遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

麦焼酎の故郷

2008-09-29 23:00:34 | 
壱岐の麦焼酎を買ってきました。御湯割りで飲んでみると、あっさりしているはずの麦焼酎なのにドカーンと攻撃的な味が口の中に拡がります。体調を整えてから挑まないとダメですね。今日は3杯だけにしておきましょう。くらくらしてきた。(笑)
意外ですが壱岐は長崎県第二の穀倉地帯でして、中国から伝わった製法で16世紀から麦焼酎の醸造が為されているそうな。小さな島なのに7つも蔵があるんですよ。今日飲んだのは猿川(さるこう)という銘柄です。福岡には壱岐の美味しい魚を扱った魚料理の飲み屋がけっこうあります。壱岐と行き交う船も飛行機も福岡から出ています。きっと人の行き来も多いのでしょうね。壱岐の魚は旨いですよー♪

この週末は獅子吼のクラブハウスで白山市放出の炊き出し用の巻繊汁と炊き込みご飯をいただきました。おかげで、週末になると体重ゲインしていたのにこの週末は1キロ減ってました。(笑) 巻繊汁はフリーズドライの製品でして、スタッフの工夫のおかげで美味しく出来上がってました。炊き込みご飯の方はアルファ化米を使ったもので、昔山登りをした時に食べた携帯食の味。米のでんぷんはそのままでは消化しづらいので、蒸煮して柔らかくしますね。米は炊かないと食べられない。アルファ化というのは、分子間でタイトにくっついて消化しにくいでんぷんの分子を熱と水で緩めて糊状にする操作なんです。すぐ食べたらそれはそれでいいんですが、乾燥すれば消化しやすい状態で携帯と保存に向いた状態になります。まあ、炊き立てのご飯を再現するのはムリですが、十分に食用に堪えるもんです。昔の登山用の携帯食はもっとひどかったですよ。日曜日に食べさせてもらったものの出来はずいぶん進歩した感じがします。昔を知らない人は「なんだ、この不味い飯は!」って驚くでしょうけどね。

本日のお酒:壱岐麦焼酎 猿川
コメント (2)
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