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シラス軽石から高性能吸着剤 原発汚染水の除染や赤潮対策に期待 製造簡単、低コスト 202111

2021-11-08 19:16:00 | 気になる モノ・コト

シラス軽石から高性能吸着剤 原発汚染水の除染や赤潮対策に期待 製造簡単、低コスト 鹿児島県工技センターなど開発
  南日本新聞 より 211108 

シラス軽石の表面をゼオライト化した高機能な吸着剤=霧島市の鹿児島県工業技術センター

 鹿児島県工業技術センターは、神奈川県立産業技術総合研究所と共同で、シラス軽石から高性能な吸着剤(ゼオライト)を簡易に製造する技術を開発した。高い吸着能と水に浮く性質を兼ね備え、原発汚染水の除染などへの活用が期待される。

 ゼオライトは目に見えない穴が無数に空いた多孔質鉱物で、イオンや分子を吸着する。工業的に合成もされていて、骨格構造の異なる多様な種類があり、ろ過材や土壌改良材、猫のトイレ用の砂など幅広く利用されている。

 両機関は、シラス軽石を水酸化ナトリウム水溶液に浸して100度以下で加熱することで化学反応を起こし、軽石の表面だけをゼオライト化することに成功。今年2月に特許を申請した。

 この手法では、放射性セシウムを効率よく吸着する構造をしたゼオライトが製造できる。工業的に価値が高い種類を安価で簡単に造れる上、従来のゼオライトにはない水に浮く特性を備え、活用の幅が広がると見込まれる。技術は国内外で注目され、10月に海外の著名な論文誌にオンライン掲載された。

 除染以外にも排水処理や赤潮対策などへの応用が期待される。
 同センターシラス研究開発室の袖山研一室長(57)は「身近な物で安く簡単に高性能な吸着剤を造れる。奄美群島に大量に漂着している軽石も活用可能。実用化に向け、興味を持つ企業が出てくれれば」と話した。
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憂国の商社マンが明かす「日本、買い負け」の現実 肉も魚も油も豆も中国に流れる 202111

2021-11-08 19:10:00 | ¿ はて?さて?びっくり!

憂国の商社マンが明かす「日本、買い負け」の現実 肉も魚も油も豆も中国に流れる
 newsポストセブンより 211108

 回転寿司では、最近は寿司よりもケーキやラーメン、デザートなどサイドメニューの充実が目立つ
 食パンや菓子パン、豆腐、ポテトチップス、冷凍食品、牛丼など、身近な食品だけでなく、電気代やガソリン代など、他分野にわたって値上げが相次いでいる。
 新型コロナウイルスの感染拡大による影響が大きいのはもちろんだが、数年前から進行している、貿易における日本の「買い負け」も無視できない。俳人で著作家の日野百草氏が、現役商社マンに買い負けの現実と、それを理解しない日本国内の様子について聞いた。

 * * * 「日本の買い負けは深刻ですよ。いずれ国民生活そのものが立ち行かなくなるかもしれません」
 歴史ある食品専門商社に長く勤めるA氏(40代)にお話を伺う。緊急事態宣言も明け、彼の会社も飲み会OKとなった。
 それまではコロナ対策で業務上必要な最低限度の打ち合わせ以外は私用でも禁止だったという。その堅実な社風と同様、彼もまた真面目で国を愛する商社マンだ。本稿、業界特有の専門用語はそのまま使えないので平易に置き換えている。
「大げさではありません。アメリカも中国も日本なんか相手にしないのが本音です。日本のバイヤーは買いたくても買えない、肉も魚も油も豆も、何もかも需要分を確保できなくなりつつあるんです」

 買い負けは昨日今日に始まったわけではない。水産物などは10年前から日本は円安と中国14億人の需要によって買い負けてきた。それがコロナ禍を経て、いち早く経済を回した中国と出遅れた日本とでさらに顕著になった。

「水産物はもう価格競争から脱落しかけています。日本は元々食用魚介類の自給率は100%だった。いまも60%は維持できています。値は張りますが食卓から消えることはない。でも言い方は悪いですが、100円なんて馬鹿げた値段でクルクル回すような回転寿司チェーンは方針転換を迫られるでしょう」

 彼は「馬鹿げた値段」と口悪く言ったが、理由はその水産物を買いつけるのにどれだけ大変か、本来そんな価値ではない、そんな値段でバラ撒くなという思いからだという。商社はどこも最高益を記録するなど物価高騰の恩恵を受けている。まして飲食チェーンがどう売ろうが、エンドユーザーがどれだけ安く求めようとそれぞれの勝手かもしれないが、この国はもうそんなことを言っている場合ではない、という思いからだ。実のところ、大手回転寿司は今年に入りコスパが悪くなってきている。値段も少しずつ上げているし、寿司以外のサイドメニューでも利益を出そうと努力している。彼の言う通り、それどころではなくなってきているのかもしれない。

⚫︎中国を上回る金を出せない日本は買い負け続き
「深刻なのが食肉です。とくに牛肉がやばい。報道よりずっと深刻です。アメリカやオーストラリアの食肉工場がフル回転しても日本の分が足りない。昨年までアメリカの肉は安定的に買えた。むしろオーストラリアよりアメリカでした。今年に入って急激に中国がこの日本のルートにも手を突っ込んできた」

 オーストラリアの牛肉は、コロナはもちろん干ばつと森林火災で大打撃を受けたため、日本の商社はアメリカの比重を高めた。元々日本の輸入牛肉は90%以上が米国産と豪州産、アメリカ産牛肉は3月にはその輸入増から日本政府が緊急輸入制限措置、いわゆるセーフガードを発動するほどだったのに半年たらずで一転、買い負ける事態となった。

「中国の食肉輸入は米国産や豪州産より少し肉のランクが落ちる(とされる)ブラジルやアルゼンチンといった南米が中心でしたが、いまやアメリカの牛肉市場にも積極的に介入しています。ただでさえアメリカ国内の食肉需要で高騰してるのにね」

 かつての中国の一般家庭の食肉は豚や鳥が中心、牛肉は昔の日本のように高級品だったが、中国の経済発展と急激な富の増大により牛肉を求めるようになった。それを象徴するかのように中国国内は空前の焼き肉ブームでもある。中国はオーストラリアと一時険悪になったが、それもアメリカ産牛肉に向かうきっかけとなった。

「中国がアルゼンチンの牛肉を買い占めたので、アルゼンチン国内の牛肉が高騰しました。主食ってくらい肉を消費する南米で牛肉が食べられないなんて一大事です。それでも儲かるからとアルゼンチンの食肉業者が中国に売ってしまう。まだ足りないと中国はアメリカ産も買い占める。中国を上回る金を出せない日本は買い負け続けているのです」

 シンプルな話、日本が中国より高い金を出せばこんなことにはならない。出せない日本が中国に負ける。実際,一部では日本も負けじと高級食材を中心に「買い勝ち」もしている。 
 また穀物などは日本の商社のお家芸、世界を牛耳る五大穀物メジャーを相手に善戦している。どの国も必死、なぜならスポーツやゲームのように勝った負けたで済まされない、一人ひとりの生活に直結するどころか国の危機にもなりかねないからだ。

「それだけではありません。日本に食料を運ぶ船も他国、とくに中国に取られてます。取り負けですね」
 細かいことにやかましくて金の安い日本の荷主なんかより、金をたくさんくれる中国ということか。
「それもありますけど他にも事情はあります。海運はルートが重要なんですが、アメリカと中国のルートが一番儲かるからそのルートでばかり運びたがる、日本には寄りたくないし、寄ると割高になるから嫌がるんです。人件費の高騰や原油高もあって効率のいいルートにしたいでしょうからね、もちろん日本の荷主がシブチンなのもありますが」

 商品の買いつけ価格も重要だが、その商品を運ぶことも重要なのに、日本はどうも輸送、こと配送料にお金を払うことを渋る傾向があるような気がする。
 日本人は配送料無料が当然、ちょっとでも配送料がかかるとヒステリックに怒り出す者さえいる。みなさんもネットショッピングやネットの個人売買で経験おありだろう。
 このたとえは小さな話かもしれないが、先の大戦でも日本はこの輸送を軽視した。兵站に向かない日本人、何が原因か知らないが、現状の国内輸送の低賃金とありえない過酷な条件を鑑みても、ロジスティックス軽視は日本の悪しき伝統かもしれない。

「とにかく金を渋るんですよ。国内の卸価格を考えたら中国に買い負けるのは当然です。もっと安く出来るだろう、安くしないと客が買わない、客が来ないって、自分たちの価値まで下げている。中国に勝つどころか、まともな買いつけ価格に反映できない」

 別の食肉関係者の話では、中国は捨てるようないらない部位まで買ってくれるというのも理由とか。日本は特定部位しか買わないが、中国はまるごと買う。なんでも食べる中国人らしいが、神経質な相手よりは客として手っ取り早いのだろう。

⚫︎資源のない国が買い負けるのは恐ろしいこと
 自分たちの価値の軽視、これが翻って日本安い、日本人安いに繋がった。資源のない日本で付加価値のない「優秀な安物」ばかりを作っても、いずれ相手にされなくなることはわかりきっていたはずだ。相手にされないどころか、ついには食料を売ってもらえなくなりつつある。SFみたいな話だが、まったくもって極論ではない。

「アメリカと中国は喧嘩してるようにみえて(食料の)輸出入では仲良くやってるんです。お互いの必要な食料や資源を売買し合ってる。日本を相手にしてもしょうがないとまでは思ってないでしょうが、二の次であることは確かです。」

 よく考えたら性能の良い車なんてなくても生きていける。娯楽だってクールジャパンがなければ死ぬわけでもない。実のところ、マニア気質の日本人が思うほど、世界はそれほど優れたものを欲していない。絶対的な資源という交換物もない上に、日本製の「相手が欲しがるもの」が減っている。だとすれば金しかないが、その金で買い負けている。

「ここまで円が安いと買いつけにも不利で限界があります。通貨の弱さは国の弱さと同じです」

 日本の通貨は「最弱通貨」と呼ばれて久しい。ドル弱含みでも円がそれを上回るほどに弱い。日銀で言えば白川方明総裁時代(2008~2013年)の2000年代の円高(主に民主党政権)と2010年代の黒田東彦総裁時代(2013年~)の円安(いわゆるアベノミクス)でどちらが正しかったかは難しいところだが、緊縮財政と国債買い上げ(当初は金融緩和のはずだったのに……)による円安が現在の買い負けの一因であることは確かである。
 アメリカはトランプ時代の超積極財政も功を奏した。もちろんそれ以前からのGAFAが象徴するIT企業群による世界的な寡占も後押しした。中国の発展は言わずもがな、である。

「自動車輸出に頼るしかなかったんでしょうけど、それも部品や材料が輸入できてこそでしょう」
 半導体不足により頼みの自動車生産すら厳しくなりつつある。コロナ禍ももちろんだが、先の食品同様に他国との奪い合いと輸送競争に負けている。
 トヨタ自動車は9月、「車両生産遅れに関するお詫び」として「全力で部品の供給確保に努めてまいります」とした。日産もスバルも部品不足により減産、スズキに至っては相良工場の操業を一時停止すると発表した。10月の国内新車販売は31%減となった。

「いくら技術があっても、優秀な人材がいても原料や部品がなくちゃ勝てませんよ。資源のない国が買い負けるってことは恐ろしいことだと思います」

 日本は原油、鉱物資源、天然ガスといった自然資源のほぼすべてを輸入に頼っている。
 食料自給率も37%(2020年度・農水省)、国産の家畜を食べろと言っても餌となる飼料も75%は輸入に頼っている。
 金を持っているから売ってもらえたわけで、金のない、円も弱い国が買い負けるということは、本当に恐ろしいことなのかもしれない。
「もちろん中国だけではなくアメリカにも買い負けてます、巨大な米中の枠組みが出来上がりつつあります。日本はもう大国間競争の中にいないんです」

 原油の高騰もまた日本を直撃している。30年間平均賃金の上がらなかった日本がチープジャパンとして、生命線である自然資源、食料、そして新たな資源とも言える半導体を手に入れられなくなりつつある。3000万人が米と水と野菜、少量の魚肉で生きながらえた江戸時代に戻るわけにもいかない。

 買い負けも含め、これから何もかも高くなる日本、高くなるだけでも厳しいのに、もし中国に完全敗北、必要な資源、食料が手に入らなくなったとしたら――。

「貿易って戦争なんですよ。高く買い占めた側が勝者です。でもうまくやれば日本だってまだしのげる。これまで馴染みのない国や文化圏からも、質は落ちるかもしれませんが買いつける方向で動いてます。あくまでしのぐだけ、ですが。こういう危機的な転換期だということを消費者も自覚しなくちゃいけない。100円で何でも揃った時代、それは異常だったんですよ」

 最前線を知る彼の言う通り、我々はいま大変な転換期を迎えているのだろう。もはや日本は太平洋の貿易覇権戦争の主役ではない。買い負けながらもいかに中等先進国として、例えば賢明な台湾のように立ち回るか――これしか国を守る術はない。消費者=国民の意識改革も重要だ。

 日本はもう、そうした中等国として生き残る準備が必要な段階に来ているのかもしれない。


【プロフィール】 日野百草(ひの・ひゃくそう)/本名:上崎洋一。1972年千葉県野田市生まれ。日本ペンクラブ会員。出版社を経てフリーランス。全国俳誌協会賞、日本詩歌句随筆評論協会賞奨励賞(評論部門)受賞。著書『誰も書けなかったパチンコ20兆円の闇』(宝島社・共著)、『ルポ 京アニを燃やした男』(第三書館)他。近著『評伝 赤城さかえ 楸邨、波郷、兜太から愛された魂の俳人』(コールサック社)。
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核融合科学研究所、核融合プラズマの乱流制御に新たな可能性を発見 202111

2021-11-08 18:41:00 | 気になる モノ・コト

核融合科学研究所、核融合プラズマの乱流制御に新たな可能性を発見
  TeckCrunch より 211108  tetsuokanai


 大学共同利用機関法人の核融合科学研究所は11月5日、日本とドイツのヘリカル方式の装置を使った世界初の比較実験で、核融合のプラズマ封じ込めの際の障害となる乱流の制御に、磁場構造が重要な影響を及ぼすことを明らかにしたと発表した。
 これは乱流制御に新たな可能性を示すもので、「従来にない磁場構造を持つ革新的核融合炉を目指した研究」に大きく貢献するとのことだ。

 この研究は、核融合科学研究所の田中謙治教授、沼波政倫准教授、仲田資季准教授と、ドイツのマックス・プランク・プラズマ物理研究所のフェリックス・ワーマー博士、パブロス・サントポウロス博士らとの国際共同研究によるもの。
 核融合科学研究所は、ヘリカル方式の核融合を研究する世界最大級の実験装置、大型ヘリカル装置(LHD。Large Helical Device)を所有し、マックス・プランク・プラズマ物理研究所は、同規模のヘリカル方式の実験装置、ヴェンデルシュタイン7-X(W7-X)を所有している。

 核融合は、超高温のプラズマを磁場で閉じ込めることで可能となるが、プラズマは2つの原因により拡散してしまう。ひとつは粒子の衝突、もうひとつが乱流だ。粒子の衝突による拡散は、プラズマを閉じ込める磁場の構造で低減できることがわかっているが、乱流による拡散については、まだわからないことが多く、制御は大変に困難とされていた。

 そこで、同規模のヘリカル式実験装置を持つ核融合科学研究所とマックス・プランク・プラズマ物理研究所はそれらを使い、プラズマの体積、密度、温度をほぼ等しく揃え、磁場構造だけが異なるという条件で、世界初の比較実験を行った。それにより、衝突拡散はW7-Xのほうが格段に低く、乱流拡散はLHDのほうが数分の1と低いことがわかった。この結果は、日欧のスーパーコンピューターによる同条件のシミュレーションでも確認された。

 LHD(日本)とW7-X(欧州)。
 ねじれたドーナツの形をしたプラズマを磁場で閉じ込めている。
 プラズマの体積はいずれも30m3(立方メートル)だが、両者は磁場を形成するコイル(青色)の形状が異なる。LHDは乱流拡散が小さく、W7-Xは衝突拡散が小さいのが特徴。W7-Xの画像はマックス・プランク・物理学研究所提供

 これらの実験装置の磁場構造が、それぞれ衝突拡散の低減、乱流拡散の低減に役立っていることがわかり、これらの長所を組み合わせることが「非常に有効」だという。
 現在、核融合科学研究所とマックス・プランク・プラズマ物理研究所は、LHDとW7-Xを発展させてプラズマの拡散をさらに低減させる磁場構造を、スーパーコンピューターを駆使して探求している。「このような革新的な核融合炉を目指した研究が、今回の成果をもとにさらに進展すると期待されます」と核融合科学研究所では話している。
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🚶‍♀️…仏徳山,朝日山…平等院表参道… 211108

2021-11-08 18:09:00 | 🚶 歩く
🚶‍♀️…右岸堤防道…お茶と宇治歴史公園…朝霧通…早蕨の道…源氏物語ミュージアム前↩︎…仏徳山遊歩道↗︎同展望台↗︎同山頂↘︎→朝日山参道↗︎…同観音堂,同展望台↘︎朝日山裏道…朝日山山道↘︎…興聖寺山門…琴坂↘︎…観流橋🍁…朝霧橋…橘島:塔の島…喜撰橋…網代の道…平等院表参道…宇治橋…お茶と宇治歴史公園…右岸堤防道…>
🚶‍♀️11533歩2kg36F

⛅️:仏徳山展望台21℃:強風
 

観流橋袂の銀杏

JR奈良線複線化後少し

仏徳山展望台より🎡万博観覧車

同:生駒山山頂

観流橋袂の銀杏
雲海の様な夕方の空





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