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スルガ銀の一部業務停止を検討 金融庁、ずさん融資問題で処分

2018-08-14 20:46:52 | Weblog
スルガ銀の一部業務停止を検討 金融庁、ずさん融資問題で処分 2018年08月14日 
記事リンク先 時事通信 https://this.kiji.is/402035497495233633?c=39546741839462401

 シェアハウス投資を巡るずさん融資問題で、金融庁がスルガ銀行に不動産融資業務の一部停止命令の検討に入った旨の報道が夕方になって飛び込んできました。
 経営体制の刷新も求めるそうで、30年以上トップに君臨してきた岡野光喜会長らの退任も避けられない見通しとなったようです。
 今の社長に代わるまでずっと岡野一族が経営してきたワンマン経営とはいえ、スルガ銀行はれっきとした地方銀行で地元の沼津市の指定金融機関だけに、他の経営不振の第二地銀のような強引な処理は難しいですし、顧客の利便性を極力損なわない形で処分を進めることになるのだとは思いますが、地元の企業や沼津市民などを対象に第三者割当増資を求めるといったことになればまたひと騒ぎになりかねず、ますます暗雲が漂ってきたかと。

 支店網も2008年ころから札幌市、福岡市、仙台市、京都市、広島市などに出店していますが、古くから出店する神奈川県内や稼げる東京の一部店舗はともかく、出店してからの歴史の浅い店舗は地元の金融機関に売却あるいは撤退といった選択肢もあるのかもしれません(広域展開している余裕など現実的にないでしょう)。
 
 同行の株価も、まるで処分を予想していたかのように、8月7日は929円まで下げ947円→8日は916円まで下げ941円→9日は927円の安値引け→10日は851円の安値引け→13日は792円まで下げ801円、そして今日14日は776円(年初来安値更新)をつけるも株高に下押しされる形で811円とようやく反発したのですが、明日の株式市場はどう反応するのでしょうか。

8月14日 久留米で38.7度

2018-08-14 17:34:27 | Weblog
 今日(8月14日)は、久留米で38.7度、豊岡38.6度、大阪で36.7度、名古屋35.5度などを記録したようです。
 また台風15号の接近が影響しているのか、各地で大雨や雷・竜巻の注意警報も出ているようで、天候の急変には注意が必要そう。
 お墓参りに出かける方もいらっしゃると思いますが、特に朝から晴れ上がり気温が上昇すると午後から雷雨になりやすい傾向がありますし、外出するにしても、くれぐれも無理しないように心がけたいものです。

14日の日経平均 498円65銭高い22356円08銭。高値引けで終了

2018-08-14 17:29:17 | Weblog
 14日の日経平均ですが、トルコリラ安の騒動の影響で13日の米国市場は続落(ダウ0.5%安、ナスダック0.25%安、S&P500種0.4%安)していましたが、10日に300円+13日に440円と2営業日で740円も下落していた反動や22000円の大台を割り込んだことによる値頃感からの買い戻しもあったのか、前日終値(21857円43銭)よりも195円64銭高い22053円07銭でスタート&序盤に22047円19銭も10時過ぎに22153円14銭をつけ、その後もほぼ22100円台での値動きが続いて前場は前日比254円66銭高い22112円09銭で終了。
 午後は開始ほどなく22260円乗せ。14時頃までは様子見も上昇に転じて、終値ベースでは前日比498円65銭高い22356円08銭。高値引けで終了しました。

 指数別では日経平均が2.28%高、トピックスが1.63%高、JPX日経インデックス400が1.72%高。
 東証マザーズが1.3%高、ジャスダックインデックスは0.84%高、日経ジャスダック平均が0.79%高。
 東証2部は0.46%高、東証REITも0.31%高と今日は東京市場はいずれの指数もプラス圏で終了しました。

 東証1部の上昇組では、光通信(15.03%高)、動物保険のアニコム(10.74%高)、石原産業(10.49%高)など6銘柄で10%以上の上昇。
 ジャパンディスプレイが6.8%高、軽自動車のスズキが5.12%高、ファーストリテイリングが4.01%高、ソフトバンクグループが3.72%高、
 銀行も、関西みらいが5.81%高となるなど今日は上昇。

 一方の下落組ではワイヤレスゲートが24.65%安。10%台の下落も、新川(18.6%安)やワタミ(10.15%安)など6銘柄。日本アジア投資が7.06%安。

 事業継続の「注記」を記載した決算書を発表したジャスダック上場の大塚家具は10時41分に372円をつけるも3円安の389円で0.77%安で終了しました。

アルゼンチンが5%緊急利上げ、45%に トルコ危機で

2018-08-14 10:54:08 | Weblog
アルゼンチンが5%緊急利上げ、45%に トルコ危機で 2018年8月14日 
記事リンク先 日経 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34123470U8A810C1000000/
リラを見捨てたトルコ国民-愛国心にも限界、外貨売りに応じず  2018年8月14日
記事リンク先 ブルームバーグ https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-08-13/PDDRGE6KLVR401

 アルゼンチンの政策金利は17年10月までは26.5%で、11月に28.75%に引き上げた後1月から少しずつ戻して今年の4月には26.3%まで引き下げていたのですが、5月に突然40%まで引き上げ。
 通貨ペソの対米ドルでの動きが落ち着いていたことから今月7日の会合では金利を据え置いていたのですが、1ドル=27ペソ台で安定していた相場が13日昼すぎ(日本時間14日未明)に、一時1ドル=30ペソをつけたことから緊急利上げを決断。
 前回の13.7%の引き上げ幅にもど肝を抜かれましたが、今回も5%もの大幅な利上げ。逆にこれ位やらないと通貨防衛ができないということなんでしょうね…(汗

 一方、通貨の価値が1日で2割も目減りしたにも関わらず政策金利の引き上げを拒否したあげく、国民に保有するドルや金をリラに両替するよう訴えたトルコのエルドアン大統領の声は(自分の身は自分で守らなければならない庶民からすれば当然ですが)ものの見事に無視されたようで…。
 エルドアン大統領は「これは国家との闘いだ…」などと息巻いているようですが、最初の呼びかけから既にトルコリラの価値は半減してしまっているようですし、肝心の国家が通過防衛義務を果たすことなく庶民に買い支えろとはもともと無理筋な話。
 締め付けを厳しくすれば、金(きん)や米ドルどころか仮想通貨に流れ込みより一層混乱を招くだけでしょうし、この混乱は他の新興国通貨にも広がり始めているようで、今後の行方に注意する必要がありそうです。

13日の米国市場 ダウ0.5%安、ナスダック0.25%安、S&P500種0.4%安

2018-08-14 08:10:11 | Weblog
 週明け13日の米国株式市場は、トルコ情勢を警戒して主要3市場とも下落。
 NYダウは、先週末比125ドル44セント安い25187ドル70セントで終了(0.50%安)。
 ナスダックは、先週末比19.40ポイント安い7819.71ポイントで終了(0.25%安)。
 S&P500種は、先週末比11.35ポイント安い2,821.93ポイントで終了(0.40%安)しました。

 欧州市場は当のトルコイスタンブール100は2.38%安、ポルトガル全株指数が1.22%安となり、英FTSE100が0.32%安、独DAXが0.53%安、 仏CAC40は0.04%安。
 コペンハーゲン(デンマーク)やロシアで反発も概ね続落傾向が強かったことで米国市場も警戒感が続いてしまったようですね。
 バンカメが2.28%安、JPモルガン・チェースが1.59%安、シティグループが1.57%安、ウェルズ・ファーゴが0.76%安となるなど銀行株が下落。ダウデュポンも1.7%安と冴えなかったようですね。
 ネットフリックスは1.32%安。
 一方、米メルクが0.98%高、アップルが0.65%高、アマゾン・ドット・コムが0.52%高。

 NY原油は、先週末比0.43ドル安い1バレル67.20ドルで終了。
 NY金は、先週末比20.1ドル安い1トロイオンス1198.9ドルで終了しています。