平成26年お年玉付年賀はがき 当せん番号決定(ORICON STYLE) - goo ニュース
切手が1シート当たりました。Q大の関口先生、ありがとうございました。
高梨沙羅、W杯通算17勝…日本人最多を更新(読売新聞) - goo ニュース
もう沙羅選手は日本人の記録を云々するレベルじゃないですね。世界に向っていってほしいです。まずはソチあたりから、頼んます。
そして、今日のニュースで世界一といわれたのは日本の・・・
8705ドル:日本の製造業の1人当たり付加価値額は世界一 (THE WALL STREET JOURNAL)
基礎データは国連のものです。製造業における付加価値は生産の各段階で生まれる価値の合計でして、ある製品が生産チェーンを移動していくなかで価値が二重に集計されるのを避けています。それによって付加価値額で測定すると、中国は2010年に首位の座を米国から奪い現在では世界の製造業の22%強を占めています。中国が一番。国単位では。せやけど、各国の人口との対比でみると、この全体像はまったく異なってきます。
バージニア州アーリントンの調査機関Manufacturers Alliance for Productivity & Innovationのエコノミスト、ダニエル・メックスロス氏が異なる測定項目に注目した調査リポートを作成しました。人口で中国は米国の4倍であるため、製造業の付加価値は相対的に低く、中国は世界ランキングで劇的に順位が下がり10位。1人当たりの付加価値はわずか1856ドル。首位は日本、その次はドイツ、韓国、米国・・・。
メックスロス氏は「これは、まさに各国の製造業の知識集約性を反映しており、従業員の生産性(も反映している)」と述べたそうです。この比較を行う上で、メックスロス氏はスイスとスウェーデンを省いています。この2国は製造業の1人当たり付加価値額が極めて高いんだけど、絶対値では極めて規模が小さい生産国であるためだかららしい。
ま、これからの日本は「東洋のスイス」を目指すべきでしょう。工業製品でも農業製品でも、とにかくいいものを作る匠の国。スイスがユーロ経済圏に囲まれて、どんだけフランが高騰しても喰っていけるのは、そんだけいいものを作ってるし、その国自体にブランド価値があるからです。
日本の現実の縮図がこれ↓
白米千枚田 農家1軒に 耕作継続へ オーナー会員募る(北陸中日新聞)
国指定名勝「白米千枚田」で耕作してきた農家三軒のうち二軒が、高齢のため今年から米作りを断念します。
日本の食料自給率は高くないのに、米の自給は約100%というか、余っていて、減反までせなあかん状況。無駄に耕作しているわけです。ほとんどの農家が兼業で、兼業でも耕作できるのが稲作で、需要がなくても国に高く買わせていれば農家が食える・・・いつまで続けれるんかなぁ。
「千枚田」は僕も後世に残してほしいと思いますよ。でも、そこでどんなに美味い米作っても産業としては成り立たないはず。千枚田での耕作を止めると決めた竹上さんも、家族が食べる分の稲作は千枚田以外の田で続けます。「千枚田は小さい田が多いし、土がやあこい(軟らかい)から機械が使えん。年を取って手作業はきつかった。腰も足も痛いし、もうおく(やめる)ことにした」と話しています。
もう産業としての農業をする田と文化遺産や観光用として残す田を分けないと、生き残れる農家まで道連れにして衰退していきかねないような危機感さえ感じます。せっかくいい米作れるのに。
んで、沙羅選手と日本の製造業の生み出す付加価値世界一と千枚田耕作農家がとうとう1軒になったというニュースを並べたのは、日本のこれからを考える時に必要な背景を理解するのに必要じゃないかと感じたからです。伸びる人をとことん育てれば決して未来は暗くないです。今までの延長線上には、そのちょっと明るい未来はないんじゃないかってことです。
沙羅選手のK点越えのジャンプや真央選手のトリプルアクセルが直接的に富を生み出すことはありませんが、世界中の多くの人が日本を愛し、日本を認める、そのための無形の貢献が大きいのです。それで『日本』を売っていくのです。金にならなくてもスポーツや芸術や科学で日本人が活躍することこそ重要なのです。性能のいいテレビを何台も作るよりずっと重要なのです。
本日のお酒:YEBISU 琥珀エビス + 手取川 あらばしり 吟醸生酒 + 菊姫 純米
切手が1シート当たりました。Q大の関口先生、ありがとうございました。
高梨沙羅、W杯通算17勝…日本人最多を更新(読売新聞) - goo ニュース
もう沙羅選手は日本人の記録を云々するレベルじゃないですね。世界に向っていってほしいです。まずはソチあたりから、頼んます。
そして、今日のニュースで世界一といわれたのは日本の・・・
8705ドル:日本の製造業の1人当たり付加価値額は世界一 (THE WALL STREET JOURNAL)
基礎データは国連のものです。製造業における付加価値は生産の各段階で生まれる価値の合計でして、ある製品が生産チェーンを移動していくなかで価値が二重に集計されるのを避けています。それによって付加価値額で測定すると、中国は2010年に首位の座を米国から奪い現在では世界の製造業の22%強を占めています。中国が一番。国単位では。せやけど、各国の人口との対比でみると、この全体像はまったく異なってきます。
バージニア州アーリントンの調査機関Manufacturers Alliance for Productivity & Innovationのエコノミスト、ダニエル・メックスロス氏が異なる測定項目に注目した調査リポートを作成しました。人口で中国は米国の4倍であるため、製造業の付加価値は相対的に低く、中国は世界ランキングで劇的に順位が下がり10位。1人当たりの付加価値はわずか1856ドル。首位は日本、その次はドイツ、韓国、米国・・・。
メックスロス氏は「これは、まさに各国の製造業の知識集約性を反映しており、従業員の生産性(も反映している)」と述べたそうです。この比較を行う上で、メックスロス氏はスイスとスウェーデンを省いています。この2国は製造業の1人当たり付加価値額が極めて高いんだけど、絶対値では極めて規模が小さい生産国であるためだかららしい。
ま、これからの日本は「東洋のスイス」を目指すべきでしょう。工業製品でも農業製品でも、とにかくいいものを作る匠の国。スイスがユーロ経済圏に囲まれて、どんだけフランが高騰しても喰っていけるのは、そんだけいいものを作ってるし、その国自体にブランド価値があるからです。
日本の現実の縮図がこれ↓
白米千枚田 農家1軒に 耕作継続へ オーナー会員募る(北陸中日新聞)
国指定名勝「白米千枚田」で耕作してきた農家三軒のうち二軒が、高齢のため今年から米作りを断念します。
日本の食料自給率は高くないのに、米の自給は約100%というか、余っていて、減反までせなあかん状況。無駄に耕作しているわけです。ほとんどの農家が兼業で、兼業でも耕作できるのが稲作で、需要がなくても国に高く買わせていれば農家が食える・・・いつまで続けれるんかなぁ。
「千枚田」は僕も後世に残してほしいと思いますよ。でも、そこでどんなに美味い米作っても産業としては成り立たないはず。千枚田での耕作を止めると決めた竹上さんも、家族が食べる分の稲作は千枚田以外の田で続けます。「千枚田は小さい田が多いし、土がやあこい(軟らかい)から機械が使えん。年を取って手作業はきつかった。腰も足も痛いし、もうおく(やめる)ことにした」と話しています。
もう産業としての農業をする田と文化遺産や観光用として残す田を分けないと、生き残れる農家まで道連れにして衰退していきかねないような危機感さえ感じます。せっかくいい米作れるのに。
んで、沙羅選手と日本の製造業の生み出す付加価値世界一と千枚田耕作農家がとうとう1軒になったというニュースを並べたのは、日本のこれからを考える時に必要な背景を理解するのに必要じゃないかと感じたからです。伸びる人をとことん育てれば決して未来は暗くないです。今までの延長線上には、そのちょっと明るい未来はないんじゃないかってことです。
沙羅選手のK点越えのジャンプや真央選手のトリプルアクセルが直接的に富を生み出すことはありませんが、世界中の多くの人が日本を愛し、日本を認める、そのための無形の貢献が大きいのです。それで『日本』を売っていくのです。金にならなくてもスポーツや芸術や科学で日本人が活躍することこそ重要なのです。性能のいいテレビを何台も作るよりずっと重要なのです。
本日のお酒:YEBISU 琥珀エビス + 手取川 あらばしり 吟醸生酒 + 菊姫 純米