考察)聖霊を受けるとは？

今回は、聖霊を受けるとは？具体的に何なのか？というか、どういう状態なのか？について、現時点での考察を書きたいと思います。

私達は人間は他の動物と違って、言葉を持ち更に、霊的な、神秘的な存在に何処か惹かれます。

つまり、私達には
肉体
精神
霊魂
が存在するのです。

食べたり、飲んだり、寝たり、異性とセックスしたりするのは、肉体の喜びだと感じるかもしれませんが、

＊嫌いな人と一緒に食事をする
＊不味い料理を提供される
＊説教ばかりの会社の飲み会に参加する
＊義務的なセックスばかりする
＊数に拘り、世の中の全女性とセックスしたいと考える

と考えると、苦痛ではないですか？
これは、精神、つまり脳が苦痛を感じているからそう感じるのです。

なぜ苦痛を感じるのか？
それは、
『噓をついて、隠し事をしている状態だから』
ではないでしょうか？
では、何故噓をついたり、本心を隠す必要があるのでしょうか？

それは、私達が

人間関係
仕事
異性
権力
地位、名誉

を守る為に、嘘も必要だと考えてしまっているからです。
噓、偽りなどは、隠し事をすることですから、とても辛いです。
良心が痛むというやつです。

これで、魂、つまり霊が悲鳴を上げ始めます。
子どもの頃は、霊魂が悲鳴を上げているのですが、大人になるにつれ、つまりこの世の悪なる価値観に触れるにつれ、霊魂が傷付き汚れて行く感覚が麻痺してきて、次第に目の前の損得勘定や快不快だけで判断し行動し始めてしまう習慣がついてきます。

そして、心の罪(噓、高慢、プライド、虚飾、性欲、名誉欲、金銭欲、栄光)だけを求め、霊魂が腐っていくのです。
それらを求めて、やっとの想いで手にしても、全く満たされない、満たされたとしても一時的なもので、また次々と欲しくなる、または失いたくなくて、必死で固着して護りに入り、奪われること、失う事へ極度の不安に毎日襲われることになります。

そういう状態から抜け出せないと、人間はどうなるか？
多くの人は、欲望を追及し、結果的にさらに罪を重ね気持ちを誤魔化します。
アルコール依存性の人がシラフになると自堕落さに直面化するため、それを避けるためにより強いお酒に手を染めるのと同じ原理です。
若しくは、罪の深さ、人生の苦行に絶望し、イスカリオテのユダのように自殺という罪を犯し、人生の目的を道半ばで失い、永遠の地獄に落ちます。
これらは、結果的に救いの道はなく、絶望だけ、破滅の道しかありません。
罪の中に生きることが、実は生きながらにして地獄を味わっていることに気付いていないのです。

聖霊を受けるとは、どういう事なのでしょうか？
聖霊とは、罪のある状態では受けられない
清らかな状態でないといけないと言われてます。
そして、聖霊は電磁波で私達の脳を通して伝えられるものであると言われてます。

聖霊をもう少し分解してみましょう。
聖霊は『神様からの愛と真理である』と言われます。
真理とは、神様の御言葉を実践し、その中から多くの悟りを得る事です。
悟りとは？賢くなることです。
テストで満点を取ることではなく、生きる知恵や正しい考え方を得ることです。
サタンが複雑に高尚に作った学問や世の中を神様の視点で一点も曇りなく見通し、その誤魔化しや嘘を見破ることにより、騙されず、彼らの作り出した世界や価値観において、劣等感や不安を感じずに生きられることに繋がります。

愛とは？何でしょうか？
これは状態だと考えます。
愛とは『喜び、感謝感激が持続できること』だと考えてます。

つまり聖霊を受けるとは、
ストレスや不満、不安、貧富の差が激しく、明日も分からない経済状態の中でも、ずーっと思い煩うことなく、『喜ぶと感謝感激で満たされている、生きる力を持っている』状態かな？と現段階では考察しています。
日々、
何かに怯えていたり、
ちょっとしたことでイライラしたり、
酒、
タバコ、
異性とのセックスやオナニー、
ギャンブル、
ネットやテレビ
仕事に溺れている人

は、聖霊を受けていないため、それらから得られる一時的な快楽に没頭しているだけなのでしょう。
そこに真理つまり悟りはなく、愛も存在しないから退廃していくだけです。
そして、それらを追い求めるために、もっと沢山お金を稼がなくてはなりませんから、結果的に見ると企業の奴隷となってしまうのです。

私達は幸せになるという抽象的な言葉ばかり耳にしますが、実践が嘘ばかりを教え込まれるため、半ば絶望してしまっています。
霊魂が疲れ、汚れてしまっているのかもしれません。
聖霊を受ける、、、

現代人には難題かもしれませんが、命をかけ、人生をかけ挑戦してみる価値はあるかもしれませんね。