遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

世界遺産の濁り酒

2010-11-05 20:23:45 | 
五箇山で三笑楽の濁り酒を買ってきました。世界遺産の合掌造りの里と言えばどぶろくですね。でも、濁り酒とどぶろくはちと違います。

関西人の酒のみにとって濁り酒と言えば伏見の月の桂の濁りですね。ですよね。でしょ?!ねっ!! これは典型的な濁り酒でして、しゅわしゅわっとしたさわやかな酸味で飲ませてくれる逸品でございます。三笑楽のは、米粒が少し残った感じでして酸味は控えめ。お酒ってお米から出来てるってことがよくわかっていいですよ。口の中で柔らかい米粒を舌の上で遊ばせてお酒を楽しめます♪ 造りは生モト(酉編に元)ではないでしょう、この味は。醸造用アルコールが添加されてますが、いい感じで調整されています。偏見を持ってはいけませんよ。醸造用アルコールの使用も醸造技術の一つです。今年のはアルコール度が18から19度と少し高め。三笑楽のラインナップの中では、意外と一番飲みやすい製品でしたよ。吟醸クラスでもこの蔵のは、ちょっと荒っぽいんだよね。米に苦労してると思う。

つまみは同じ相倉集落の土産もん屋さんで買った豆腐の薫製。北陸の山間部は豆腐もおいしいのだ!

本日のお酒:三笑楽 蔵出濁酒生
コメント
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