆休み前は追い込みの仕事がバタバタしていて
満足に更新が出来ていなかったので少し古いですが
今月始め東寺ガラクタ市の模様をご報告いたします。

この日はお会いする骨董市の常連の方々から
「新大阪の骨董市はいませんでしたね」
「喫茶店で時間を潰しながら待ってたんですよ」と言われ
「仕事がありましたからすいません」と言いながら
「骨董市が仕事じゃないんだけどな…」と重いながら、
恐縮しまくりの一日でした。

この日は初めてのお店でこんなものを買いました。



まずはアルミかアルマイト製みたいな古いスタンドです。
スタンドを始め照明類は灯りがつくのかわからないので
今まで買うことがありませんでしたが、
照明などを中心に収集しているコレクターの方から
対処方法をいろいろレクチャーしていただいたので
最近ちょくちょくチェックするようになりました。
これに最新のLED電球をつけるとちょっと不思議な感じです。
これもコンセント部分が引きちぎられていましたが
その分、相場よりかなり安く買うことができました。



次がセイコーアドバンです。
70年代に少し飛んだデザインで人気があったシリーズです。
買ったときは風防が割れていてバンドもありませんでしたが
風防交換、ベルト取り付けで使えるようになりました。

時計の横をごそごそ探してみると時計の修理道具なんかが
ごろごろ出てきました。時計の針ばっかりカプセルに入ったものがあり
ちょっと欲しかったんですが、隣の女の子が9千円もの大金で買っていきました。
とても手がでる金額じゃありません。
なので僕はこれを買いました。



これは時計のムーブメントを分解するときに使用する
ムーブメントホルダーです。
最近、時計修理を趣味でされている方から修理講座と称する
勉強会に参加しているのでちょっとこれは欲しかったんですね。
これも買うと高いんですよ。



次はこれを買いました。なんだかおわかりですか。



時計屋さんが使う精密ドライバーセットです。
かなり使い込まれていましたが、まだまだ使えそうです。
ドライバーよりこのケースが欲しかったんですね。

以上これだけを抱えて値段交渉です。
まずスタンドの値段を聞くと
「それちょっと高いねん、5千円ほしいやけど」
まあ相場なりの価格です。でもちょっと高い、なので
「5千円でいいからほかの3つオマケして」というと
「まあええわ。」の一言。時計関連が全部オマケになりました。