想いをかたちに

日々起こること、仕事のこと、気になること、
小さなことから気ままにつれづれに書いていきます。

信州らしい上棟

2011-02-10 | 現場・会社の風景


その雪の朝、上棟の現場がありました。

現場ではやるかどうか迷ったようです。

天気予報を確認すると、降るのは9時まで、

そして、その後は晴れるとのとのことだったので、

慎重にやることとしました。



お施主様からは、朝の仕事始めで、

「上棟の日が雪だったということは、

印象に残り、のちに語られるいい思い出になる。」

という有難いお言葉をいただきました。



そして程なく大事な場面が、



この大黒柱を建てます。



足元のには、ホゾにお賽銭を入れ、名刺を挟ませてもらいます。



クレーンと大工さん数人で慎重に。



立派な大黒柱です。

こうやって建つのをみると、感慨深いものがあります。



今日は天気予報通り晴れ、作業は進みました。

予定では金曜日にお餅をまく予定です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりに積もった雪

2011-02-09 | 200年住宅体験
今日は朝起きたら中庭にうっすら雪が。



見上げると結構雪が降っていました。



今朝松本は、数センチ雪が積もりました。

中庭は、四方囲まれているからか雪はほとんど積もりません。

もちろん大きさにもよります。ちなみに、ここの中庭は3帖です。


今日はもう一つ、最近指先が痛くなっていて、

なんか腫れっぽくなってきたので、医者にいくと、



こうなってしまいました。

何か異物が入り化膿したので、外科的処置をしてもらいました。

濡らさなければ、お風呂に入っていいとのことだったので、

患部にビニールをかけ入ったのですが、

最近よく使われている、プッシュ式の水栓



子供を風呂に入れる時にも思ったのですが、

温度設定をしとくと、指でも手でも腕でもどこでも押せ、

お湯、水を出せるので、非常に便利というか助かります。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すべての建築士のための総合研修

2011-02-09 | 講演会・セミナー


皆さんこんにちは。

今日は、建築士会主催で表題の研修会。

最初は、長野県建築指導課の方が、

現在の建築関係法令の改正点、県の指針、緩和措置

について話しがありました。

小屋裏(ロフト)の床面積算定指針や、

構造適合判定指針、既存建物改修における緩和措置などなど、

実例を交え、わかりやすく解説され、

個別には確認審査機関に相談しなくてはいけませんが、

大体考え方がわかり、整理もできました。



後半は、戸建住宅の場合の建築士としての設計の進め方について。

クライアント対応から、プランニング、工事管理、

施工技術、耐震改修、寒冷地の留意点まで。

一連の講習でした。


もちろん、すでに知っている部分が多いですが、

別のやり方など新しい発見もありました。

また、私が考えていた部分、

坪単価表示の不確実さ、そこからくる金額の曖昧さ、

エネルギー負荷少なく快適にする一つの方法が外張り、

寒冷地で施工する時の注意点などなど、

改めて確認できた部分も多々ありました。



後半に関しては、一般の建築主になる方々にも

抜粋して聞いてもらってもいいんじゃないか。

と思う内容でした。



総じて建築士は、建築のプロとして、

研鑽を積み、しっかり聞いたり説明をしたりし、

信頼されて、将来も見据えたうえで、

いい建築を作るという仕事をきっちりやる。

ということだと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

健康寿命延伸都市 松本

2011-02-08 | 信州まつもと
皆さんこんにちは。

今日は松本商工会議所で、議員協議会でした。



まず、松本市商工観光部長 平尾勇氏の講演会。

「健康寿命延伸都市・松本の創造に向けた

プラチナイノベーションによる新需要創造

-総合特区制度の提案- 」。



日本の経済の見通し、地方の現状から、

昨年、松本市と三菱総合研究所と出された総合特区提案、

そして、松本市の都市ビジョンについて聞きました。

端的に、印象に残った部分は、



松本市が目指すものは何か? ⇒

<健康寿命延伸都市・松本の創造>

量から質へと発想を転換し、

市民一人ひとりの「命」と「暮らし」を大切に考え、

誰もがいきいきと暮らしていける松本


健康寿命とは・・・健康で自立して生活できる期間



目指す方向性、使っている言葉まで、

現在の住宅、家づくりの方向性とほぼ同じ。

だから印象に残ったのかもしれません。



西洋医学は病んだ人を直接治すけど、

病まないようにするのは、環境。

だから、医者から建築家になったという先生もいました。



また、近年、国交省、環境省、経産省、厚生省がともに、

健康、省エネ住宅を表に出しています。

これは、環境問題とともに、国民の健康問題、

国費における医療費の割合が、

増え続けているのが、大きな要因です。

高断熱住宅に住むと様々な症状が改善されたという

データも示されています。参考ホームページ



いい住宅・建築は、人を健康にする可能性がある、

健康で元気な人が増えれば、人は豊かに暮らせ、街は賑わう。



自分達の仕事が、人と街を豊かにする。

そう簡単にいくことではありませんが、

頑張っていく意味はあると改めて感じさせられました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しつらえ

2011-02-06 | 住まい・建築

皆さん、おはようございます。

先日、現在開催中の2棟同時内覧会について書きましたが、

実は、一つの会場はもう昨年末から、

棲まわれているお宅をお借りしています。

ですので、家具や置物は、すべてオーナー様のものです。

民芸調に統一され、しつらえられた空間は、ご覧の通り。

落ち着きのある、いい空間です。

家具や小物の存在は、やはり大きいと感じます。

 

2階の書斎スペースも、いい“しつらえ”です。

その中に目を引くものが。

山の模型です。

こんな精巧なコンタ模型(地形模型)は見たことがありませんでした。

最初はどこで売ってるんだろう。とまじめに思いました。

ご主人様が趣味で作ったものだとのこと。

私も学生時代、等高線で一枚一枚切って、重ねていく、

同じ作り方のコンタ模型を作ったことはありますが、

もちろん、足元にも及びません。

実はご主人は、

アルプス歯科クリニック(http://www4.plala.or.jp/alps-d-c)

の院長。やはりプロですね。

非常に手先が器用だということだと思います。

 

和室にも“しつらえ”がされています。

奥様が、お茶をされるということで、

奥には、水屋があります。

 

 

このように、ご趣味と、センスのいい“しつらえ”がつまったお宅です。

是非とも、ご覧頂ければと思います。

 

最後になりましたが、このようにご自宅を開放してくださったオーナー様には、

本当に感謝致します。ありがとうございます。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2棟同時内覧会

2011-02-05 | 会社イベント

 

皆さん、おはようございます。

ここのところ、節分過ぎて暖かくなってくるのかなぁ。

と思っていたら、今朝は外の温度計が、-5.8℃でした。

ちなみに、室内温度は、16.5℃ありました。

 

今日はお知らせです。

今日明日と、三郷、波田において、オーナー様のご厚意により、

完成内覧会を行います。

それぞれ、しつらえや性能にこだわったお宅です。

残念ながら今回私は、結婚式などがあり、会場には居りませんが、

弊社スタッフが、ご説明させていただきます。

 

お寒い中ではありますが、

是非とも足を運んでいただければと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八ヶ岳連峰を望んで

2011-02-04 | 現場・会社の風景

皆さん、おはようございます。

先日は茅野にお引き渡しで行って参りました。

いい天気で、山々もきれいでした。

この山々がやはり、盆地、地域が違えば全然違います。

写真は八ヶ岳連峰。

普段見ているアルプスよりは、

少し山肌が優しい形のような気がします。

 

少し走ると蓼科や八ヶ岳高原といって別荘地が広がります。

別荘地には、いろいろな形の建築があり、

結構じっくり車窓から観察してしまいます。

色々参考にできる部分もあります。

軽井沢なんかも失礼を承知で、

外観を見させていただいております。

 

街中にしても、分譲地にしても、別荘地にしても、

建築は、そこで環境に景観に何らかの影響を及ぼします。

そのことを、今一度意識させられます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おばあちゃん、ありがとう

2011-02-02 | 家族友人
皆さん、こんにちは。

今週の月曜日、母方の祖母の葬儀でした。

数えで97歳。体をこわしてから13年。

最後は寝たきりで会話もできませんでした。

本当にお疲れ様でした。



私と弟にとって、大町の祖父祖母の家は、

大きな憩いの場所でした。

長い休みの度に泊まりに行き、

スキーに連れてってもらったり、

ゲームセンターに連れて行ってもらったり、

お腹が空いたといえば、いつもいつでも、

甘いコーヒーと、

ハム入りのチャルメララーメンを作ってくれました。

それが妙に美味しかったのを憶えています。

いつも笑顔でかわいがってくれたおばあちゃん。

その何にも動じないやさしさは、

僕たちを大きな心に(まだまだですが)

育ててくれたように思います。



おばあちゃん、本当にありがとうございました。



これからは祖父一人になってしまいましたが、

大町には、これからもたまに行こうと思います。

今度は、新しい家族を連れて。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする