いなば路快速の日記帳

鉄道ファンの管理人が日々の出来事・雑感などを綴っていきます。

6/11 信越本線ぐるり乗り鉄(その1)

2011年06月15日 | ぐだぐだ旅行記

先週の週末に大学鉄研の合宿があり、1泊2日(実際は2泊2日?)の日程で小旅行を楽しんできました。
もっとも自分の場合、ろくに観光をすることもなく、ひたすら列車に乗り続けることがメインではありますが・・・(いまさら言うことでもないか)。

出発は金曜日の晩、夜9時半ころに自宅を出て横須賀線で品川、品川駅で「品川丼」を食べた後京浜東北線で上野駅へ向かいました。
で、上野に到着して乗り換えたのはこれ。


昨年の3月ダイヤ改正で週末臨に変更された急行「能登」です。
今回乗車したのは長岡方のクハが1500番台のT-18編成でした。
これに乗って深夜の上越線を北上し、長岡で方向転換して直江津まで行きました。
乗車率は思っていたより良く、座席の6~7割程度は埋まっていたように思います。

ただ困ったことに自分の前の席に座ったおっさん2人組がずっと酒を飲みながら話し込んでいたので、うるさいわ酒臭いわでちっとも寝られませんでした(怒)

ちなみに今回は乗車券として「ウイークエンドパス」を使いましたが、金曜日から土曜日に日付の変わる大宮駅までは普通の乗車券でもって乗車しました。夜行列車に乗って青春18きっぷを使い始める時によくやるテクニックですね。


直江津到着は早朝の4時16分でしたが、その割には意外と下車客が多く30~40人くらいはいたかと思います。たぶん自分と同じようにウイークエンドパスを使って東日本区間だけを利用してきた人が多いのでしょう。

能登が発車してしまったあとは次まで1時間以上の待ち時間がありますが、特にすることもないので居眠りをしたり適当に写真を撮ったりしていました。


急行形電車と特急形電車の並びも今となっては貴重なものに。


京葉線の205系もいつの間に疎開されていたのやら。

さて、5時になって次に乗車する信越本線の快速「妙高2号」が入線してきました。この列車は定期列車としては直江津~長野間を走破する唯一の快速列車です。

編成はいわゆる「あさま色」の189系電車6連です。地味に両先頭車は先頭車化改造車のクハ188形でした。
今回は無駄とは分かっていつつも、あえて料金を払って6号車の指定席に乗車。あとで検札のときに車掌さんに聞いてみたら、「普段は指定席には誰も乗ってこない」とのこと。
帰省シーズンや大型連休などの最繁忙期でやっと半分くらいが埋まる程度の乗車率なのだそうです。
この時は終点の長野までだれも乗ってきませんでした。まあ自由席車が5両もあって、しかも空いていれば誰だって普通はそちらに乗るでしょう(笑)


途中、車窓に建設中の北陸新幹線の高架や妙高高原駅の広い構内、二本木駅のスイッチバックや専用線、また北長野の廃車解体待ちの車両群などを見ながら終点の長野まで約1時間20分の189系の乗車を楽しみました。通過駅がある快速列車だった分、往年の特急「あさま」の雰囲気を少しだけ味わえた気分(?)です。

それにしてもこの189系の座席は簡易リクライニングシートにストッパーを1段加えただけのもので、さっき能登で乗った新潟の485系の座面もスライドするリクライニングシートに比べるとだいぶ設備水準に差があるように感じました。まあ向こうは快速だけでなく特急運用もあるし、こちらも普通列車の接客設備としては破格のグレードではあるのですが・・・。

さて長野では松本行のE257系を使用した快速列車が接続しており、快適そうな車内にちょっと惹かれるものがあったのですがここは見送り。


その代わり、というわけでもないのですが長野電鉄に少しだけ乗車しました。

最後に長野電鉄に乗ったのは確かまだ小学生の頃だったので、10年以上ぶりの乗車になりました。あの頃から主力車両は元東急の8500系になり、特急車が小田急やJR東日本の譲渡車に変わっているなどの変化があります。
よく見ると番線表示に今は廃止された「木島」の文字が・・・。木島線も廃止される前に1度だけ往復しました。

それにしても地下駅に8500系の組み合わせは地下鉄半蔵門線や東急田園都市線で今でもよく見ることができるのであまり目新しさを感じませんね。なんというか、全然遠くにやってきた感じがしません。
しかも駅の構内には長野駅前の東急百貨店の広告があり、東急マークも普通に目に入ってきます。資本関係があるのかは分かりませんが、なんだか「東急長野線」といった雰囲気です。
行き先表示の「信州中野」の4文字も何となく「中央林間」を連想させるような・・・!?

以下、その2に続く・・・


GMキハ45形キットを作る(その2)

2011年06月15日 | 鉄道模型のあれこれ

前回記事を上げてから少し経ちましたが、キットの製作のほうはぼちぼちやっています。

今回は車体に窓ガラスパーツを取り付けました。キハ23・45形キットの窓ガラスパーツははめ込み式となっていて、サッシやHゴムの塗装は済んでいるのでランナーから切り離してバリを取るだけで車体に取り付けられます。

しかし側面窓に関してはパーツと車体とのはめあいが非常にきつく、普通にそのまま窓ガラスをはめ込もうとしても一筋縄にはいきません。特にドアと戸袋窓の部分に関しては金型の抜き勾配の関係か、開口部の大きさが窓部分よりも小さく、この部分に関しては多少ヤスってやらないとパーツがうまい具合にはまりませんでした。


そんなこんなでようやく2両分の窓パーツをきちんとはめ込みました。
また側面だけでなく前面についても窓パーツやライトレンズを取り付け。前回の窓ガラスがない状態の写真よりも多少は「らしく」なったかと思います。

ちなみにこの2両のうち1両(前面幌なしのほう)はジャンクのTOMIXキハ58系用のライトユニットを利用してライトの点灯化を図ろうと思います。
ライトユニットのレンズは特に加工することなくヘッドライト、テールライト、種別表示窓にぴたりとはまります。ただしライトユニットと車体横方向の支え(?)が干渉するのでその部分だけは切り取っておきました。


ただこの時点でどうやってライトまで導電させるのかはまだ考えていません。キハ28用の床下を利用する手がありますが、それだとなんだかもったいないのでその辺りは適当に工作してみようかと思います。

以下、その3へ続きます→こちら