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福岡で全国初「18歳選挙」うきは市長選、現職圧勝

2016-07-04 06:04:52 | Weblog
福岡で全国初「18歳選挙」うきは市長選、現職再選 2016年7月4日 共同
 参院選に先駆け、全国初の「18歳選挙」となった福岡県うきは市長選は3日、市内12カ所で投票があり、高校3年生の一部を含む18、19歳の新有権者が初めての1票を投じた。開票の結果、無所属現職の高木典雄氏(64)が、無所属新人の元小学校教諭竹永茂美氏(64)を破り、再選を果たした。
 市選挙管理委員会によると当日有権者数は2万5626人で、うち18、19歳は約600人。全体投票率は56.10%で選挙戦となった2005年を18.76ポイント下回った。新有権者の投票率は5日に公表される。
★福岡県うきは市 市長選挙結果(投票率56.10%)
当 10412 高木典雄(64)無現
   3827 竹永茂美(64)無新


 福岡県うきは市は、大分県境に位置する2005年3月に吉井町と浮羽町が合併して発足した人口約2.9万人の市で、市長選は現職で再選を目指す64歳の高木典雄氏に元小学校教諭で64歳の竹永茂美氏が挑むも
 現職としての1期4年の実績を強調するとともに、18歳選挙権に関してはその第一ステージに皆さんが立っている。皆さんがどう豊かに暮らしていけるようにするかが政治だ。関心を持ち、棄権しないでほしい」と呼びかけた高木典雄氏が10412票を獲得して
 「うきは市長選は(2期連続で)無投票が続いており、若い人たちに選択肢を示したい」と述べるとともに、18歳選挙権に関しては、大学進学を話題にして「進学には200万円や300万円の教育資金が必要で、ローンで返さなければいけなくなるかもしれない。市長の退職金を削って奨学金を充実させる」と訴え3827票を獲得した竹永茂美氏  を危なげなく振り切って再選を決めました。
 こちらは選挙結果そのものよりも、初の18歳投票という意味で注目を集めていたと思いますが、投票率は大きく低下する思惑とは裏腹に盛り上がりに欠ける内容になってしまったようです。