白い影

日々 想う コト・モノを語ります。

 10月21日は四天王寺大師会

2009年10月22日 | 骨董市
21日は朝から北浜に入稿のため行く用事があったので、
その前に少しだけ早起きをして四天王寺大師会に行ってきました。


朝の7時半の時点ですごい人だらけでした。この時間はプロの人の買い付けが多く
他の骨董市でもちらほら見掛ける人がいました。
みんな万単位の買い物でごそっと買っていって、「あ~あれが2.3倍にもなって
お店の店頭に並ぶんだな」と実感するひとときです。
僕は趣味の範疇なのでそんな買い物はしませんが…
それでは気になったお店と、買ったお店を少し。


このお店、そんなに規模は大きくなくて品数もたいしてないのですが
とにかくセンスがいいものばかり。
よくこんなおじさんがセンスの良いセレクトできるなと思う品揃えでした。
あっという間にいろんなものが売れていき万札が飛び交っていました。
確実にここで買った値段の3倍ぐらいになって、おしゃれなアンティーク家具屋に並びそうです。


このお店は着物ばかりのお店。境内に流れる8時の音楽と同時に開店するお店です。
音楽が流れるまで青いビニールテントが商品の上にかけていて、
その周りにお客さんが百人一首をするかのごとく、まわりに陣取り
殺気にあふれたお店でした。
音楽がなった瞬間の着物の奪い合いときたらもう…
遠くから眺めていました。


ここはいつも新大阪の骨董市でも出品しているカメラ専門のお店です。
今日はめぼしいものがなくて、ニコンF2フォトミックぐらいでしょうか。
13000円で売っていました。


結局今回はこのお店で買いました。
ここはいつもコンパクトカメラが1000円で買えるお店ですね。
でも今回はカメラ関係がなくてカメラは断念。
それで今日は時計屋さんが廃業された品物があって、
風防とか裏蓋をはめ込みための裏蓋プレス器の古いものがあったので買いました。
そのすぐ骨董市でよく会う時計に詳しいひとにばったり会って
「なんかいいのもあった?」聞かれたので
「こんな裏蓋つける機具を買いました」と言うと
「いくらやったん?」
「1000円でした」
「いい買いモノやな、これこの前まで3000円って言われたんやええな」
と言われました。
その後この機械の使い方をレクチャーしてもらい
「そういえばちょっと相談したい時計があります」と言うと
「見せてみ」と言われたので
四日市の骨董市でかった裏蓋の閉まらないセイコースポットマチックと
ガラス風防が傷だらけのオリエントAAAを見せてて
直るのか相談すると
「おっちゃんがやったろうか」とやさしいお言葉があったので
無事時計を渡して、感謝の印に
その機具を買った値段の1000円でお譲りしました。
なので結局はなにも買わなかったですね。
でも時計が直るのかうれしい限りです。よかったよかった。

印刷データ作り

2009年10月20日 | デザインの仕事
Contax IIa Carl Zeiss Sonnar 1.5/50

今日は朝からクライアントでの打ち合わせを済ませ、
昼からは事務所で黙々と印刷入稿データを作成していました。
昔は版下を作って、ポジに合番を振ってとアナログな作業ですが
今ではROM1枚に全てのデータを閉じ込め、印刷会社に渡すだけです。
デザイン作業の他に画像の色補正なども行うので、
普段のフィルムで「このボアーとした感じがいいな」とか
「ざらつき感がいいよね」なんて言ってのとは180度思考を変えて
正確な色再現や、コントラストなんかに神経を集中して
微妙な調整を行っていきます。
まあ1日ピリピリとしておりました。
さあこれで明日は入稿作業。
はやく明日に備えて寝ましょう。
今日のアップ画像はそんな作業とは対極をなすものですね。
でもこんなざらざらした質感や汚れなんかが好きなんですよ。

すいたとしょかんの猫

2009年10月18日 | 今日のわんこ・ねこ
Contax IIa Carl Zeiss Sonnar 1.5/50

朝から四天王寺庚申堂朝市を見てきましたが、特にめぼしいものがなく
もっぱら近くのモータープールに集まる野良猫なんかを朝から撮っていました。
近頃休日ごとに遠出をしていたので、ちょっとお疲れ気味です。
画像は最近ネガ現像したものの中から
あいかわらず猫画像。Contax IIa という戦後に製造されたカメラと
Carl Zeiss Sonnar 1.5/50という戦前に製造されたレンズの組み合わせで
好きな組み合わせのひとつ。
くっきりシャープはデジカメに任せて、やっぱりフィルムカメラは
こんな雰囲気のある画像が撮れるからいいですね。

10月17日は新大阪骨董市

2009年10月17日 | 骨董市
天気予報はあいにくの雨予報でしたが、朝だけ晴れてくれたので
仕事前に新大阪骨董市に行ってきました。


朝の7時だというのに
いつもの軽トラックのお店の人がやってくるとすごい人だかりです。
最終的には写っている人の2倍がいたでしょうか。
あいかわらずすごい人気ぶりです。
私も人の輪の中に入って最初だけ探したのですが、人の熱気に圧倒されて
あいにくダウン。結局メボシイものも見つからず早々と後にしました。
その後他のお店にも一回りしたときにおもしろいものを見つけ買ってしまいました。
初めて買うお店でそのお店の値段の相場が全然わからなかったので、
いつも喋るお客さんに尋ねると、「ピンキリですね」との答え。
まあそんなに高くないお店だなと思い、お店の人に値段を聞くと800円だったので
これを買いました。


なんてことない古いアルバムです。でも中を見るとお宝の写真がたくさんありました。
それがこちら


今は廃止のなってしまった京都市電の古い写真です。それにこの撮影した人は
かなりのアマチュアカメラマンらしく6×7のマミヤで撮られた画像もたくさんありました。
メモ書きを見ると1978年らしいです。






このあたりは当時の市電写真コンクールか何かに出品したと書いてありました。


なかなかうまい写真です。


京都タワーをバックに懐かしい街並です。


廃止される当日の写真もありました。

新大阪の骨董市で遠い昔の京都市電の写真に巡り会うなんて楽しいものです。



















10月3日は新大阪骨董市&10月4日は東寺ガラクタ市

2009年10月05日 | 骨董市
Ricoh GRデジタル

金曜日までの雨も、土曜日朝には雨もおさまり
いつもの新大阪骨董市に行ってきました。
1枚目の画像は、クルマの中からの画像です。
朝が早いので、お目当てのお店の方が現れるまで
朝ご飯を車内で食べながらのんびりしています。
ドアミラーの右端に写っている緑テントの軽トラックがお目当てのお店です。



近づくともうこんなに人だかりになります。
そしてお宝探しなのですが今日はめぼしいものが何一つありませんでした。
なので、今日は同じく新大阪骨董市にお店を出している人のための物探しに切り替えました。
その方は女性の方で、いつも男性業者にはじき出されてほしいものが手に入らないと嘆いていたので
その方のリクエストの双眼鏡を3つほど確保して御譲りしました。
ここの双眼鏡はだいたい1000円もあればケース入りでいいブランドのものが手に入ります。
その他、昔のパノラマカメラ「ワイドラックス」用カメラケースだけがあり
これも馴染みの方に御譲りしました。300円だったそうです。

そして次の日、京都に行く用事があったので京都ガラクタ市に行ってきました。


今回はものすごく早い時間の朝6時半に行ったのですが
これがもうすごい人だかり。昨日新大阪の骨董市で見た常連のお客さんが
ごろごろ見かけました。
買い付けの大多数の人がこの時間は業者さんだらけなので
みんな目つきが違います。
ちょっと怖いです。この雰囲気。
だからなのか何にも買いませんでした。2日間で収穫ゼロ。
まあ朝ご飯で買ったマルキのパンはあいかわらず美味しかったけど。








撮影立ち会い。

2009年10月02日 | デザインの仕事
OLYMPUSーPEN S f3.5

昨日は朝から終日、撮影立ち会い。
昔のポジ撮影だったら、ポラチェックのみで仕上がりイメージをつかまないと
いけないので緊張度合いはかなりのものでしたが、
デジタル撮影は確かに便利になったなというのが実感です。
でもあまりに気軽に撮影ができるので、カメラマンにいろいろなバリエーションを
リクエスト出来てしまうので、
逆に迷ってしまう新たなプレッシャーに襲われてしまいますが…。

そういえば撮影立ち会いの帰り道、とっても雰囲気のあるレンガ造りの建物がありました。
ナビでさっと調べてみると「寺田紡績」という会社ということがわかりました。
夕方遅くでかなり暗くなっていましたが、ちょっと寄ってみて
手持ちの古いオリンパスペンFで撮影をしていました。
やっぱりアナログフィルムカメラを触るとほっとしますね。
画像は事務所の近所を散歩しながら撮影した画像です。
カメラはオリンパスペンS 3.5のハーフカメラ。簡単なレンズなのに
雰囲気よく写るのでお気に入りのカメラです。