国宝「救世観音像」特別公開 世界遺産・法隆寺【奈良】
読売テレビニュース より 211025
世界遺産・奈良の法隆寺で、飛鳥彫刻の代表作として知られる国宝・救世観音像が特別公開されている。
法隆寺の夢殿に安置されている救世観音像は飛鳥時代の作で、高さ180cmは、聖徳太子の姿を写した等身像と言われている。
長く、秘仏とされ布に覆われて厳重に保存されてきたことで、千年以上の時を経た今でも輝きを帯び、つややかな彩色も残っている。
明治時代に、日本美術を海外に広く紹介したことで知られるフェノロサが、第一級の彫刻と絶賛し、今では春と秋の年2回、公開されている。
今回の特別公開は、11月22日まで。