去る、10月19日(日)に第57回日本歯周病学会秋季学術大会に、院長、副院長、衛生士の小川、高橋で参加させて頂きました。
今回の一番の目的は、高橋が初めての学会でのポスター発表をする事でした。
入社して5年。入社してすぐの頃は、「発表なんて絶対に無理!」と言っていた高橋ですが、自ら発表したいと申し出て、今回のポスター発表が実現しました。
(高橋の発表については高橋自身がブログを書く予定です。)
院長がアメリカ研修に行く時期と重なり、確認ができない日々もありましたが、高橋を中心に、副院長、小川、内田の四人でディスカッションの為、遅くまで医院に残る日々でした。
彼女の素晴らしい所は、とても大変な作業であっても「楽しい!」「頑張る!」という所です。実際、診療中もその明るさで患者さまを担当してくれています。
前置きが長くなりましたが(笑)無事に、18日の土曜日は診療終了後、新鳥栖駅より新幹線に乗り込み、会場となる神戸へと向かいました。
今では2時間半で新鳥栖から神戸へ到着します。とても近く感じました。
学会での様子です。多くの方にポスターを見ていただけました。長く学会に参加、発表していると、知り合いの衛生士さん、先生方にお会いする事ができます。
今回も、鈴木先生とお会いすることができました。ポスターの内容についてのアドバイスも頂きました。いつもありがとうございます。
そして今回は、5年前から密かに憧れていた(笑)池田歯科クリニックの佐藤昌美さんとお話しする事ができました。佐藤さんとは2011年に福岡で小川が学会発表させて頂いた時、私の前に口演されていました。今回は、高橋のポスターのお隣で掲示でした。
そして今回の学会でのシンポジウムでは、歯周治療患者におけるインプラントメインテナンスや、SPTにともなう炎症と力のコントロールについての講演を聞きました。
インプラントのトラブルはメインテナンスを行っている時に発覚する事が多いです。インプラントも天然の歯と同じようにインプラントの歯周病になる事があります。歯周病が痛みを感じにくいのと同じで、インプラントの場合は更に痛みはもちろん、炎症症状も分かりにくいため、発見が遅れる事があります。いくつかの診査がありますが、その事についてのお話しもありました。今後、ますます歯科衛生士の役割や責任が大きいなと感じます。
講演を聞いた後は、院長、副院長と合流し、新幹線に乗って新鳥栖駅に帰りました。22時を超えていましたし、夕食を食べる時間もなく新幹線の中で缶ビールで乾杯しました(笑)
しかし、とても充実した一日でした。
他の先生方からも、このように学会に参加、発表させてくれる一般の歯科医院は少ない、とても理解ある先生ですよと仰っていただけました。
私も市丸歯科に出会い、勉強の日々ですがその事が、患者さまの健康に繋がっていると実感できるため、本当に楽しく仕事をさせて頂いております。
今後も、地域の皆様のお役に立てるよう頑張りたいと思います。
(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント・歯周病センター(佐賀県鳥栖市)
TEL:0942-81-5410 歯科衛生士 小川希和子