いなば路快速の日記帳

鉄道ファンの管理人が日々の出来事・雑感などを綴っていきます。

DE10のちょっとした加工

2011年06月26日 | 鉄道模型のあれこれ

先日鳥取に帰省した時のことですが、(いつの間にか鉄道模型の取り扱いを始めていた)近所の中古店に行ってみたら、TOMIXのリニューアルロットのDE10がパーツ類未使用で定価の半額弱で売られていたので購入してしまいました。


さすが最近の製品だけあって車体の細かい部分に至るまできっちり作られており、手すりも細くできています。走りのほうもフライホイールのおかげでかなりスムーズでした(牽引力は試していないので???ですが)。

さてこのDE10ですが、製品のプロトタイプはA寒地仕様車をプロトタイプとしているので前面窓がワイパではなく旋回窓を装備している形態となっています。模型として遊ぶには別にこのままでもいいのですが、個人的には山陰地区のカマのつもりで使いたいので、この旋回窓の表現を撤去することにしました。
要はスノウプロウ・ホイッスルカバー付きでワイパ窓のB寒地仕様に仕立てようという算段です。


旋回窓の表現は非装備車に比べると結構目立ちます。ちなみに右はマイクロ製のDE10 1049(米子貨物駅入換動車仕様・塗装変更前)です。


キャブ部分を分解し、前面窓を外したところです。
前面窓の旋回窓モールドをヤスって削り取り、最後にコンパウンドで磨き上げてキャブに戻しました。


窓ガラスとキャブを元通り組み立てたら、ナンバーやホイッスルカバーなどを取り付けておきました。ちなみにナンバーは1032号機を選択しましたが、これには特に深い意味はありません。
製品付属のナンバーには1029・1030・1032・1035がありますが、所属を調べてみるとどれも1978(昭和53)年時点で敦賀第一機関区の配置で、現在でも金沢や富山配置の北陸生え抜きのカマのようです。4機とも旋回窓装備のA寒地仕様車で、ナンバーと形態の関係にこだわるならやはり製品そのままのほうが正解ということになります(もしかしたらヒサシなど増設されてるかもしれませんが。)。
まあナンバープレートを切り刻んで任意の番号を作るほどの気力はないので、とりあえずこの辺は雰囲気が出ればそれでいいです(笑)

それでも旋回窓のモールドがなくなっただけでいくらか印象が変わりました。


DE10は一家に一台(笑)の万能機、さまざまな客貨車(場合によっては気動車なども)を牽かせて遊ぼうと思います。

「あれ、前面窓にワイパ付けとらせんがな」、という声が聞こえてきそうですが、実車のワイパはそこまで目立たないので今のところは特にパーツなどは取り付けていません。上の写真のマイクロのDE10もワイパ窓仕様ですがワイパのモールド無いし・・・(言い訳)。
本当のところは取り付けたいのですが、意外とこの手のパーツはどこからも出ていないもので、電車・気動車用のものとも形態が違うのでどうしようか思案中です。