想いをかたちに

日々起こること、仕事のこと、気になること、
小さなことから気ままにつれづれに書いていきます。

お母様のために

2012-10-31 | 現場・会社の風景


以前に2棟同時構造見学会を行わせて頂いた平屋の御宅の、
お引き渡しがありました。

この御宅はお母様が住んでいた住宅を建て替え、同居する計画でした。
ご高齢のお母様のことを考え、玄関は庇が伸びた緩やかな階段。
そして、以前の御宅にあった欄間や建具を使い、
お母様の思い出、以前の住宅の記憶を大切にしました。



新築されたこの御宅も、これから新たな想いのこもった住宅になると思います。
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汚水のにおい

2012-10-30 | 住まい・建築
リフォームを依頼されているお客様から、
「二階のトイレ周りがどうしても臭い。毎年臭うけど今年は特に臭い。」
とのこと。

設備屋さんと行ってみると、確かに芳香剤と汚水のにおいがします。

トイレは2、3年前にリフォームされたばかり。なのに臭い。
その横にほとんど使っていないシャワーブースがありました。
排水口を開けてみると、カラカラ。一年以上使っていなかったそうです。

排水口は水が溜まるようになっており、
封水と言って、ネズミや臭いを防ぐ役割があります。

その封水が完全に乾いてしまっていたわけです。
水を少しいれただけで、大分臭いが止まったように感じました。
特に今回の場合はシャワーブースをリフォームし設置した際、
どうやら汚水の系統の配管に、この配管をつないだようなで、
臭いがきついものでした。

みなさんの家にも使っていない排水口があったら、
いずれにしても、封水切れを起こさないよう、
月に一回は水を少し流すことをお勧めします。

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世代をつなぐ仕事

2012-10-29 | 現場・会社の風景



秋晴れの空の元、松本市の現場で地鎮祭が行われました。
母屋と蔵を残し、ここにあった車庫や小屋を壊し、
息子さんご家族が戻ってくる住まいを建築させて頂きます。

当初は、母屋2階の大規模リフォームのお話しを頂き、色々と検討して参りましたが、
長期優良住宅に惹かれていたお施主様でしたし、
本当にその改修でいいのかという疑問もありましたので、
最終的に離れのような別宅を建てる計画となりました。

今回のような、敷地の中に、母屋、離れ、車庫、小屋、物置など、様々なものがあり、
その都度その都度、場当たり的な計画では、いい住環境はできません。

じっくり腰を据え、この土地に何世代にもわたって住んできたご一家、
これから先も世代をまたいで暮らせるように計画をさせて頂きました。

最初に計画を始めてから、2年近くの月日が流れました。
この日までにも、解体、橋脚工事、蔵の補修工事とさせて頂き、
いよいよ今回のメイン、別宅の新築工事にとりかかります。
その後、母屋の補修と続きます。

この土地に住むのは4世代の皆さんとなります。
その世代をつなぐ計画、お手伝いをさせて頂き、有り難く思います。

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長野技能五輪

2012-10-28 | 木・材木屋



10月26日から28日、第50回技能五輪全国大会が松本で行われました。
私がブースのお手伝いに行ったやまびこドームの会場では、
建築大工、家具、建具、左官、美容、理容が行われていました。

会場に入ると思った以上の人と熱気。
満23歳以下の技能者の技能レベルの全国一を競う大会。
競技者の緊張感と気合いが伝わってくるようでした。

弊社共済会の若い職人さんも来ていましたが、その姿勢に頼もしさを感じました。






私は、もうお馴染みとなりました木工工作で椅子づくりをお手伝いしました。
プロのあの雰囲気を見てすぐにやりたくなるのは人間の性でしょうか。
そのやる気が大事だと感じながらお手伝いしておりました。
子供がものづくりをする目は、本当に真剣です。





最後は、先程の見に来ていた職人さんのお子さん4人。
みんなで一脚ずつ作り、完成後の記念写真。学校のようです。
私たち松本材青会の年間活動報告書の表紙にさせて頂きます(笑)

将来、お父さんの仕事をやりたくなってもらえるように、
私たちも頑張らなくてはいけないと改めて感じた週末でした。

コメント (1)
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国興共済会イベント

2012-10-27 | 会社イベント



弊社の職人さんはじめ、協力会社の皆さんで組織されている国興共済会の、
秋のレクリエーションイベント、マレットゴルフ大会が行われました。

初めてのマレットゴルフでしたが、仲間と和気あいあい、楽しみました。

初めてゴルフをやった時も感じましたが、
遊びですが、真剣にやって同じ目標に向かう。
何事も真剣にやると楽しいものです。


余談ですが、会場は、信州まつもと空港ややまびこドームがあるスカイパーク。
ここには、「マレットゴルフ発祥の地」とする木製の碑がありました。
「そうなんだ。」と感心しましたが、
インターネットで調べてみると、他の地にもそのような碑があるようで、
どこが、本当なのか気になってしまいました。

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お祝い

2012-10-26 | 家族友人


今日は、高校時代の後輩がお祝いの席をセッティングしてくれました。

南駅前にある「ゆざわ」
後輩が常連で旬の魚を美味しく食べさせてくれます。



写真は、大あさり。
バターで味付けされていましたが、美味しかったです。
お陰様で楽しい時間でした。
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弊社の木材チップ

2012-10-25 | 木・材木屋


弊社、田中製材所は端材を木材チップにしていますが、
それは、製紙会社の関連会社さんにご利用頂いております。

ティッシュなどの原料としてお使い頂いておりました。
ティッシュの原料も国産材を箱に明示するものが出てきました。

弊社が取り扱っている材料は、国産、県産材の他に外国の外材もあります。
来月からは弊社のチップは、茶色いクラフトペーパーの工場に行きます。

需要を先につくる。
紙、ティッシュ、パルプの原料としてのチップ、
再生しとの絡みもありますが、これも一つの大きな需要先です。
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初冠雪

2012-10-24 | 信州まつもと


今朝会社に行く時、家を出たらアルプスに雪が。
初冠雪です。

少し前に山を見て、こんなにアルプスに雪なかったかなぁ。
と思ったところだったので、やはりこれが信州のアルプスだと、
再認識しました。

これから、厳しくも身を引き締めてくれる、
信州の冬が始まります。
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木の講演会

2012-10-23 | 木・材木屋


今年から赴任された中部森林管理局、鈴木信哉局長の講演会が、
長野県の木材三団体合同セミナーで行われました。

前任の局長からは、山の現状のデータ、
そして、50年生の木が多いが、伐採期ではなく、
もっといい木に育てるために今はまだ間伐期だ。
というお話をお聞きし共感したのを覚えてますので、
今回の局長はどんな方なのか、どんな話が聞けるのか、
非常に楽しみに行きました。

前職まで林野庁、国の中心にいて、
現政権の柱政策の一つ「森林林業再生プラン」をつくった方、
データの解説からでしたが、なるほど、面白い!と思いました。

大事なのは、必ず供給よりも多い需要を起こす事。
供給ばかり考えても、需要がなければ、
山から木を出しても使い道がなければ、
価格は崩れ、経済的に産業として成り立たない。
まずは需要を起こし確保することが大事。
そのために建築用材だけに捉われず、土木(杭、コンパネ)、
家具、建具、梱包など開拓しなくてはいけない。

至極当たり前のことでもあり、データから新しい可能性をしめし、
長野県の林業、変わる予感を感じ、
自分たちも先ずは知ることから、色々なことをしていかなくてはいけない。
と感じました。
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薪の需要

2012-10-22 | 木・材木屋



最近、薪やペレットストーブへの関心は確実に増えています。
また、導入され薪の調達についての問い合わせも頂きます。

やはり昨年来、エネルギーについての考え方の流れが、
変わってきているのは、確かに感じます。
記事の通り、希望者が倍になるのも分かる気がします。

この薪の需要と、山の木の間伐材利用をうまく組み合わせられれば。
といつも想いを巡らせています。

長野県では、床材と発電で間伐材を利用する大きなプロジェクトも、
現在計画中です。

山と住宅そして生活が、現代のライフスタイルにあった形で、
うまくつながっていけば、そのために何ができるか、
考えていきたいと思います。

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