王様の耳はロバの耳

あなたはいつも自分の話ばかり。
私の話は聞いてもいない。

深夜の電話はSOS。

「王様の耳はロバの耳。」

一人で抱えきれない胸の思いを穴に埋めたい時もあるだろう。
私に出来るのは話を聞く事ぐらいだから、時間の許す限り
耳を傾けよう。
馬鹿だと言われても私にそれが出来るうち、受け止められる
そのうちは。

「王様の耳はロバの耳。」

みんな誰かに吐き出したい。
言うに言えない。言ってはいけないこの気持ち。
受け止めてくれる場所が欲しいのさ。
眠れぬ夜は長いから。

私の呟きの穴はこのブログ。
私の想いはここに埋めよう。
通りすがりに訪れた人は、ほんの少しカケラを拾って持って行って。

「王様の耳はロバの耳。」
「王様の耳はロバの耳。」

本当の事なんて、簡単に言えやしないのさ。

ピンク

ピンクってとっても可愛い色で、気持ちがウキウキしたり元気に
なったりする不思議なパワーがある。
でも逆に自分がしんどい時はキツイ色かもしれない。

ピンクのマニキュア、チークにリップ。
シャドーはピンクパープル。
みんな一瞬にしておしまい。最後は涙で流れて行った。
おかげですっきり目が覚めた。
あたしにピンクは似合わない。

仕事帰りに寄った池袋のお花屋さんに、ピンクのガーベラが沢山
売っていた。
濃いピンクから淡いのまで、とても綺麗なグラデーション。
すごく可愛かったけど、今日は買う気分になれなかった。

いつの間にか手が届きそうな錯覚をしてたのね。
何だか急に全てが色褪せて見えた、そんなあの夜。
私に違う色に見えてただけで、何も変わっていなかった。
ただそれだけの事。
これからも変わらず過ぎて行く。