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気持ちよく&効果的にウォーキングするための6つの工夫  202312

2023-12-14 00:19:00 | 健康関連

気持ちよく&効果的にウォーキングするための6つの工夫
  TARZAN より 231214


① いいフォームで歩いてこそ効果が期待できる
 何らかの健康効果を得るためには、だらだら歩きは禁物だ。

 崩れた歩き方で1日1万歩のノルマを課してもウォーキングの効果はほとんど得られない。歩数を増やすことよりまずは正しいフォームを習得することが先決だ。〈ニッポンランナーズ〉代表の齊藤太郎さんにポイントを伺った。

「骨盤から脚を大きくスイングさせて股関節に大きな三角形を作ることが重要なポイント。そのためには上体でリズムをとって肩甲骨まわりを動かすことが必要です。肩甲骨から肘を後ろに引くつもりで、肘と体幹の間に三角形を作る意識を持ちましょう。背骨に垂直のラインが通っていてその上に頭が乗っているイメージです」

 上が上半身と下半身が連動している正しいウォーキングフォーム。自然と歩幅が大きくなりスピーディに歩ける。ところが街で見かける多くの人は下のようなトボトボ歩き。気をつけたい。

② まっすぐ立てていない人が多い
 いきなり正しいフォームで歩けと言われて、すぐその通り実践できる人は少ない。というのも歩く以前の問題で、そもそも正しい姿勢で立てていないからだ。

「足裏の圧力を計測できる機械で調べてみると、正しく立てていない人は踵荷重に陥っています。前方の指に体重が乗っていないので、姿勢そのものが乱れます」(齊藤さん)

 踵重心で立つと、頭が前に出て背中が丸くなり、骨盤が後傾して膝が曲がる。どこかで見たことあるような気が…と思ったらまさにおじいちゃん姿勢。

 このまま歩き出せばトボトボ歩きになるのは当たり前。足の前後に重心を分散させて立つ習慣をつけよう。

姿勢と足裏への荷重の関係。踵と指の付け根に体重が乗っているとまっすぐに立てる。これに対して踵荷重では猫背のおじいちゃん姿勢に陥ってしまう。歩き出す前に重心と姿勢の矯正を。

③ 歩く前にストレッチで立ち姿勢をリセットする
 歪んだ姿勢をリセットしないと歩く動作をキープすることすら危うい。

「本当は歩くときにアクセルの働きをする大臀筋やハムストリングスを使いたいのに、姿勢が悪いとブレーキの大腿四頭筋を使ってしまいがち。しかも疲れやすくもなります。なので、歩き出す前にストレッチで姿勢をリセットしましょう」(齊藤さん)

 また、踵荷重の人は足の指の付け根で地面を蹴り出すことが苦手。とくに親指の付け根で踏ん張る動きができないと足裏の張力が利用できない。その結果、歩くたびに横揺れ動作が加わるおっさんのような歩き方に。

「親指の付け根をしっかり使うために壁押しで指の動かし方を練習しましょう」

⚫︎壁押しストレッチ
 壁の前に立ち、両足を前後に大きく開いて肩の高さで両手を壁につく。後ろ足の親指で床を押し、親指をしならせて踏ん張る。親指の付け根に全体重を乗せるつもりで。左右各10回を繰り返し。この感覚を摑んだら歩くときも応用。

⚫︎お尻とハムのストレッチ
 両足を肩幅に開いて立ち、両膝を軽く曲げる。両手を組み、肩の高さで前方に伸ばす。腕を前にぐーっと伸ばすと同時にお尻を後ろに突き出す。上体はできるだけまっすぐキープ。硬いお尻とハムを伸ばすと同時に背すじを伸ばす。30秒キープ。

④ 歩いた後30分以内に乳製品を摂る
 インターバル速歩(詳しくはTarzanWebの記事:データで見る、僕らが「ウォーキング」をするべき理由)で歩いた後、30分以内に牛乳をぐびぐびっと飲む。いや、牛乳ではなくても乳製品であれば何でもいい。30分以内の摂取でカラダに嬉しいことが起こるという。

「乳製品を摂取すると肝臓でアルブミンというタンパク質が合成されます。アルブミンは高分子なので、これが血管に増えてくると血管の外から水分が引き込まれて血液量が増えます。すると汗がうまくかけるようになって体温調節機能が上がり、その後、徐々にタンパク質を材料とする筋肉が増えてきます」(信州大学・能勢博特任教授)

 体温調節がうまくできれば疲れにくくなり、筋肉がつけばさらに疲れにくくなる。歩いた後の乳製品摂取でさらなる健康効果を。


📘『ウォーキングの科学』(講談社ブルーバックス)より

 中高年を被験者にした実験。90分のインターバル運動を2回実施し、その後30分以内に乳製品を摂取させたところ、摂取しなかったグループに比べて血漿量が増加。つまり血液量が増えた。

⑤ 習慣化したら運動強度をアップさせる
能勢特任教授によれば、インターバル速歩を実践するとおよそ2週間で何らかの自覚症状が表れるという。以前より息切れしにくくなった、歩くスピードが速くなった等々だ。

 やがて歩かないと気持ちが悪くなって習慣化に見事成功する。こうなったらいつまでも同じところに留まってはいられない。ステップアップする頃合いだ。

「体力がアップするのはトレーニングを始めてから3か月以降です。そうなったら、時間を計ってスピードを上げる、低山に登るといったステップアップを図りましょう。低山がなければ坂道や階段を上る。お寺や神社は坂の上にあるので、そうした寺社を散歩コースにしてもいいでしょう」

⑥ 30分ウォークをジョグへ切り替え
 歩き始めてどんどんスピードが上がってきた。たまに低山にも登るようになってモチベーションもますますアップ。こうなったらそろそろウォークからジョグにスイッチするタイミング。

「速歩きで心拍を上げるのが心地よいと感じるようになったら、速歩とジョグを組み合わせていきましょう」(齊藤さん)

 30分続けてウォーキングしていたという場合なら、最後の5分間だけジョグに切り替えてみる。慣れてきたら10分ウォーク→10分ジョグ→10分ウォークというように、徐々に走る時間を延ばしていく。最終的に25分ジョグを続けてフィニッシュできたら、あなたはもう立派なジョガーだ。

10分ウォーク→10分ジョグ→10分ウォークの後は、5分ごとにウォークとジョグを繰り返し、敢えて波を作ってカラダを慣らす。これはインターバル速歩+ゆっくり歩きと同じ原理。最終的に5分ウォーク→25分ジョグでゴールとする。
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データで見る、僕らが「ウォーキング」をするべき理由  202312

2023-12-11 00:47:23 | 健康関連

データで見る、僕らが「ウォーキング」をするべき理由
  TARZAN より 231211

▶︎教えてくれた人
能勢博(のせ・ひろし)/信州大学特任教授。
信州大学大学院医学系研究科スポーツ医科学教室教授を経て現職。研究分野は運動生理学、環境生理学、温熱生理学。ウォーキングに関する著書多数。自身も信州の山々を精力的に歩いている。

① 下半身は衰える。だから、歩いて鍛えよう
歩いて筋肉が鍛えられる? それはちょっと無理でしょう。確かに、漫然と歩いていたら無理かもしれない。たとえ1日1万歩頑張って歩いたとしても養える筋力は微々たるもの。労多くして功少なし。

 でも、ウォーキングは工夫次第。たとえば、速歩きとゆっくり歩きを交互に繰り返すインターバル速歩(本記事後半で解説)なら、えっ、こんなに?というくらい筋力が向上する。下記のグラフをご覧の通り筋力は平均17%アップ!

「とくに、後ろ足で地面を蹴るときに力を入れると太腿の後ろのハムストリングスという筋肉が強化されます。お尻や太腿裏など背面の筋肉は歩くときにアクセルの働きをする重要な筋肉です」



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骨は若返り臓器でもあった!?骨が「記憶力」「筋力」「精力」「免疫力」をアップさせるワケ【人体の不思議】 202311

2023-11-12 22:46:00 | 健康関連

骨は若返り臓器でもあった!?骨が「記憶力」「筋力」「精力」「免疫力」をアップさせるワケ【人体の不思議】
  ラブすぽ  より 231112


🦴骨は生きている“若返り臓器”!
 長い間〝体を支え、内臓を守るためのカルシウムのかたまり〟と思われていた骨ですが、最近は、骨が出すメッセージ物質が脳や体に働きかけてさまざまな機能を維持・向上していることがわかりました。
 とくに「骨芽細胞」が分泌するタンパク質のひとつ、「オステオカルシン」は、「記憶力」や「筋力」、そして男性の「精力」などをアップし、「活性酸素の除去」や「肌の活性化」にも効果がある〝若返り物質〟として注目を集めています。

 オステオカルシンは、骨に0・4パーセントほど含まれる物質ですが、微量が骨の中から血管を通じて全身に届けられ、脳や筋肉、精巣などに働きかけます。また、同じく骨芽細胞が出す「オステオポンチン」というタンパク質も、老化や免疫にかかわる物質です。オステオポンチンが減少すると、骨髄内の免疫細胞の量が減少し、免疫力が低下してがんなどのリスクが高まるといわれています。

 骨粗しょう症も骨が分泌する「スクレロスチン」という物質の異常発生が原因となっている可能性も高く、高齢者だけの病ではないとされています。ところで、「骨細胞」を増やし、骨粗しょう症を防ぐ飲みものの代表とされた牛乳ですが、最近では飲み過ぎると逆に骨粗しょう症の初期症状を起こすという説があります。

 牛乳には1リットルにおよそ1200ミリグラムのカルシウムが含まれていますが、カルシウムが体内で代謝されるためのマグネシウムがほとんど含まれておらず、大量に摂取すると体内のミネラルバランスをくずす可能性があるというのです。しかし、科学的には実証されていません。骨は常に新陳代謝を繰り返して、毎日少しずつ入れ替わっています。全身の骨が入れ替わるには、成人でおよそ3年かかるといわれていますので、常に骨の量を増やし強くする努力は怠おこたらないでください。

🦴『眠れなくなるほど面白い 図解 人体の不思議』はこんな人におすすめ!
・人間の体の構造について学びたい
・人体における不思議なメカニズムについて触れてみたい
・誰かに話したくなる体の雑学を得たい

以上の方には「図解 人体の不思議」は大変おすすめな本です。

 テレビやインターネットには健康に関するさまざまな情報があふれており、スマートフォンで専門的な知識ですら手軽に検索することが可能です。しかし、これらの健康に関する情報にはさまざまな内容が含まれており、その真偽を含めた有用性(どれが大事な情報か)を判断することが難しい状況があるように思われます。

 これらの情報の有用性を判断して有効に活用し、自分自身が健康であるためには、まず人間の“からだ”についてできるだけ正しい知識を持つことが重要ではないでしょうか?なぜならこの正しい知識を持つことが、巷にあふれる健康に関する情報に流されず、鵜呑みにせず、どれが有用な情報であるのかを判断できるようになる土台となるからです。

 本書では、人間の“からだ”についての理解を深めるための基本的な疑問を取り扱い、図解を入れながら、わかりやすく説明しています。読めば皆様の“からだ”のことをもっと知ろうとする意欲を刺激し、さらに知識を得るための第一歩となってくれるはずです。

🧠脳は重くてシワの数が多いほど頭がいいのか?
 生物の体には不思議なポイントが沢山あります。そして特に最も神秘的なカラダの部位と言えば人間の脳です。まずは、人体の脳における不思議について解説しましょう。

 動物と脳の関係を比較すると、一般に小動物ほど体重の割に脳が重く、逆に大型動物ほど軽いことがわかります。動物の脳と体重の間には、「脳の重量は体重の0.75乗に比例する」という規則性があり、これを「スケーリング」といいます。ただし、この動物界の普遍的な規則にあてはまらない動物がいます。それがヒトです。ヒトは、動物の中では例外的に大きな脳を持っているのです。

 また、ヒトの場合、アインシュタインの脳が1230グラムと一般的な成人男性の脳(1350〜1500グラム)よりも小さかったことから、脳の大きさと頭のよさは関係ない、ともいわれます。しかし、カリフォルニア大学の「脳の大きさと知能指数(IQ)の関係」の研究では、わずかながら脳の大きな人ほどIQが高く、とくに「大脳皮質」の「前頭前野」と「後側頭葉」の皮質が厚い人のIQが高いという結果が発表されました。

🧠天才は生まれつきではない、幼少期がポイント
 ところが、さらに研究を進めると、皮質が厚くてもIQが高くない人がいることもわかりました。このことから「IQの高さは皮質の厚さより、脳が幼少期にどれだけ成長したかが重要」といわれてきました。この説を裏づけるように、IQが120以上の人の脳は、7〜9歳頃の幼少期にはむしろ平均よりも皮質が薄く、その後13歳まで肥大化し、厚みを増し続けていたとされ、幼少期の教育熱は高まりそうです。

 しかし、一方でIQはあらゆる知能を網羅した数値ではなく、万能性がないことも把握する必要がありそうです。昔からよく「脳みそのシワが多いほど頭がいい」といわれます。しかし、脳のシワは胎児のときに大脳が形成される過程でつくられ、生まれたときにはすでにできあがっているため、成長してどんなに勉強してもシワの数は増えないそうです。

 シリーズ累計300万部は伊達じゃない!豊富に使われた図解の圧倒的わかりやすさ
本書は「図解」と銘打っているだけあって、図解やイラストがふんだんに使われています。手に取っていただいた読者から理解しやすいと大好評を得ているシリーズです!
 右ページに文章、左ページに図解で解説という形で全頁が構成。
さくっと読めてしまうのに、しっかりとした専門家の知識を身につけることができるのが最大の魅力です!この「眠れなくなるほど面白い図解シリーズ」は300万部を突破している大ヒットシリーズです。

⚫︎日々の生活の必須知識として家に置いておきたい一冊!
 健康を考える上で「人体」について知っておくことの重要性はとても高いです。この一冊を読んで、睡眠を深く知り、健康な体を手に入れましょう。


📗【書誌情報】『図解 人体の不思議』監修:荻野剛志
「頭のよさは脳の大きさと関係ない?」「別腹は本当にある?」「恋愛は3か月で冷める?」「薄毛も肥満も遺伝のせい?」ーー科学が発達した現在でも「人体」は多くの謎と不思議に包まれ、最も身近で興味深く関心の高いテーマです。本書では、最新データや研究にも触れながら、人体のナゾとフシギを解き明かします。実際に役立つ知識と情報満載の1冊!
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 油で脳・血管・腸の老化を防止!今とるべき油の種類と賢い油のとり方とは? 2023/10

2023-10-20 03:19:30 | 健康関連
油で脳・血管・腸の老化を防止!今とるべき油の種類と賢い油のとり方とは?
  雑誌「ハルメク」 より 231020 


 毎日の食事に欠かせない油。実は、油を賢くとることが、脳や血管、腸の老化予防にもつながると医師の澤田幸男さん。そこで今とるべき油の種類やとり方のコツについて詳しく伺います。管理栄養士・牧野直子さんによるアドバイスも。


▶︎教えてくれた2人の専門家
ー澤田幸男(さわだ・ゆきお)さん
澤田肝臓・消化器内科クリニック院長。兵庫医科大学卒業、同大学院医学研究科修了。共著に『腸が寿命を決める』(集英社新書)がある。
ー牧野直子(まきの・なおこ)さん
管理栄養士、料理研究家、ダイエットコーディネーター。「スタジオ食(くう)」代表。著書に『野菜の栄養と食べ方まるわかりBOOK』(ワン・パブリッシング刊)などがある。

⚫︎脳の約6割は脂質!いい油で脳の機能改善を
 現在、店頭でさまざまな種類の油を見掛けます。「私たちが意識してとるべき油は、アマニ油やエゴマ油など“オメガ3系脂肪酸”の油。オメガ3系脂肪酸は、体でつくることができないので、食事でとる必要があります」と肝臓・消化器内科の医師・澤田幸男(さわだ・ゆきお)さん。

「オメガ3系の油をとると、体内でDHAやEPAという栄養素に変化し、動脈硬化の予防、脳機能の改善などが期待できます。また、脳の約6割が脂質でできているので、良質な油をとることは重要です」と澤田さんは言います。

 DHAやEPAは魚に多く含まれますが、「魚は調理が手間、価格が高い、魚が苦手という方もいて、とりにくい場合があります。そんなときはオメガ3系の油を上手にとりましょう」と管理栄養士で料理研究家の牧野直子(まきの・なおこ)さん。

⚫︎50代60代がとるべき3つの油とは?
 体内でDHAやEPAに変わるオメガ3系のオイルは、脳、血管の老化防止に効果的と言われています。また、腸にいいとされているのはオメガ9系オイル。悪玉コレステロールを減少させる効果を期待できると言います。

 特に50代60代がとるべき油は下記の3種類。

 50代60代がとるべき油1:アマニ油

 アマニ油とは、亜麻の種子から抽出される植物油。アマニ油には、体内でDHAやEPAといった栄養素に変化する必須脂肪酸(オメガ3系脂肪酸)が多く含まれ、動脈硬化のリスクを低減、血流や脳機能の改善、免疫力向上などの効果が期待できます。

 50代60代がとるべき油2:エゴマ油

 エゴマ油とは、シソ科のエゴマの種子から抽出される植物油。アマニ油と同様、必須脂肪酸(オメガ3系脂肪酸)が多く含まれます。アマニ油もエゴマ油も熱に弱いため、基本的に生でいただくのがおすすめ。温かい料理に加えるのは問題ありません。

 50代60代がとるべき油3:オリーブ油

 オリーブ油は、オリーブの果実から得られる植物油。オレイン酸(オメガ9系脂肪酸)が多く含まれ、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールは減らさない働きがあります。腸の働きをよくして便秘を予防、動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞・高血圧など生活習慣病の予防にも。加熱調理にもおすすめです。


⚫︎賢い油のとり方!知っておくべき新常識3

新常識1:魚を食べない日はオメガ3系の油を足せばOK!
 DHAやEPAは、マグロ(トロ)やイワシ、ブリ、サンマといった青魚に多く含まれています。魚を食べない日が続いているときは、特にオメガ3系の油を食事に取り入れましょう。

新常識2:1日合計20g(小さじ5杯)が目安。オメガ3系の油は、小さじ1杯!
 サラダ油などの調理油を含めて、1日で調理などに使う油の量の目安は小さじ5杯(合計20g)。オメガ3系の油は、小さじ1杯(4g)を目安に、飲み物や食事に取り入れましょう。

新常識3:オメガ6系の油は、実はとり過ぎ。減らすことを意識して!
 オメガ6系油とは……

サラダ油
コーン油
紅花油
ゴマ油
など

 サラダ油や紅花油など私たちになじみのある油は、リノール酸を多く含むオメガ6系の油。食材をサラダ油で炒めたり、外食で洋食メニューを頼んだりするとオメガ6系の油の摂取量が多くなりがち。

 オメガ6系とオメガ3系の摂取量の理想は2:1。オメガ3を小さじ1でもとるとバランスがよくなります。

油は適度にとった方がいいですが、とり過ぎは禁物。

※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
取材・文=野田有香(ハルメク編集部) イラストレーション=田渕正敏
※この記事は雑誌「ハルメク」2022年10号を再編集し、掲載しています。
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マインドフルネスとは?効果とやり方  202310

2023-10-17 01:41:00 | 健康関連

マインドフルネスとは?効果とやり方
CocoKARA next  より 231017


 現代人は何かと忙しいもの。毎日を慌ただしく過ごしていると、イライラしたり、気分が落ち込んだりすることがありますよね。
 そんな時はマインドフルネスを取り入れて、心身の状態をリセットしていきましょう。

⚫︎マインドフルネスとは
 マインドフルネスとは「今ここ」に意識を向けて、心身を穏やかに整えるメソッドです。1979年にアメリカのマサチューセッツ大学医学部で、ジョン・カバット・ジン博士によって開発されました。

 私たちは何かをしている最中でも、過去の失敗や未来に対する不安、他者からの評価など、ネガティブな雑念に囚われて、脳のエネルギーを消耗してしまいがちです。

「どれだけ休んでも身体がだるい」「ちゃんと寝ているのに起きられない」のは、もしかしたら脳に疲れが溜まっているせいかもしれません。
 脳疲労を放っておくと、やる気や幸福感の低下につながるといわれています。

 フル活動している脳を休ませるのに有効とされるのが、マインドフルネスです。
余計な雑念をなくし、ただ目の前のことに集中する力を養うことで、仕事のモチベーションやパフォーマンスを向上させる効果があるとされ、近年ではさまざまな業界で注目を集めています。

​◆マインドフルネス瞑想のやり方
 心をマインドフルネスの状態にする具体的なやり方として、瞑想を行います。瞑想というと宗教的なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、注意力と集中力を高めるためのトレーニング方法です。日常生活の中で気軽に取り入れてみましょう。

<マインドフルネス瞑想のやり方>
▶︎背筋を伸ばして座り、目を軽く閉じる。
 目を閉じたまま呼吸をする。鼻呼吸がおすすめ。
息を吸った時におなかや胸がふくらみ、息が吐いた時におなかや胸が縮むことを意識しながら行う。
 無理に深呼吸したり、呼吸をコントロールしたりする必要はなく、いつもに自然な呼吸でOK。
 自分の呼吸に意識を集中する。雑念が浮かんだ時も無理に打ち消そうとするのではなく、客観的に「雑念が浮かんだな」と観察しながら、再び呼吸に意識を戻す。

 まずは1日10分から始めてみましょう。慣れてきたら時間を延ばしても構いません。大切なのは毎日続けることです。そうすれば少しずつ雑念が減って、心が軽くなっていくことでしょう。


【参考】
「マインドフルネス」とは?めい想の方法・効果と「呼吸のめい想」のやり方.
NHK健康チャンネル
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_699.html
(参照 2021-09-03)
マインドフルネスとは.リクルートマネジメントソリューションズ
https://www.recruit-ms.co.jp/glossary/dtl/0000000191/
(参照 2021-09-03)
悩み別にマインドフルネス 脳が休まる「最高の習慣」.NIKKEI STYLE
(参照 2021-09-03)
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO19508670R00C17A8000000/

「文:けんこうフィットNEWS 」
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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