遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

木精(こだま)

2008-09-18 22:32:12 | 読書
北杜夫の小説です。不倫相手と別れるためにドイツに留学した若き精神科医の話です。小説の舞台はドイツのチュービンゲンやスイス、デンマークの街でして、どれも行ったことない土地なんですが、ドイツを始めとする欧州の街を一人うろうろして感じる情景に関しては何となく共感できる気がしました。

テキサス大で働いていた頃、日本の東京の医大から若い医学生が留学してきました。海外留学には明らかに若すぎる年齢だったのですが、彼女と別れるために教授に頼んで国外へ飛ばしてもらったそうです。最初、九州はどうかと教授に訪ねられたのですが、国内だとだめだからと懇願してテキサス大へ来たらしい。そんなにテキサス州ダラス市は最果ての地なんですかね?失礼だなぁー。
そのモテモテの彼は1年も経たないうちにテキサス大留学中にダラスで知りあった商社マンのお嬢さんと結婚した。ま、どーでもイイコトですが・・・・。

本日のお酒:HEINEKEN LAGER BEER + 菊水 純米吟醸
コメント
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