心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

体の成長と心の成長の違いについて①(心の成長のさせかた)

2018年11月30日 | 精神科看護

私たちは、心と体でできています。

体を成長させるには、栄養をとって、運動して、休息することで成長します。

骨の成長に関しては、成長ホルモンが関与しますから、過度なストレスは成長の妨げになるかもしれませんが、基本的には、他の動物と同じよな成長の仕方をします。

つまり、一流のスポーツ選手を目指さない限り、放置しておいても、「体、肉体は成長する」ということです。

 

スキャモンの発達・発育曲線

知能、つまり精神はどのように発達していくのでしょうか?

これは身長の成長曲線です。

18歳から成長は止まり、肉体は衰えていくことが分かります。

本来であれば、肉体のピークが20歳前後であることから考えて、人間の寿命は40年~50年というところではないでしょうか?

しかし、現代を生きる私たちの寿命は男性で約80歳、女性で85歳と言われています。

肉体の成長のピークが20歳前後であるのに、なぜ私たち人間はこのように肉体のピーク年齢の4倍も長生きすることができるのでしょうか?

以下が人間以外の脊椎動物の寿命です。

 

脊椎動物以外を含めるとこうなります。

チョウザメやコンドル、インド象を除いては、人間よりも寿命が短いことがわかります。

進化論という仮説がありますが、「人間は突然変異によって進化してきた」と言う根も葉もないトンデモ説なのです。

私たちは、進化してきたのではなく、もともと創造されていたと考えるほうが、自然に思えます。

そして、文明を発達させてきたという事実があります。

私たち人間は、民族によって個性がありますが、基本的な構造は同じです。

そして、白人、黒人、黄色人種と個性はありますが、共通しているのは、他の動物たちと違い、発達した脳を持っています。

肉体は20歳をピークに衰退していきますが、脳の発達は無限であるという考え方がありますので紹介します。

・・・・・・・・・・・・・・・(2014.9.26 05:02 【正論】脳は生涯にわたり発達し続ける 筑波大学名誉教授・村上和雄)

 黄金期を迎えつつある脳研究によって、私たちが従来教えられてきた脳に関する常識は、次々と破られてきた。

 例えば、傷ついた脳が自然に治ることはないという通説は誤りで、脳神経細胞は環境に応じて再配線できる。

 さらに運動、精神的活動、社会的なつながりが、神経細胞の発展を促すといった事実が判明した。従って、脳の働きは決して固定的なものではなく、作り替えが可能である。以前なら思いもよらなかったような驚異の治癒力が脳に備わっていることが分かった。

 《脳の働きを制御するのは心》

 脳から全身の細胞に指令が出ているから、脳は身体を動かすリーダーのように見えていた。しかし、決してそうではなかった。

 脳を動かしているのは、自分の心であり、意識だ。脳はテレビやラジオの受信機のようなものであり、心や意識が真の創造者である。脳は私たちが「できる」と思っていることしかできない。逆にいえば、「できない」と考えていることはできないのだ。
このダイナミックでしなやかな脳の働きは、遺伝子の働きに関する最近の研究とよく符合する。

 ヒトの全遺伝情報(ゲノム)の解読以前は、DNAは生命の設計図であり身体の働きを支配していると考えられていたが、事実は違っていた。

 DNAは単なる設計図にすぎず、それも環境によって書き換え可能な設計図である。従って、生命はDNAに支配されていなかった。それでは、生命を支配しているのは脳か? そうではない。

 脳は、前に述べたように情報の受信装置のようなものであり、受信装置そのものが歌ったり、考えたり、ドラマを制作したりするものではない。

 真の制作者は、DNAや脳ではなく「人間の意識」であると考えざるを得ない。そして、生命の真の創造者は、人間の意識をも超えた大自然の偉大な働き「サムシング・グレート」だといえる。

筑波大学名誉教授・村上和雄

 《脳には無限の可能性がある》

 心身医療の分野で世界のリーダーであるディーパック・チョプラ博士は、身体と心を統合的に癒やす独自の理論を展開して成果を上げている。彼は米誌タイムによる「20世紀の英雄と象徴100人」にも選出されている。
 ごく最近、チョプラ博士と対談する機会があった。彼の考え方は、私どもが「心と遺伝子研究会」で10年にわたり研究し、発見した実験結果や考えに驚くほど近いことが分かり、今後、情報交換しようということになった。

 博士の近著「スーパーブレイン」(ディーパック・チョプラ、ルドルフ・E・タンジ共著、保育社)の翻訳にも携わり、多くのことを学んだ。博士は次のように述べている。

 慢性病は意識がつくり出している。怒りや恨みや憎しみなどの感情を持つと、それが悪い遺伝子を活発にしてしまい、ガンや心臓病の原因となる炎症を起こす。一方、喜びや愛、他人の成功を喜ぶという感情を持つと、良い遺伝子が活発になり、身体は病気にかかりにくくなって、肉体年齢も若返る。脳には心と身体と外界のバランスをとる自己制御装置があり、これを上手に使うことによって、素晴らしい人生を築くことができる-と。

 脳に使われるのではなく、脳を上手にコントロールして使うことが肝心だ。そのためには、固定観念を捨て去り、柔軟性を持ってリラックスすること、素直であること、心配しないことなどが大切である。そうすることにより、あらゆる局面を切り開くことが可能になる。
身近なところでは、なかなかできないダイエット、振り払えない心の傷、仕方がないとあきらめていた体力の減退、脳の老化にかかる認知症や鬱病まで克服できる可能性がある。

 《遺伝子のオンとオフで進化》

 脳は現在も環境や心と相互に作用しながら進化を続けている。今や、ヒトの全遺伝情報(ゲノム)とチンパンジーのゲノムを比較することができるようになった。

 そこで判明したのは、ヒトにはあるもののチンパンジーにはないという遺伝子は一つもないということだ。では、ヒトとチンパンジーのゲノムはどこが違うのか。それは、タンパク質をコードする配列ではなく、遺伝子のオンとオフに関与する配列にあった。

 脳は固定的で、機械的で、確実に衰えていくものだと思われていた。しかし、実際の脳の姿は全く異なることが分かっている。この瞬間も私たちの脳は変化を続けており、新しい現実を生み出している。

 人は心の持ちようを変えることによって、遺伝子のオンとオフを切り替えれば、一生涯進化できる可能性がある。

 一般に、頭がいい人と悪い人がいるといわれているが、脳そのものにはいい、悪いの区別はない。使い方によって、良くなったり悪くなったりする。脳を上手に使えば、思いは必ず実現する。(むらかみ かずお)

・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

 

素直に読むと理解できませんね。

筑波大学の偉い教授が言っているのだから、間違いないと思って読むと受け入れることができるのですが、こういった科学者、学問をしている人たちですら、未だに何もわかっていないということがかかれていることにお気づきでしょうか?

例えば、

「《脳の働きを制御するのは心》」

「 脳を動かしているのは、自分の心であり、意識だ。脳はテレビやラジオの受信機のようなものであり、心や意識が真の創造者である。」

「真の制作者は、DNAや脳ではなく「人間の意識」であると考えざるを得ない。そして、生命の真の創造者は、人間の意識をも超えた大自然の偉大な働き「サムシング・グレート」だといえる。」

と村上教授は語っています。

要するに、脳を支配している「何者かがいる」と研究者が語っています。

そして、その何者かが一体何なのか?は釈然としないということです。

人間の脳を支配しているものの正体とは「目に見えないもの」であることは間違いありません。

それを、「波長」「電磁波」と呼んだりします。

そしてそれを「波長や電磁波」を言い換えると「霊」や「魂」という表現になります。

日本人は「霊」と聞くと「心霊現象」というオカルト、おどろおどろしい人魂や幽霊やお化けをイメージしてしまいます。

しかし、実際の「霊」「魂」とは、その人その人が持つ、目に見えない「波長」のことを表します。

日常生活において、私たちの目では確認できない、光が存在することはご存知だと思います。

私たちが認識できる光の波長が「虹」に代表される7種類と言われています。

それ以外の粒子は、特殊な装置を使わないと肉眼では確認できません。

しかし、確実に存在していることが、科学の発達で分かってきました。

私たちは数々の電磁波と呼ばれる波長によって、スマホで大容量の音声や動画などをダウンロードして再生したり、気軽に出先で地図を調べたりといった生活をすることができるようになりました。

実は、私たちはこのような「電磁波」に囲まれて生活しており、私たち一人ひとり、それぞれ異なった「電磁波」「波長」をもって生活しています。

それを「霊」と呼んだり、「魂」と呼んだりするのです。


<私たちは他の動物よりも長い寿命をもらっているのは、「霊を成長させるため」なのです。>


前置きが長くなりましたが、私たちは、自分が持つ「電磁波」「霊」によって、脳に命令が下され、行動をしています。

つまり、「霊」とは考えの根本、村上教授が言うところの、「サムシンググレート」のことを指します。

 

我々人類が「霊長類」と呼ばれるのは、この「霊」によるインスピレーションによって、文明を発達させてきたからです。

逆に人間以外、「霊」を持たず、脳に対して「インスピレーション」を受けてこなかったため、「高度な文明を持っていない」のです。

では、どうすれば、私たちは「霊」を通して「インスピレーション」が受けられるのでしょうか?

その方法は、「霊を成長させる」という方法しかありません。

これが、今回のテーマである「心の成長」につながります。

 

まず第一に、私たち人間には他の動物と違って

①「霊が存在している。人間は霊を持っている」

という事実を知ることです。

そして、私たちの持つ「霊」が機能しなくなってしまえば、私たちは「脳が機能しなくなる」ため、見た目は人間ですが、犬や猫のような動物と同じレベルになってしまうでしょう。

認知症がこの症状だと言えます。

第2に、

②「霊は神から与えられたものであると確信すること」

にあります。

ですから、「神の存在」が確信できない人はいつまでも、「霊を成長させること」ができません。

つまり、

人間の体は、運動、栄養、休息によって成長していきますが

人間の脳は、「神から電磁波を受けられないと、赤ん坊のままである」ということなのです。

さらに言えば、悪い波長、電磁波を受ければ、どんどん悪人になってしまうものなのです。

普通に生活していても、「霊は成長しない」のです。

つまり、自分が勉強したり、暗記したり、体験したりした範囲でしか、物事を考えられませんし、その範囲内でしか脳が閃かないし、活動できません。

インスピレーションもなく、行き当たりばったりの人生になるのです。

知識量は増えますが、知識をうまく使いこなすことができない、偏った人になってしまいます。

 

ここで考えなくてはいけないのは、

「私たちはなぜ学び続けるのか?」

「なぜ情報を求めるのか?」

といことです。

それは究極的に言えば、全ての人類が

 

「どうすれば、本当に幸せになれるのだろうか?」

 

と求めているからではないでしょうか?

 

・美味しい物を食べれば、一時的に幸せを感じます。

・自分の好みの異性とともに過ごせば、一時的に幸せを感じるかもしれません。

・豪邸に住んで、高級車に乗れば、一時的に優雅や贅沢を満喫することができるかもしれません。

・ブランド品を所有し、芸能人やモデルのように外見を着飾れば、一時的に優越感に浸れるかもしれません。

・有名人になって世間から注目されれば、一時的に気分は良くなるでしょう。

 

しかし、これらの物を手に入れても維持することが大変ですし、いつしか同じことをしていては飽きてしまうのではないでしょうか?

そして、これらの物は一時的にしか「心の平安、喜び」を与えてくれません。

「もっと欲しくなる」のです。

 

実は、人間は、「心を成長させる」つまり「霊を成長させる」ことによっていつでも幸せを感じることができるようになります。

そして、心・霊を成長させることを阻害してくるものがあります。

このような罪の考えを持つことです。

罪の考えがあると、私たちの「霊」は正常に作動しません。

私たちの波長は「真っ黒」になり、光を放たなくなるのです。

霊が正常に作動しないと、脳も良い電磁波を受けられないため、正常に作動しません。

つまり、良い波長、電磁波を遮るのが、罪と呼ばれるものなのです。

罪とは「誤った考え方」「間違った価値観」のことです。

多くの人は「考え方」や「価値観」に「正解不正解が存在する」という事実を知りません。

ですから、両親や学校、友達やテレビや雑誌、ネットで書かれている

「多数決の意見が正しい」

と勝手に判断して、「霊が死んでしまう、誤った考え方や価値観」を取り入れてしまいます。

 

もっとシンプルに話します。

7つの美徳のような生き方をすればいいのです。

そして、「完全なもの」を手に入れれば幸せになれると思いませんか?

 

私たちの心の中に、考えの中に

「悩みや不安、イライラがとれない」

「不安やイライラをごまかすために、お酒やたばこ、ギャンブル、風俗などの強い刺激に走る」

理由は、実は「悪い考え方、悪い価値観」を持ち続けているからなのです。

 

心を成長させることに限界はありません。

「7つの美徳」のような絶対的な基準を持ち、毎日、「自分の心の罪」、「悪い心から来る行いの罪」を点検してなくなるように悔い改めることで、「不安やイライラ」がなくなっていくのです。

そして「不安やイライラがなく」「毎日喜んで、感謝して生きること」心の状態を維持することが「幸せ」なのではないでしょうか?

「帰宅してから仕事終わりの一杯のビールを求める」

「週末に恋人とのデートを楽しみに、地獄のようなサービス残業を耐え抜く」

といった、強い刺激によってでしか得られない「一時的な心の快楽」を追い求めていてはいけません。

 

「いつも喜んでいられない」「いつも笑顔でいられない」「いつも感謝することができない」のは「罪の考え方があるから」です。

 

心を成長させる目的は、「幸せになるため」です。

そして、幸せになるためには「考え方、価値観」を正しくしていくしか方法がありません。

 

私はいつも、こちらを参考にしています。

■ 霊的に汚れて霊的に苦しむ人は自分のことが嫌になり、霊的に清めて霊的な恵みに満たされた人は自分のことが好きになり、人生を有意義なものにしていく。
■ この世に楽して成功できる方法は一つも存在しない。真の実力を身につけた者だけが成功できる。
■ 我々人間がこの世に生まれてきた目的は、霊魂の救いと成長のためだ。

 

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