一国の国産拠点 一国オート からのお知らせです。

横浜のバイクショップ 一国オート からのお知らせを発信しますので、お見逃し無くよろしくお願いします。

えっくすていごひゃく。 9/10

2016年09月10日 | えっくすていごひゃく

 

 

 

 

 

 

今日も、、、こちらのマシンをいじっていました。。。

 

 

 

 

公道デビューするには、、、灯火もきちんと点かないと車検に合格できないし、、、公道での走行にも支障がでますので、、、その辺も整備をしないと、、、

 

 

ウインカーの点滅が、、、不規則だったり、、、フロントとリアの明るさが違ったり、、、ウインカーをオンにすると、、、テールランプがウインカーに合わせてマバタキしたり、、、

 

 

こんな症状が見受けられます。

 

 

また、、、ヘッドライトも、、、

 

 

 

 

 

 

6Vのシールドビーム、、、です。

 

 

シールドビームって、、、レンズ全体がひとつの電球になっていますので、、、球切れ=レンズ交換 になります。

 

 

が、そんな電球は 販売終了 にもちろんなっているし、、、明るさも車検に合格出来るのか???という明るさです。

 

 

ウインカーリレーやレギュレターなどが、、、この先故障しても、、、部品の供給も無いし、、、

 

 

やり難いですねえ、、、6Vでは。

 

 

 

 

 

 

 

6Vの電装を12V化する事も、、、

 

 

ちょっとネットをたたくと、、、やっている方の記事を見つけることが出来ますが、、、

 

 

SR用の電装をそっくり移植するとなると、、、

 

 

1台部品取り車があれば、全部移植して、、、12V化!完成になりますが、、、

 

 

そんなにホイホイと手に入る訳でもなく、、、

 

 

では新品でそろえると、、、

 

 

ステーター(発電機)   ¥36720-

ローター(フライホイール)   ¥36612-

レクチファイヤ(整流器)   ¥7754-

CDIユニット   ¥25704-

イグニッションコイル   ¥3629-

ワイヤーハーネス   ¥16200-

 

 

こんな数字が、、、

 

 

うーーーーーーーん、、、なかなかのお値段ですね。。。

 

 

 

 

 

 

 

配線図や、、、電装の状態、、、点火方式、、、などを確認した所、、、

 

 

もっと簡単に12V化が出来そうな、、、気がいたします。

 

 

以前に、、、もう何年経つだろうか、、、10年?、、、もっとかな、、、

 

 

6Vダックスを12V化した事があります。

 

 

 

今回のこのマシンの電装は、、、同じかな。。。 

 

 

 

 

 

 

 

12V化、簡単に出来ると思いますが、、、

 

 

まずは、、、実験から、、、

 

 

 

 

配線を簡易的に作って、、、

 

 

 

 

このレギュレター&レクチファイヤーは、、、某H社のバイク用を使います。

 

 

バッテリーはもちろん12Vです。

 

 

そして、、、電球はHS1、、、35Wを用意して、、、

 

 

エンジン始動です。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘッドライトの電球はピッカリコン!

 

 

そしてバッテリーの充電電圧は、、、

 

 

 

 

このバッテリーに35Wほどの電球を点灯しても、、、まあ、、、充電状態に電圧がありましたので、、、

 

 

実験は成功です。

 

 

某H社レギュ1個で12V化は、、、出来ますね。

 

 

それに合わせて、、、小型12Vバッテリー(バッテリーレスコンデンサー)や12Vウインカーリレー、12Vの各電球、、、で、いけると思います。

 

 

ヘッドライトは車検がパスできるのを選んで、、、アッシーで交換、、、

 

 

すれば、、、リーズナブルに12V仕様に出来そうです。

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

この仕様で12V化を進めようと思います。

 

いいでしすね、、、オーナー様。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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えっくすていごひゃく。

2016年09月09日 | えっくすていごひゃく

 

 

お預かりする時に、、、

 

 

いろいろとアタマの中を、、、駆け巡っていましたが、、、

 

 

部品が無かったり、、、

 

 

いろいろと困難な場面が、、、

 

 

出てきたり、、、する事は、、、

 

 

容易に想像が、出来ましたが、、、

 

 

挑戦?する事にいたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

日本の道を走れるように!

 

 

致します!

 

 

 

 

 

フレームのネックに貼ってあるステッカーには、1979年?モデルのようで、、、37年も異国の地で暮らしていたようで、、、この度、生まれ故郷の日本に戻って来ました。

 

 

日本の公道を走るためには、、、日本の法律を守って、ナンバープレートを頂かなければいけません。

 

 

ですので、そのように、いろいろと、整備をしないと、、、

 

 

また、お年もそれなりに召していますので、、、必要な修理もあります。

 

 

 

 

 

 

 

お預かりした車両の状態としては、、、大きな欠品は無く、、、

 

 

カスタムされた部分は、、、

 

 

少しありますねえ。。。

 

 

排気系&吸気系が、、、

 

 

年式では、、、99デシベルと緩やかな騒音レベルなので、これはクリアする?か、、、

 

 

キャブレターも、、、大きなのに交換されているけど、、、大丈夫?かな。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

エンジンをかけてみよう、、、

 

 

デコンプがまったく効いていないです、、、

 

 

デコンプレバー、ワイヤー、エンジン側のレリーズには異常がないけど、、、

 

 

圧縮をまったく抜くことが出来ません。。。

 

 

キックが硬いのをむりやり踏んで、、、圧縮行程を過ぎた位置からキック!

 

 

 

 

を、何度かキックをしていると、、、かかりました。。。

 

 

 

 

 

でも、、、

 

 

 

 

マフラーからのケムリが、、、ハンパ無いです。

 

 

このケムリは、、、オイル下がり?か上がり?をしていそうです。

 

 

 

 

 

オイルといえば、、、もうひとつ、、、

 

 

 

 

エンジンをかけていなくても、、、ポタッ、、、ポタッ、、、

 

 

 

 

フレームがオイルタンクになっていて、、、フレームとエンジンをつなぐホースが怪しいです。

 

 

 

 

パーツクリーナーで洗って、脱脂して、、、そのまま放置して、、、

 

 

すぐに、、、ポタッ、、、

 

 

 

 

 

出ているところが解りました。

 

 

 

 

フレーム下のフィッティング部分から、滲んで、、、では無く、完全に漏れてきていました。

 

 

 

 

 

このホースの在庫を調べてみると、、、

 

 

 

やっぱり欠品、、、販売終了になっていました。。。

 

 

旧車にはツキモノの 販売終了 という言葉。。。です。

 

 

 

 

 

エンジンはSR500の親戚ですので、、、

 

 

流用ができるか???

 

 

なんとかなるか???

 

 

と、楽観的な老メカでした。

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

とりあえずは、、、車検をパスして、ナンバープレートを取得。。。

 

これから日本の道を走るんですが、、、故障無く、快適に走行が出来るように。。。

 

が、今回のお仕事。。。

 

いきなり分解ばらばらじゃなくって、、、

 

その為の受け入れ検査をいたしました。

 

やる事いっぱいありそうです。

 

 

 

 

オイル漏れを見るためにアンダーガードを外していたら、、、

 

 

 

 

1本、ボルトがねじ切れていたり、、、

 

 

こんな事もこれからチラホラ出てきそうな予感が。。。

 

 

 

 

 

今回のお仕事は、、、老メカと長年林道を走っているお客様 I さんの紹介から始まって、、、そしてオーナー様の熱意も感じられたので、、、お受けいたしました。

お受けした以上はしっかりと良いお仕事をして、、、最後までやり遂げなくては。。。

 

 

 

 

 

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キックインジケーターを見ないで、、、らくらくキック始動方。

2016年09月07日 | メンテナンス

 

 

 

SR400のキック始動。

 

 

 

 

昨日は、、、キックインジケーターを確実に銀色にして、、、強いキックで最後まで踏み切る!

がキック始動の キモ です!という所で終わりました。

 

 

今日は、、、

 

 

 

 

 

 

 

 SR400の始動の儀式、、、

 

 

 

 

キックインジケーターは右タンク下にあり、シートに座って、、、クラッチレバー下にある小さなレバー デコンプレバー を握って、、、

 

 

 

 

インジケーターの透明窓を見ながら、、、ゆっくりとキックペダルを足で下げていくと、、、黒色から銀色にすることが出来ます。

 

 

銀色になったら、、、キックペダルを下げるのをやめて、、、

 

 

 

 

デコンプレバーを離して、、、

 

 

 

 

強いキック! をする!

 

 

これでエンジンはかかるはず!です。

 

 

この一連のやり方が取扱説明書のキックのやり方で、、、マチガイはありませんが、、、

 

 

 

 

 

キックインジケーター、、、夜は見えませんよね、、、毎回、、、見るのも、、、大変だし。。。

 

 

だから、、、なんとなく、、、自己流でキックして、、、なんとなくエンジンがかかって、、、という方も多いのでは。。。

 

 

老メカは、、、SRオーナーが当店から帰る時のキックの仕方を、、、たまたま見ていたりすると、、、銀色を見ることも無く、、、いきなりキックしてエンジンをかけて、、、

 

 

こんな光景をよく見るのですが。

 

 

体力のある、脚力が強い方でしたら、、、かかってしまうのかもしれませんが、、、いや、かかるんですが、、、

 

 

もっとかかり易いに越した事はありませんよね。

 

 

 

 

 

ここからは キックインジケーターを見ないでエンジンがかかり易いクランク位置(ピストン位置)を 簡単に出す! 方法 を紹介いたします。

 

 

1、デコンプレバーは握らず、キックペダルをゆっくりと下げていきます。

 

 

 

 

 

2、ゆっくりキックペダルを下げていると、、、ある位置でキックペダルが硬くなり、ゆっくり弱い足の力ではキックペダル下りなくなります。(ピストンは圧縮行程中です。)

 

 

3、デコンプレバーをレバーの遊び+5mmほど握り、ゆっくりとキックペダルを下ろしていくと、、、

 

 

↑ ワイヤーの遊びがこれだけあります。

 

 

 ↑ ワイヤーの遊び+5mmほど握ってデコンプを効かせる。(デコンプレバーを握りきってはいけません。車両によっては+5mmではなく、+数mmで試してみて下さい。)

 

4、ゆっくりキックペダルを下ろすと、、、デコンプレバーを握っている指に コクッ という感触が伝わってきます。この時すぐにキックペダルを下ろすのをやめます。(ピストン位置は圧縮上死点を過ぎた位置になります。)

 

 

5、デコンプレバーを離して、キックペダルを元の位置に戻し、力強くキックしてエンジンをかけます。

 

 

 

 

 

という方法で、、、キックインジケーターを見ないで、、、ちょうど良いクランク位置(ピストン位置)にする事が出来て、キック始動が楽に出来ます。

 

 

この コクッ が指に伝わった時に、、、キックインジケーターを覗いて下さい。

 

 

キックインジケーターは、、、

 

 

 

 

銀色になっているハズです。

 

 

この方法を身につければ、、、もう、、、キックインジケーターは必要が、、、無くなります。

 

 

 

 

 

キックインジケーターを見ないで楽にキック始動する方法でした。

 

 

 

 

 

*デコンプ、デコンプレバーとは

デコンプレバーを握ると、排気バルブを強制的に開きます。ピストンが圧縮した圧力が排気バルブから放出され、圧縮圧力が無くなる事です。

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

先日、当店でお買い上げいただいた、、、免許取得したばかりで初めてのバイクにSR400を選んだ女性ライダーの方に、納車説明時にこの方法まで伝えられませんでした。

ので、記事にいたしました。

 

 

 

この方法はSR400だけでなく、、、

 

 

 

老メカが自分のXR650Rをキック始動をする時も、、、

 

当店お客様のXR650R乗りも全員マスターしていますし、、、

 

デコンプレバー付きのキック始動のバイクならこの方法でらくらく始動が出来ると思いますよ。

 

試してみて下さい。

 

 

 

 

 

不定期連載になると思いますが、、、

このバイクの整備が始まります。

 

強敵だ。。。

 

 

 

 

 

本日、水曜日は定休日になります。

 

 

 

 

 

 

 

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踏み切る事がキック始動のキモです。

2016年09月06日 | メンテナンス

 

 

 

4サイクルエンジン、、、って

 

 

(ネットの画像よりいただきましだ)

 

 

上の画像の4行程で1回のお仕事が終わるのが 4サイクルエンジン になります。

 

 

1  吸入行程

2  圧縮行程

3  燃焼・膨張行程

4  排気行程

 

 

それぞれの行程がきちんとお仕事が出来ませんと、、、エンジンの馬力は出ないし、かからない!止まってしまう!事もあります。

 

 

1行程が180度ですので、、、4行程で720度です。

 

 

クランクシャフトを720度回転すると、、、

 

 

720度とは、、、2回転でやっと1回の燃焼が終わり、エンジンの馬力が得られます。

 

 

 

 

 

 

昨日の記事のつづきになりますが、ビッグシングルエンジンのキック始動ですが、、、

 

 

現在このタイプのエンジンのバイクは、、、Y社のSR400、、、くらいしか思い当たらないので、、、SRでお話しを進めますが、、、

 

 

SR400、、、キックペダルをチカラ強くキック!してエンジンをかける!んですが、、、

 

 

キックペダルを踏みおろすと、、、ギアを介してクランクシャフトを正回転させます。

 

 

ではキックペダルを上から下まで踏みおろすと、、、クランクシャフトはどれだけ?正回転させる事が出来るでしょうか?

 

 

 

 

10回転???20回転???   何回転???

 

 

 

 

 

 

答えは、、、

 

 

下のクランク位置から(マジックで線を書いた位置から)1回転して、、、

 

 

 

 

 

下の写真の位置まで、、、です。

 

 

 

 

1回転半、、が正解です。

 

 

2回転で1回の爆発・燃焼をして、エンジンがかかる! のに、1回転半しかクランクを回せないんです。

 

 

実際には、、、チカラ強くキック!しますので、惰性で1回転半以上の回転を与えますので、、、チカラ強いキック!が必須になります。

 

 

 

 

(SRのキックシーンを撮り忘れてしまいましたので、違うバイクのキックシーンです)

 

 

 

 

 

 

ではクランク2回転のどの行程からキックをすると、、、エンジンが容易にかけられるのでしょうか???

 

 

 

 

答えは、、

 

 

 

 

キックインジケーターが銀色になっている時です。

 

 

キックインジケーターが銀色になった時のクランクの位置とは、、、↓ の写真の位置です。

 

 

 

 

↓ の写真が圧縮上死点で、、、圧縮上死点から約90度進んだ位置が、、、

 

 

 

 

↓ の写真です。

 

 

 

 

ここからチカラ強くキックをするのが、、、かかり易いんです。

 

 

圧縮上死点後90度から強力なキックで約2回転すると(次の圧縮上死点を越える)、、、エンジンはかかります。

 

 

弱いキックだと1回転半しかクランクを回す事が出来ないの、次の圧縮上死点を越えられないのでかからない。

 

 

強いキックで最後までキックを踏み切る事が出来るか!が、キック始動のキモになります。

 

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

 

難しい説明なんか覚えなくてもいいので、、、キックインジケーターが銀色の位置がかかり易い! これが基本ですので位置出しを実行しましょう。

 

次は、、、銀色の位置をどうやると?簡単に出せるのか?です。

 

つづく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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キック始動はむずかしい?

2016年09月05日 | メンテナンス

 

 

 

Y社製の長寿命ビッグシングル、、、SR400、、、現在でももちろん販売しています。

 

 

 

現在販売されているバイクの中では、、、超古典的なメカニズムがマニアにはタマラナイ、、、乗り味も他のバイクには無い振動、鼓動を感じられます。

 

 

この古典的なメカニズム、、、って、言って良いのかはさて置いて、、、

 

 

エンジンの始動の方法が、、、ライダーの足でキックペダルをチカラ強く下に踏み貫く! 事で、エンジンを目覚めさせます。

 

 

以前のSR400(500)は燃料装置に キャブレター を使っていて、、、冷間時の始動ではスターターノブを引っ張り、そしてキックでエンジンをかけましたが、、、今、販売されているSRは、燃料装置にフューエルインジェクション(FI)というコンピューター制御になっていますので、、、冷間時でも温間時でも気を使う事無く キックを踏みおろせばエンジンは簡単にかける事が出来ます。

 

 

キャブレター式のモデルの方がエンジンのかかり具合は、、、キックキックキックキックキック、、、ハーハーハーかからない、、、なんて事もしばしば、、、でしたね。

 

 

 

 

 

 

 

キックでエンジンをかけるんですが、、、Y社の取り扱い説明書を読むと、、、

 

 

◎スロットルを完全に閉じます。

◎デコンプレバーを握り、キックインジケーターのマークが見えるまでキックペダルをゆっくり踏みます。

(エンジン右上部にあるガラス窓がキックインジケーターです。このインジケーターが写真の様に銀色のマークが出るまでキックペダルをゆっくり踏みます。)

◎デコンプレバーを放し、力強くキックしてエンジンを始動させます。

(Y社hpのSR400取扱説明書から原文のまま載せています)

 

 

 

というキック始動のやり方が取り扱い説明書には書いてあります。

 

 

もちろんこの取説通りのエンジン始動方でかかりますが、、、

 

 

キックインジケーターを毎回見て、、、キックをする、、、

 

 

でも夜はキックインジケーターは見にくいですよね。。。

 

 

では、、、どうしましょうか???

 

 

 

 

 

 

 

つい先日、SR400の車検でお預かりして、、、車検が終わったのでお客様が引き取りに来店、、、そしてお帰りになる為にエンジンを始動、、、

 

 

そんな光景をお見送りの為に、、、見ていたのですが、、、エンジンがなかなかかからない!

 

 

キャブ車でしたので、スターターノブを引いて、キックをするのですが、、、やっぱりかからない。。。

 

 

 

 

 

このSRをお預かりする時にお客様が、、、エンジンがかかりにくいんです、、、との事でしたので、車検の点検で調子を見ていたのですが悪くは無く。。。

 

 

そしてお帰りになる時のキックの風景を見ていてわかりました。

 

 

正確なキック始動が成させていない事が。。。

 

 

キックインジケーターを見ることも無く、キックを無造作に蹴っ飛ばしていました。

 

 

このお客様、今回の車検で3回目?だったと思いますが、、、何年も長くお乗りですが、いつの間にか自己流で、、、インジケーターも見ずにキックをしてかけていた様で、、、

 

 

というお客様が多いと思うんですよ、老メカが今までいろんなオーナー様を見ていると。。。

 

 

 

 

 

 

つづく。

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

老メカとはよく遊ぶお客様 mazyoraさん のご子息のT君もSR400に乗っていた時期があり、、、納車の時には始動方法を教えていたはずですが、、、やっぱり自己流になって、、、キックインジケーターを合わせることも無く、いつしかキックをしていた、、、のを思い出しました。

そんなT君がバイクで長旅に出た時に、、、

山形から連絡が入りました。

キャブレターが外れた! と。

通常ではキャブレターが外れることはありませんが、キック始動の時にケッチンが来たのでは?

キック始動の時に、、、無造作にキックをすると、、、エンジンが正常な爆発をせず、逆回転して爆発し、、、キャブレター側に爆発ガスが勢い良く排気され、、、キャブレターが外れた、、、んだと思います。

 

ケッチン、痛いですね。

でもキックを正確にすればケッチンがくる事も無い(少ない)、、、かな。

 

 

 

 

 

 

 

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八ヶ岳林道貸別荘ツーリング。

2016年09月03日 | メンテナンス

 

 

 

 

 

初期化の続きですが、、、部品の入荷待ちで、細切れになって、いつの間にか車検がとっくに切れていて、、、

 

 

そんな状態の所に、、、オーナー様から電話が、、、「週末の八ヶ岳林道貸別荘泊まりツーリングに乗って行きたいけど、、、出来る?」!!!

 

 

この電話は、、、水曜日の定休日の、、、老メカはまだ自宅で寝ていた時に、、、携帯が鳴り、、、寝ぼけた、、、アタマがまだ回りもしないのに、、、「出来ます!」って言ってしまいました。

 

 

時刻はam8:30。。。でした。

 

 

 

 

 

出来ますと言ってしまったので、、、走れるようにしなくては、車検を通して来なくては、、、と、ちょっと忙しくなってしまいました。

 

 

休み明け、、、作業の続きを始めます。

 

 

サーモスタットは壊れていましたので交換です。

 

 

初めから交換をするつもりで取り寄せていたので、、、何の問題もありませんが、、、

 

 

 

 

 

 

 

ラジエターホースですが、、、

 

 

 

 

これが届かなかった!

 

 

2ヶ月くらいはかかると言われていたので、、、車検切れから逆算して前もって注文を入れていたのに、、、

 

 

7月末には入荷、、、お盆前には入荷、、、と、納期が遅れ遅れで、、、夏休みを明けても届かなくて、、、月末になってやっと入荷しました。

 

 

こんなバタバタがあったので、、、八ヶ岳林道貸別荘泊まりツーリングには間に合わない、、、と老メカは思い込んでいて、オーナー様も行かない、、、と老メカは思い込んでいたのですが、、、エントリーリストにオーナー様のお名前が、、、あるのを発見して、、、あれ?なんか?ヤバイカモ???って思っていたら、、、やっぱりヤバイ事になってしまいました。。。

 

 

 

 

 

 

 

水廻りのホースを全部交換です。

 

 

 

 

 

 

そして、、、この赤いシリコンホースを組みつけていきます。

 

 

 

 

この写真、、、ウネウネしていて、、、なんだかかっこいいですね。

 

 

 

 

650cc、でかいエンジンです。

 

 

崖下からXR650のエンジンを引き上げたことがありますが、、、重かったです。。。

 

 

 

 

イグニッションコイルも新品に交換します。

 

 

ハイテンションコードと一体ですので、、、

 

 

 

 

 

キャブレターは、、、ちょっと設定変更をいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

スロットル、、、デカイです。

 

 

 

 

42Φもあります。

 

 

 

 

クリップ位置を変更します。

 

 

XRって、、、スロットルの張り付きがあるんです。。。

 

 

ある、、、なんてものじゃありません。

 

 

パーシャルを保つのが、、、重くって、、、

 

 

開けるか閉めるか、、、

 

 

でもこれがXRの魅力のひとつでと思いますが。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タンク、、、シュラウドを取り付けて、、、隙間からチラ見え、、、赤いホースがいいですねえええ。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイヤをいつものに入れ替えて、、、とりあえず完成です。

 

 

 

 

こんな所で、、、車検場に持ち込み、、、公道復帰が出来ました。

 

 

 

 

 

 

早速オーナー様が引き取りに来て、、、明日は林道走り~の、、、貸別荘で飲んだくれり~の、、、

 

 

楽しんでらっしゃい。。。

 

 

 

 

 

 

 http://www.ichikoku.com/

 

 

当店のお客様チーム、、、八ヶ岳には年に1~2回泊まりツーリングに出かけます。

 

今回は、、、林道チーム、カブチーム、オンロードチームそして家族でクルマチームが八ヶ岳に集合です。

 

気がねなく、ノンビリ出来、、、走る、食べる、呑む、、、そして温泉、、、がこのツーリングの良い所です。

 

 

 

XR、ツーリングから帰ってきたら、、、フロント廻りの分解整備をして、、、やっと初期化が全部終わるんですが、、、

 

今回のお預かり中に、、、2回も林道に行かれて、、、中断でした。。。

 

って、老メカの仕事が遅いって。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

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壊れていました。

2016年09月02日 | メンテナンス

 

 

 

 

 

TT-R125LWの次は、、、XR650Rです。

 

 

 

 

老メカの好きなマシンが続きます。

 

 

 

 

 

 

 

お待たせしていたパーツがやっと入荷してきましたので、、、

 

 

 

 

初期化の作業の続きを始めます。

 

 

こうやってエンジンを眺めていると、、、XR650R、、、カッコイイ。。。

 

 

 

 

2007年モデル、、、XR650Rの最終年式モデルですが、、、かれこれ、、、9年も経っていますので、、、また9年10年つまらない故障無く乗れるように、、、が、今回の整備になります。

 

 

 

 

ホースの交換の為に、、、ラジエターを外して、、、

 

 

サーモスタットハウジングを、、、

 

 

外したら、、、サーモスタットが、、、顔を、、、

 

 

れれ?

 

 

 

 

なんか変、、、

 

 

 

 

全開!フルオープン!

 

 

壊れていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新品と比べると、、、なんで中心のシャフトが曲がってんの???

 

 

いつから壊れていたのか解りませんが、、、冬場はオーバークールだったのかも、、、

 

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

水温計なんて無い、、、冷却ファンもあるはずが無い、、、シンプルなXR650R、、、夏の市街地を走っていても、、、林道を開け開けで走っていても、、、ラジキャップから逆噴射なんてした事が無い。

 

たぶん冷却性能には余裕があると思うんだが、、、老メカは一度だけラジキャップから噴いたことがあります。

 

この時は、、、福島の多々石林道を、、、駒止峠から上っていこうと、XR650R2台とXR250R1台で、、、でも藪コキの廃道なので、、、XR650R2台はラジキャップからリザーバータンクに 逆噴射! 登ることは出来ずに降参でした。

 

夜のアタック、悔しい多々石林道でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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