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脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

Graduation

2012-03-17 | 子供と家族
今日は子供の高校の卒業式だった。元夫も駆けつけてくれ、一緒に門出を見送った。
子供は父親が来てくれた事がとても嬉しそうだったので、やはり声をかけて良かったと思った。
不思議な形で私達親子の縁は続いているのだと感じたり。

式の間はこれまでの日々が思い起こされては涙ぐんでいたけれど、大泣きする・・という感じには
ならなかった。
一言では語れない、とてもとても感慨深いものがあったけれど。

友達と笑っている子供の姿を見て、この学校に入れて本当に良かったと思った。
中学までは親しい友達も出来ず休日に遊ぶという事も数える程しかなかった。
それが今では毎週のように友達と出かけ、メールや電話で毎日笑い転げている。
多分これが何よりの財産。卒業しても繋がっていて欲しい。

軽度発達障害の子が集まる学校だったけれど、皆とても礼儀正しくしっかりしている。
在校生代表の送辞も卒業生代表の答辞も素晴らしくて、この子達のどこに障害があるのだろう?と
思える程。
前に保護者会であるお母さんが「自分の勤め先の若い子は遅刻欠勤も当たり前で挨拶もまともに
出来ない。接客態度もひどくこれで健常者だというのなら、この学校のみんなの方がよっぽど
ちゃんとしている。こんな奴等に負けるなよ!とすごく思ってしまう。」と言っていた。
そう、皆とても素直で真っ直ぐで、つい忘れてしまいそうになる大切なものを持っている。
これからも潰される事無く、その真っ直ぐな瞳で進んで行ってくれる事を祈る。

いろんな事に感謝の想いが絶えない今日。私も子供も沢山のものによって生かされている。
卒業おめでとう。今日からまた新しいスタートだね。
これから母は少し遠くから、でも引き続きちゃんと見守って行くよ。