データで見る、僕らが「ウォーキング」をするべき理由
TARZAN より 231211
▶︎教えてくれた人
能勢博(のせ・ひろし)/信州大学特任教授。
信州大学大学院医学系研究科スポーツ医科学教室教授を経て現職。研究分野は運動生理学、環境生理学、温熱生理学。ウォーキングに関する著書多数。自身も信州の山々を精力的に歩いている。
① 下半身は衰える。だから、歩いて鍛えよう
歩いて筋肉が鍛えられる? それはちょっと無理でしょう。確かに、漫然と歩いていたら無理かもしれない。たとえ1日1万歩頑張って歩いたとしても養える筋力は微々たるもの。労多くして功少なし。
でも、ウォーキングは工夫次第。たとえば、速歩きとゆっくり歩きを交互に繰り返すインターバル速歩(本記事後半で解説)なら、えっ、こんなに?というくらい筋力が向上する。下記のグラフをご覧の通り筋力は平均17%アップ!
「とくに、後ろ足で地面を蹴るときに力を入れると太腿の後ろのハムストリングスという筋肉が強化されます。お尻や太腿裏など背面の筋肉は歩くときにアクセルの働きをする重要な筋肉です」
① 下半身は衰える。だから、歩いて鍛えよう
歩いて筋肉が鍛えられる? それはちょっと無理でしょう。確かに、漫然と歩いていたら無理かもしれない。たとえ1日1万歩頑張って歩いたとしても養える筋力は微々たるもの。労多くして功少なし。
でも、ウォーキングは工夫次第。たとえば、速歩きとゆっくり歩きを交互に繰り返すインターバル速歩(本記事後半で解説)なら、えっ、こんなに?というくらい筋力が向上する。下記のグラフをご覧の通り筋力は平均17%アップ!
「とくに、後ろ足で地面を蹴るときに力を入れると太腿の後ろのハムストリングスという筋肉が強化されます。お尻や太腿裏など背面の筋肉は歩くときにアクセルの働きをする重要な筋肉です」