ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

20日の日経平均 71円38銭安い22199円で終了

2018-08-20 16:57:30 | Weblog
 週明け20日の日経平均ですが、先週末終値(22270円38銭)よりやや安い22267円07銭でスタート&直後に22288円31銭と小幅なプラス圏スタートも10時40分頃に22150円75銭まで下落する場面が見られましたが、その後は下げ幅を縮小して、前場は先週末比39円92銭安い22230円46銭で終了。
 午後は22200円~22230円程のレンジで概ね推移して、終値ベースでは先週末比71円38銭安い22199円ちょうどで終了しました。

 指数別では、日経平均とトピックスは0.32%安、JPX日経インデックス400は0.24%安。
 東証2部が0.74%安、東証マザーズも0.72%安と調整する中、東証REITが0.86%の逆行高。

 東証1部の上昇組では、グローバルグループが9.04%高となった他、任天堂が3.47%高。
 一方の下落組では、ユニ―ファミマ(11.27%安)と日総工産(10.11%安)の2銘柄で10%以上の下落。
 ユニ―ファミマに関しては伊藤忠によるTOB完了(8.6%の株式を追加取得して50.1%保有の連結子会社になりました)と材料出尽くし感によるもの。
 スシローは4.3%安、元気寿司も4.25%安と下げていますね。セガサミーは3.32%安。

 米ブランデス・インベストメント・パートナーズが6.41%相当を保有していた株式を全て売却したと伝わったジャスダック上場の大塚家具は安値引けとなる23円安の385円・5.64%安で終了しています。

17日の米国市場 ダウ0.43%高、ナスダック0.13%高、S&P500種0.33%高

2018-08-18 08:53:42 | Weblog
 17日の米国株式市場ですが、米中貿易摩擦懸念後退期待から主要3市場揃って続伸。
 NYダウは、前日比110ドル59セント高い25669ドル32セントで終了(0.43%高)。
 ナスダックは、前日比9.81ポイント高い7816.33ポイントで終了(0.13%高)。
 S&P500種は、前日比9.44ポイント高い2850.13ポイントで終了(0.33%高)しました。

 キャタピラ―が2.26%高、アップルが2%高で、ファイザー、シスコシステムズ、ジョンソン&ジョンソンも1%半以上の上昇。ダウデュポンも1%ちょっと上昇していますね。
 他、百貨店のノードストロームが13.2%高と堅調だった模様。

 一方ウォルマートが0.8%安。アップル以外のFAANG銘柄が下落した他、大きく下落したところでは、エヌビディアが4.9%安、資金繰り不安や生産体制の遅れが噂されるテスラが8.93%安。

 NY原油は、前日比0.45ドル高い1バレル65.91ドルで終了。
 NY金は、前日比0.2ドル高い1トロイオンス1184.2ドルで終了しています。

17日の日経平均 78円34銭高い22270円38銭で終了

2018-08-17 16:58:15 | Weblog
 17日の日経平均ですが、米中貿易戦争を回避できるとの期待感から16日の米国市場は反発(ダウ1.58%高、ナスダック0.42%高、S&P500種0.79%高)する中、前日終値(22192円04銭)よりも121円05銭高い22313円19銭でスタート&直後に22340円95銭まで上昇した後、序盤に22244円10銭まで上げ幅を縮小も10時頃に22300円近辺まで戻してからは様子見となり、前場は前日比117円61銭高い22309円65銭で終了。
 午後は22260円~22300円程の狭いレンジで様子見が続いて、終値ベースでは前日比78円34銭高い22270円38銭で終了しました。
 正直もう少し上げるかな…と期待していたのですが、中国の上海総合が1.34%安で上海・深センCSI300が1.44%安。香港ハンセンは0.22%高、台湾加権は0.1%に収まる小幅なプラス圏と米中貿易戦争回避の可能性について市場が予想以上に慎重に見ているようで、朝高の後は様子見だったでしょうか。

 指数別では、日経平均が0.35%高、トピックスが0.62%高、JPX日経インデックス400は0.55%高。
 他、東証マザーズが1.73%高、ジャスダックインデックスが0.6%高など。
 一方、東証REITが0.88%安。

 東証1部の上昇組では、ツナグ・ソリューションズ(19.21%高)とダントー(13.53%高)の2銘柄で10%以上の上昇となった他、ユニ―ファミマが5.39高、日揮が3.82%高、任天堂が2.72%高。
 銀行株が上昇率はそれ程でもないものの全体的に買い戻しされていますね。

 一方の下落組は、デザインワンが6.52%安。5%台の下落がテイクアンドギブニーズ(5.71%安)など4銘柄、ソフトバンクテクノロジーが4.99%安、ファーストリテイリングが2.17%安。
 他、昨日9.76%の下落率を記録したファンケルが4.17%安の続落になっているのも目に付いたでしょうか。

 ジャスダック上場の大塚家具は昨日上げすぎたと判断されたのか、今日は10時28分に385円をつける場面もあり、終値ベースでは19円安の408円で終了(4.45%安)しました。

16日の米国市場 ダウ1.58%高、ナスダック0.42%高、S&P500種0.79%高

2018-08-17 06:54:00 | Weblog
 16日の米国株式市場は、中国商務省の王受文商務次官が8月下旬に訪米して事務レベル協議に臨むと公表し、米国家経済会議のクドロー委員長も中国との通商交渉を再開すると認めたことで、貿易戦争を回避できるとの期待感から大きく反発。
 NYダウは、前日比396ドル32セント高い25558ドル73セントで終了(1.58%高)。
 ナスダックは、前日比32.41ポイント高い7806.52ポイントで終了(0.42%高)。
 S&P500種は、前日比22.32ポイント高い2840.69ポイントで終了(0.79%高)しました。

 ウォルマートが実に9.33%高、ボーイングが4.29%高、キャタピラ―が3.21%高。シスコシステムズが2.96%高となり、アップルも1.46%高となるなど輸出入比率の高い銘柄が力強く上昇。
 ゴールドマンサックスは1.64%高、JPモルガン・チェースは1.18%高。
 一方、インテルが0.61%安、ウォルトディズニーが0.33%安。

 NY原油は、前日比0.45ドル高い1バレル65.46ドルで終了。
 NY金は、前日比1.0ドル安い1トロイオンス1184.0ドルで終了しています。

北日本から西日本、大気の状態不安定で大雨

2018-08-16 19:10:53 | Weblog
北日本から西日本、大気の状態不安定で大雨 2018年08月16日
記事リンク先 読売夕刊 https://www.yomiuri.co.jp/national/20180816-OYT1T50057.html

 昨日(15日)はこの日の全国最高気温になった富山市で昼過ぎに38.3度まで上昇してその後雷雨になり気温が急低下しましたが、
 今日(16日)は午前中から東北や北陸で大雨になり、
石川県、富山県、長野県、青森県、岩手県では、土砂災害警戒情報
長野県、福井県、岐阜県に 竜巻注意情報 が発表されました。
 悪天候の地域は雨風に、それ以外の地域も熱中症に注意してお過ごしください。

16日の日経平均 序盤に332円安も買い戻し 12円18銭安い22192円04銭で終了

2018-08-16 19:02:07 | Weblog
 16日の日経平均ですが、15日の米国市場が原油相場が3%安となり同国の株式市場も調整(ダウ0.54%安、ナスダック1.23%安、S&P500種0.76%安)する中、前日終値(22204円22銭)よりも223円40銭安い21980円82銭でスタート&直後に332円52銭安の水準となる21871円70銭まで下落した後は10時20分頃までは21920円~21980円程の様子見も米ダウ・ジョーンズ通信が「中国の王受文商務次官が8月下旬に訪米し、マルパス米財務次官と会談する」と報じたことから米中貿易摩擦への懸念が後退するとの思惑が広がり、11時過ぎに22240円42銭まで上昇する場面も見られ、前場は前日比29円97銭高い22234円19銭で終了。
 午後は小幅なマイナス圏で推移する時間が長く、終盤に小幅なプラス圏に顔を出すも、終値ベースでは前日比12円18銭安い22192円04銭で終了しました。

 指数別では日経平均が0.05%安、トピックスが0.64%安、JPX日経インデックス400は0.47%安。
 東証マザーズが1.33%安、日経ジャスダック平均が0.62%安、東証2部が0.5%安。
 一方、東証REITが0.4%高。
 東証1部の上昇組では、日本通信(12.03%高)と新日本科学(10.74%高)の2銘柄で10%以上の上昇。ファストリテイリングが2.14%高。
 一方の下落組では、リニカル(17.46%安)など4銘柄で10%以上の下落となった他、ファンケルが9.76%&コーセーが8.11%の大幅安となり、資生堂も5.35%安、ノエビアは3.71%安。
 他、動物保険のアニコムが7.94%安、セガサミーが4.44%、良品計画が3.06%安など。
 原油安も意識されたのか、富士石油が5.39%安、JXTGも4.67%安と売り込まれていますね。

 ジャスダック上場の大塚家具は32円高の427円・高値引けで終了(8.1%高)しています。

15日の米国市場 ダウ0.54%安、ナスダック1.23%安、S&P500種0.76%安 原油3%安

2018-08-16 06:32:53 | Weblog
 15日の米国株式市場は、中国株安やトルコ情勢などを懸念して反落。

 NYダウは、一時334ドル安の水準となる24965ドル77セントまで下落する場面が見られ、終値ベースでは 前日比137ドル51セント安い25162ドル41セントで終了(0.54%安)。
 ナスダックは、前日比96.78ポイント安い7774.12ポイントで終了(1.23%安)。
 S&P500種は、前日比21.59ポイント安い2818.37ポイントで終了(0.76%安)しました。

 米原油在庫が市場予想に反して大幅に増えたことや、トルコの金融市場の混乱が新興国に波及して景況感悪化を通じて原油需要を抑えかねないとの警戒感から 原油相場が3%も下落した影響もあり、シェブロンが3.79%安、エクソンモービルが1.75%安。
 他、ボーイングが2.18%安、キャタピラ―が2.15%安、ダウデュポンが1.63%安となり、インテルやマイクロソフトといったハイテク株も1.3%台の下落。
 FAANG銘柄も、アップルは0.23%高も、ネットフリックスが3.29%安、アマゾン・ドット・コムが1.93%安、グーグルを傘下にもつアルファベットが1.75%安、フェイスブックは0.87%安、

 一方、米メルク、P&G、ファイザーが1%を超える上昇となり、ジョンソン&ジョンソンも物色。

 NY原油は、前日比2.03ドル安い1バレル65.01ドルで終了(3%安)。
 NY金は、前日比15.7ドル安い1トロイオンス1185.0ドルで終了しています。

8月15日の日経平均 151円86銭安い22204円22銭で終了

2018-08-15 17:44:43 | Weblog
 8月15日の日経平均ですが、トルコリラ安の一服もあり14日の米国株式市場は反発して終了(ダウ0.45%高、ナスダック0.65%高、S&P500種0.64%高)する中、前日終値(22356円08銭)よりも12円04銭高い22368円12銭でスタート&直後に22380円28銭と開始直後こそ小幅なプラス圏もすぐに小幅なマイナス圏に転落してからはじり安傾向で推移して、前場は前日比85円18銭安い22270円90銭で終了。
 午後は、米メディアが「トルコは米国製品の輸入関税を引き上げる」と伝えたことから、13時過ぎに245円安の水準となる22110円29銭まで下落する場面が見られましたが、その後は買い戻しが入り、終値ベースでは前日比151円86銭安い22204円22銭で終了しました。
 米国株高でプラス圏スタートも、上海総合が2.08%安、上海・深センCSI300が2.4%安、香港ハンセンが1.62%安、台湾加権指数も0.99%安と中国や中国の影響を強く受ける国の株式市場の下落もあり、あえなく反落で終了した印象を受けます。

 指数別では、日経平均が0.68%安、トピックスが0.76%安、JPX日経インデックス400が0.70%安。
 他、東証マザーズが2.04%安、ジャスダックインデックスが0.54%安、日経ジャスダック平均が0.28%安。
 一方、東証REITが0.46%高、東証2部が0.11%高。

 東証1部の上昇組では、エスサイエンス(43.48%高)、りたりこ(13.76%高)、PCデポ(11.39%高)の3銘柄で10%以上の上昇。
 一方の下落組では、ツナグ・ソリューションズ(21.11%安)とリニカル(20.19%安)の2銘柄で20%台の下落。10%台の下落も、ライドオン(16.73%安)やリブセンス(14.97%安)など7銘柄。
 任天堂が2.95%安、ソフトバンクグループが2.63%安、ファナックが1.82%安。
 スルガ銀行は10時05分に35円安の776円と年初来安値を付けたその776円のままで終了(4.32%安)。地銀株では、東京きらぼしも4.4%安と冴えませんでした。

 ジャスダックに上場する大塚家具は17円安の水準となる372円でスタートしましたが385円近辺で推移する時間が長く、14時を過ぎたところでするすると上昇して6円高の395円で終了しています。

久美子氏、社長退任を拒否か 大塚家具の身売り交渉難航

2018-08-15 09:29:01 | Weblog
久美子氏、社長退任を拒否か 大塚家具の身売り交渉難航 2018年08月15日 
記事リンク先 朝日 https://www.asahi.com/articles/ASL8G5V1ZL8GULFA00Y.html?iref=comtop_8_04

 経営が迷走している大塚家具ですが、ヨドバシカメラは買収話から撤退。
 同株の6.65%を保有する第3位株主で貸会議室大手のティーケーピーに身売り交渉先は事実上絞られた(中国・台湾系が参入してくるとすればむしろ法的整理を待つのでは?)ものの、やはり久美子社長の退任を巡り揉めているようですね。
 久美子社長から見ればお家騒動という恥を晒してまで勝ち取った会社だから経営権だけは手放したくないのが本音でしょうが、支援する側から見れば経営主導権を握らなければ仮に経営を立て直しても3年位経過したら株式保有比率の力で追い出されかねず、更に最低限久美子氏の代表権の返上と一管理職への降格及び親久美子派取締役数人の更迭(解任)。(形式上社長を退く程度では逆襲されるリスクが高過ぎます)
 更に可能なら久美子氏に会社そのものから出て行って貰い、余計な邪魔が入り込む余地を取り除く意味でも全株をTOBして非公開化して外部の介入を受けない状態で経営したいのが本音ではないかと思いますが、資金繰りが尽きるのが先か、久美子氏が経営権を手放すのが先か。
 もはや父と娘の経営方針の違いのレベルの話ではない、会社が存続できるかどうかのステージになっていると思いますし、父もその父についていった社員のために匠大塚を守るのに精一杯(他人はともかく人の好さそうな長男まで犠牲にできないでしょう)で金銭的に支援する余裕はないはず。
 この期に及んで発表した決算書の内容も、それだけかい! という中身の薄い不明瞭な内容でしたし、銀行も貸し手というよりは単なる決済金融機関的位置付けで、取引先に迷惑さえかけなければ極力介入したがらない方針を取るのではないかと思います。
 大逆転 あるんですかねぇ。

8月14日の米国市場 ダウ0.45%高、ナスダック0.65%高、S&P500種0.64%高

2018-08-15 06:22:33 | Weblog
 8月14日の米国株式市場は、トルコリラの下げが一服したこともあり、主要3市場揃って反発。
 NYダウは、前日比112ドル22セント高い25299ドル92セントで終了(0.45%高)。
 ナスダックは、前日比51.19ポイント高い7870.89ポイントで終了(0.65%高)。
 S&P500種は、前日比18.03ポイント高い2839.96ポイントで終了(0.64%高)しました。

 ウォルグリーンが3.3%近い上昇。マクドナルドやダウデュポンも1%半前後の上昇となった他、ウォルマート、マイクロソフト、ベライゾン、ゴールドマンサックスで1%台前半の上昇。
 アマゾン・ドット・コムは1.24%高、グーグルを傘下に持つアルファベットも0.69%高とこちらも堅調だったようですね。

 一方ホームデポが0.54%安、トラベラーズが0.4%安など。

 NY原油は、前日比0.16ドル安い1バレル67.04ドルで終了。
 NY金は、前日比1.8ドル高い1トロイオンス1200.7ドルで終了しています。

スルガ銀の一部業務停止を検討 金融庁、ずさん融資問題で処分

2018-08-14 20:46:52 | Weblog
スルガ銀の一部業務停止を検討 金融庁、ずさん融資問題で処分 2018年08月14日 
記事リンク先 時事通信 https://this.kiji.is/402035497495233633?c=39546741839462401

 シェアハウス投資を巡るずさん融資問題で、金融庁がスルガ銀行に不動産融資業務の一部停止命令の検討に入った旨の報道が夕方になって飛び込んできました。
 経営体制の刷新も求めるそうで、30年以上トップに君臨してきた岡野光喜会長らの退任も避けられない見通しとなったようです。
 今の社長に代わるまでずっと岡野一族が経営してきたワンマン経営とはいえ、スルガ銀行はれっきとした地方銀行で地元の沼津市の指定金融機関だけに、他の経営不振の第二地銀のような強引な処理は難しいですし、顧客の利便性を極力損なわない形で処分を進めることになるのだとは思いますが、地元の企業や沼津市民などを対象に第三者割当増資を求めるといったことになればまたひと騒ぎになりかねず、ますます暗雲が漂ってきたかと。

 支店網も2008年ころから札幌市、福岡市、仙台市、京都市、広島市などに出店していますが、古くから出店する神奈川県内や稼げる東京の一部店舗はともかく、出店してからの歴史の浅い店舗は地元の金融機関に売却あるいは撤退といった選択肢もあるのかもしれません(広域展開している余裕など現実的にないでしょう)。
 
 同行の株価も、まるで処分を予想していたかのように、8月7日は929円まで下げ947円→8日は916円まで下げ941円→9日は927円の安値引け→10日は851円の安値引け→13日は792円まで下げ801円、そして今日14日は776円(年初来安値更新)をつけるも株高に下押しされる形で811円とようやく反発したのですが、明日の株式市場はどう反応するのでしょうか。

8月14日 久留米で38.7度

2018-08-14 17:34:27 | Weblog
 今日(8月14日)は、久留米で38.7度、豊岡38.6度、大阪で36.7度、名古屋35.5度などを記録したようです。
 また台風15号の接近が影響しているのか、各地で大雨や雷・竜巻の注意警報も出ているようで、天候の急変には注意が必要そう。
 お墓参りに出かける方もいらっしゃると思いますが、特に朝から晴れ上がり気温が上昇すると午後から雷雨になりやすい傾向がありますし、外出するにしても、くれぐれも無理しないように心がけたいものです。

14日の日経平均 498円65銭高い22356円08銭。高値引けで終了

2018-08-14 17:29:17 | Weblog
 14日の日経平均ですが、トルコリラ安の騒動の影響で13日の米国市場は続落(ダウ0.5%安、ナスダック0.25%安、S&P500種0.4%安)していましたが、10日に300円+13日に440円と2営業日で740円も下落していた反動や22000円の大台を割り込んだことによる値頃感からの買い戻しもあったのか、前日終値(21857円43銭)よりも195円64銭高い22053円07銭でスタート&序盤に22047円19銭も10時過ぎに22153円14銭をつけ、その後もほぼ22100円台での値動きが続いて前場は前日比254円66銭高い22112円09銭で終了。
 午後は開始ほどなく22260円乗せ。14時頃までは様子見も上昇に転じて、終値ベースでは前日比498円65銭高い22356円08銭。高値引けで終了しました。

 指数別では日経平均が2.28%高、トピックスが1.63%高、JPX日経インデックス400が1.72%高。
 東証マザーズが1.3%高、ジャスダックインデックスは0.84%高、日経ジャスダック平均が0.79%高。
 東証2部は0.46%高、東証REITも0.31%高と今日は東京市場はいずれの指数もプラス圏で終了しました。

 東証1部の上昇組では、光通信(15.03%高)、動物保険のアニコム(10.74%高)、石原産業(10.49%高)など6銘柄で10%以上の上昇。
 ジャパンディスプレイが6.8%高、軽自動車のスズキが5.12%高、ファーストリテイリングが4.01%高、ソフトバンクグループが3.72%高、
 銀行も、関西みらいが5.81%高となるなど今日は上昇。

 一方の下落組ではワイヤレスゲートが24.65%安。10%台の下落も、新川(18.6%安)やワタミ(10.15%安)など6銘柄。日本アジア投資が7.06%安。

 事業継続の「注記」を記載した決算書を発表したジャスダック上場の大塚家具は10時41分に372円をつけるも3円安の389円で0.77%安で終了しました。

アルゼンチンが5%緊急利上げ、45%に トルコ危機で

2018-08-14 10:54:08 | Weblog
アルゼンチンが5%緊急利上げ、45%に トルコ危機で 2018年8月14日 
記事リンク先 日経 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34123470U8A810C1000000/
リラを見捨てたトルコ国民-愛国心にも限界、外貨売りに応じず  2018年8月14日
記事リンク先 ブルームバーグ https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-08-13/PDDRGE6KLVR401

 アルゼンチンの政策金利は17年10月までは26.5%で、11月に28.75%に引き上げた後1月から少しずつ戻して今年の4月には26.3%まで引き下げていたのですが、5月に突然40%まで引き上げ。
 通貨ペソの対米ドルでの動きが落ち着いていたことから今月7日の会合では金利を据え置いていたのですが、1ドル=27ペソ台で安定していた相場が13日昼すぎ(日本時間14日未明)に、一時1ドル=30ペソをつけたことから緊急利上げを決断。
 前回の13.7%の引き上げ幅にもど肝を抜かれましたが、今回も5%もの大幅な利上げ。逆にこれ位やらないと通貨防衛ができないということなんでしょうね…(汗

 一方、通貨の価値が1日で2割も目減りしたにも関わらず政策金利の引き上げを拒否したあげく、国民に保有するドルや金をリラに両替するよう訴えたトルコのエルドアン大統領の声は(自分の身は自分で守らなければならない庶民からすれば当然ですが)ものの見事に無視されたようで…。
 エルドアン大統領は「これは国家との闘いだ…」などと息巻いているようですが、最初の呼びかけから既にトルコリラの価値は半減してしまっているようですし、肝心の国家が通過防衛義務を果たすことなく庶民に買い支えろとはもともと無理筋な話。
 締め付けを厳しくすれば、金(きん)や米ドルどころか仮想通貨に流れ込みより一層混乱を招くだけでしょうし、この混乱は他の新興国通貨にも広がり始めているようで、今後の行方に注意する必要がありそうです。

13日の米国市場 ダウ0.5%安、ナスダック0.25%安、S&P500種0.4%安

2018-08-14 08:10:11 | Weblog
 週明け13日の米国株式市場は、トルコ情勢を警戒して主要3市場とも下落。
 NYダウは、先週末比125ドル44セント安い25187ドル70セントで終了(0.50%安)。
 ナスダックは、先週末比19.40ポイント安い7819.71ポイントで終了(0.25%安)。
 S&P500種は、先週末比11.35ポイント安い2,821.93ポイントで終了(0.40%安)しました。

 欧州市場は当のトルコイスタンブール100は2.38%安、ポルトガル全株指数が1.22%安となり、英FTSE100が0.32%安、独DAXが0.53%安、 仏CAC40は0.04%安。
 コペンハーゲン(デンマーク)やロシアで反発も概ね続落傾向が強かったことで米国市場も警戒感が続いてしまったようですね。
 バンカメが2.28%安、JPモルガン・チェースが1.59%安、シティグループが1.57%安、ウェルズ・ファーゴが0.76%安となるなど銀行株が下落。ダウデュポンも1.7%安と冴えなかったようですね。
 ネットフリックスは1.32%安。
 一方、米メルクが0.98%高、アップルが0.65%高、アマゾン・ドット・コムが0.52%高。

 NY原油は、先週末比0.43ドル安い1バレル67.20ドルで終了。
 NY金は、先週末比20.1ドル安い1トロイオンス1198.9ドルで終了しています。