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脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

湯気の向こう

2009-12-16 | 子供と家族
冬になって寒くなるとお鍋が美味しい季節だ。
我家では天気予報を見た子供が、予想気温が低いと必ず呟く。
「今夜は鍋だね。」と。

本日は胡麻豆乳鍋。具材は豚肉、白菜、ネギ、油揚げ、豆腐、人参、
エノキを使用。
スープは市販のものを始めて使ってみたのだけれど、すり胡麻沢山で
胡麻の香りがいっぱいで、思ったより美味しかった。

昔からお鍋は一人で食べる気がしなくて、複数で食べるものという
意識がある。
子供と二人暮らしを始めた初めての冬、美味しいね~と舌鼓を打ち
ながら鍋を突きつつ、私が「一人だったらお鍋は作ってないだろうなぁ。
○○がいるからお鍋が食べられるね。」・・・と言ったのを子供はよく
覚えていて、それからお鍋を食べる度美味しいね~と笑いながら
「僕がいるから食べられるんだよね。」と言う。
私も言われる度「そうだね。○○のおかげで美味しくお鍋が食べられ
るね。」と答える。
湯気の向こうの夕食の一コマ。

子供は近い将来自立して離れて行くものだと思っている。
それまでに一緒にお鍋を食べてくれる人を探さないと、私の冬は
味気ないものになってしまいそうだ。


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