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反対派候補「サイテイ」、市長ブログに…鹿児島・阿久根

2009-03-18 20:27:31 | Weblog
反対派候補「サイテイ」、市長ブログに…鹿児島・阿久根 2009年3月16日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090316-OYT1T00675.htm
 鹿児島県阿久根市の出直し市議選(15日告示、22日投開票)に絡み、竹原信一市長(50)が自身のブログ(日記形式のホームページ)で、反市長派の候補者2人の政務調査費に絡む問題を追及する民放テレビ局の番組映像が無断で閲覧できるよう設定した上で、「サイテイの連中」などと2人を批判する内容の書き込みをしていたことがわかった。
 ブログは15日付。動画投稿サイトを利用して番組を閲覧できるようにした上で、「こんなサイテイの連中でも選挙を勝ち続けてきたという事だ。今度も多くの市民が連中のうそにだまされてしまうのだろうか」と書き込んでいた。
 番組を制作した「南日本放送」(鹿児島市)は「報道目的以外に映像が使用されることがあってはならない」として、16日午後にも市長に文書で抗議する。動画投稿サイトの運営会社には動画削除を要請し、直ちに削除された。
 市選管はブログについて「ただちに公選法に抵触するとは言えないが、慎重に検討して、しかるべき対応をしたい」と話している。
 竹原市長は15日、市長支持派の新人候補4人の名前などが書かれた名刺大のカードを配布。これについて市選管は公職選挙法(文書図画の頒布)に抵触する恐れがあるとして、16日午後にも市長を口頭指導する。

ブログ不人気投票、是非問う市議選告示 鹿児島・阿久根 2009年3月15日 朝日
http://www.asahi.com/digital/internet/SEB200903150006.html
 鹿児島県阿久根市の出直し市議選(定数16)が15日、告示された。ブログで辞めさせたい市議のアンケートをとるなどして不信任決議を受け、議会を解散した竹原信一市長(50)の政治手法が最大の争点。立候補を届け出たのは反市長派が16人、市長支持派が7人。市長はこの日、ブログで支持派の4人を紹介する一方、反市長派の前職を「嘘(うそ)まみれ」と批判し、「参戦」した。22日に投開票される。
 「この選挙は市長を代えるための選挙です!」。ある前職候補は出陣式で支持者約80人を前に第一声で対決色を鮮明にした。再び不信任決議を突きつけ、市長を自動失職に追い込みたいという。反市長派は決議案の審議に必要な議員定数の3分の2以上にあたる11人以上の当選をめざす。
 反市長派の住民団体「阿久根市民会議」も〈竹原市長の政治手法では阿久根は良くならない〉と書いたチラシを有権者らに配った。
 ただ、反市長派の中には市長批判を前面に打ち出せない候補もいた。ある前職は街頭演説では「議会の正常化」との表現にとどめた。「市長の支持者にも理解が得られる言い方をしなければいけない」と説明する。別の前職も「自分の支持者にも、情報公開などを進める『市長信者』が現れた。市長批判でなく、自分の政策を訴える」と言う。
 一方、市長の政治理念を支持する「阿想(あそう)会」の推薦を受けた新顔の出陣式では、支持者ら約50人が「阿久根を変えるぞ!」と気勢を上げた。直前には市長も顔を出した。
 市長はさっそく15日付のブログで前職らを匿名で「うそのチラシを配っている」として〈言う事、為す事が相変わらず嘘まみれだ〉と批判。支持派4人は実名で紹介した。届け出受け付け開始後の午前8時半以降に名指しでブログを更新すれば、公職選挙法に抵触するおそれがあるが、市長はそれより前に更新した。「投票を呼びかけているわけではない。だめと言われるのであれば変な感じはするが、やらないようにする」と話した。
 さらに告示後に、支持派のうち4人の氏名と「竹原改革を支持します」とうたい文句を載せた自作の名刺を有権者に渡したことを報道陣に明らかにした。
 この名刺の配布については、公選法で市議選の場合は通常はがき2千枚以外の文書図画を頒布することができないとの規定があり、市選管は公選法に抵触するかどうか県選管に問い合わせるという。




 はぁ。この阿久根市の竹原市長には、『辞めさせたい市議』を自分のブログで投票し始めた頃から、『なんだこの市長は?』という思いが強くなり、職員の全給与データーを児童手当の有無まで詳細に公開(高額所得者だけならまだしも年収200万円未満の方まで公開していました)するに至っては、あきれ果てて声が出なかったのですが、今度は『サイテイの連中』呼ばわりですか…(滝汗
 まあ、22日には阿久根市議会議員選挙の結果が出て、市民の市長に対する評価というものも出ると思うのですが、一地方のそれも人口2.3万人の小さな市で、これだけ選挙戦が注目され続けているというのも、かなり珍しい事例かと思います。

米IBM、同業のサン買収で交渉 米紙報道

2009-03-18 20:25:33 | Weblog
米IBM、同業のサン買収で交渉 米紙報道 2009年3月18日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090318AT2M1802J18032009.html
 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は18日、IT(情報技術)大手の米IBMが、同業のサン・マイクロシステムズ買収で交渉中と報じた。交渉は途中段階で、実現しない可能性もあるという。サンの株価は業績悪化で低迷が続いていた。IBMは買収で企業向けシステム事業の強化を狙う。
 報道によると、買収が実現すればIBMは最低でも現金65億ドルを支払うとみられ、サンの17日時点の時価総額(約37億ドル)を大きく上回る。サンは高性能サーバーなどに強みを持つ。IBMは買収でサーバー市場での優位性を高め、ライバルの米ヒューレット・パッカード(HP)などの追撃をかわす狙いがあるとみられる。
 サンの業績は金融機関向けシステム販売の苦戦を受けて低迷。2008年10―12月期の最終損益は2.四半期連続の赤字だった。同社はシリコンバレーを代表するIT大手だが、株価の長期低迷から業界内では「再編候補」とみられていた。



 もし、この買収が成立すれば、業界勢力が一変することにもなりかねないだけに、面白いことになりそうですね…。続報に要注目ですし、マイクロソフトもこの動向は気になるのではないでしょうか。