遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

ARTIK, ARTIK, POISON

2008-09-23 23:47:51 | PARAGLIDER
今日は飛びましたよ。3本! 朝から南西強風でしたが、強風なら強風で熱上昇風をあてにせず斜面上昇風で飛べばいいのですから地面が温まるのを待たずに10時には離陸してしまいました。風が当たる斜面を見つけて、ただひたすらそこに居続けるだけでいいです。それには先にそこにいること。獅子吼の山はそんなに単純な形してませんから南西強風で斜面上昇風を使える空域は小さい小さい。美味しいところを見つけたらそこに居続けて、他のフライヤーが来づらいような雰囲気をかもしだすのであります。そういうフライトにはNiviuk ARTIKは最適ですね。(笑) 朝から粘りに粘って熱上昇風の育つのを待っていました。残念ながら風が強すぎて熱上昇風がなかなか育だたず、コンディションが良くなる前に着陸することになりました。でも、2本目のフライトでは強風+熱上昇風で北高圧越え・南高圧越え・川越えの3点セットをこなすことができました。南高圧線上空で高度1200メートル以上にまで上げた時、強風帯で前進できないでいるとその横を上級機PEAKを駆るN君がつつつつーっと南進していくのを見てちょっと悔しかった。まあ、滑空性能とひきかえに安全をとったのでしょうがないですねー。
強風の中飛んでると、フライヤーの気持ちの強さとか我慢強さ、辛抱強さが見えてきて面白い人間観察が出来ますな。空を飛ぶフライヤーを観察しているだけでも興味深い一日でした。強風の中、なんもせずにすぐに着陸したNちゃんが、穏やかになってからのフライトでは縦横無尽に北へ南へ飛んでいました。パラグライディングってかなりメンタルなスポーツなのです。

さて夕方には3本目のフライトをこなしました。もうその頃は風もおさまってゆったりのんびりです。翼は封印したはずのSkywalk POISON。弱くなった上昇風を捕まえての旋回では、なるべく滑らかぁに回りたかったのですが、やはり旋回中追い風になった時点で不安定さが感じられます。それでも30分くらい空中で粘れたような気がしましたが、かすかに雨つぶが落ちてきていました。一緒に飛んでた校長さんは「雨降ってんじゃね?」と無線をいれてましたが、こっちはスカイレジャー無線の周波数で送信できないのでノーレスポンス。僕の勘ではしばらくもちそうだったんですけど、降ってきたらPOISONの翼が耐えきれないと思うので15分で着陸。

写真は今日の午前中の空。強風の中だとスピードが出ないので、写真撮り放題でした。すっかり秋の雲ですね。


王監督、今季限りで退任 胃を全摘出、体調戻らず(共同通信) - goo ニュース
王監督、お疲れさまでした。ありがとうございました。あなたは僕が中学のころから僕のヒーローでした。あなたがグラウンドで戦う姿は生涯忘れられない僕の宝物です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする