1945年8月9日午前11時2分。
3日前に広島を襲った原爆が、長崎へと投下されました。
広島に落とされた原爆がウラン325であるのに対し、長崎に落とされた原爆はプルトニウム。
広島の人口は当時推定35万人、長崎の人口は当時推定24万人。
爆発威力は広島が約15キロトン、長崎が約22キロトン。
原爆による同年末までの死者数は広島が約14万人、長崎が約7万4千人。
並べて語られることの多い2つの原爆ですが、自分は比較をするつもりは全くありません。
どちらも語られなければならない事実、これから先も残さなければならない事実として、並記しています。
そして1人1人の生活が、営みが、命が、そこに確かにあったのだ、という事実。
事実と向かい合って今の1人1人が何を学び、何を考えるのか。
過去を変えることは出来ない、けれど過去を知ることで未来を変えることは出来ると思う。
正しい知識が今を、明日を、未来を作る。
たとえ綺麗ごとだとしても、それを信じたい。