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(24日の統一地方選後半戦選挙結果)瀬戸市長選/増岡氏、追随かわし4選

2011-05-12 12:30:48 | Weblog
(24日の統一地方選後半戦選挙結果)瀬戸市長選/増岡氏、追随かわし4選 2011年04月25日 デイリーサンキュー
http://www.845.fm/daily-sanq/?p=4585
 統一地方選後半の瀬戸市長選は24日投開票され、無所属で現職の増岡錦也氏(75)が、新人候補3人を退け4選を果たした。12年ぶりに4人が立つ混戦で増岡氏は勝利を収めたが、181票差まで迫られる厳しい戦いになり、予想以上の反発票の膨らみは、市政への舵取りへの厳しい評価となって出た。
 選挙戦で増岡氏は、3期12年の実績を掲げて「市政の継続」を訴えてきた。地元経済界など厚い支持基盤に支えられて手堅く得票。開票2時間後の午後11時10分過ぎに当確となった。
 増岡氏は昨年9月にいち早く立候補を表明。民主、自民、社民、公明の各党が推薦した。地元選出の国会議員、県議、保守系市議の大多数と近隣市町の首長、地区連合、団体が支援し、強固な組織力で選挙戦を展開した。
 一方、わずか181票差で次点となった新人の伊藤保徳氏(無所属)は「マンネリ打破 瀬戸に変化を」を合言葉に支援者らと浸透を図ったが、あと一歩およばなかった。同じく新人で前回出馬し、増岡氏との一騎打ちで得票率43%まで肉薄した水野昇氏(減税瀬戸)は1万4124票だった。最後に出馬を表明した元市議の三宅訓子氏(共産)は4303票にとどまった。
 増岡氏の選挙事務所(同市共栄通)では、午後11時20分に増岡氏が姿を現した。待ち受けた支援者らとがっちり握手。激戦を制しての勝利に「ありがとう」と何度も繰り返し喜びをかみしめていた。
 万歳の後、あいさつした増岡氏は、「みなさんの総力の結集の勝利。この結果を真摯に受け止め、正すところは正し、市民のみなさんのさらなる期待に応え、新しい瀬戸市をつくっていきたい」と述べた。
 杉山仁朗・選対本部長は、「選挙戦最終日がターニングポイントになった」と語り、「現職苦戦の報に選対全体で最後の最後まで集票を呼び掛けた。結果それが明暗を分けた。票は僅差ではあったがこの差は大きい。圧勝だと思っている」と述べた。
 増岡氏の得票は前回を約1万1000票下回る2万276票で、伊藤氏は2万95票だった。投票率は57・06%と前回を1・06ポイント上回った。
★愛知県瀬戸市 市長選挙結果
当 20276(34.5%) 増岡錦也 75 無(民・自・公・社) 現 4 市長
  20095(34.2%) 伊藤保徳 64 無新 (元)市教育委員長
  14124(24.0%) 水野昇 59 諸新 減税瀬戸幹事長
  4303(7.3%) 三宅訓子 64 無(共) 新 (元)市議



 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、先月24日に行われた統一地方選挙後半戦の結果のうちまだ公表していなかった分についてお送りしたいと思います。
 愛知県瀬戸市は、県の中北部に位置する人口約13.2万人程の市で、市長選は、現職を3期12年務めて民主・自民・公明・社民が推薦に回った75歳の増岡錦也氏に対して、減税日本瀬戸幹事長で59歳の水野昇氏、元市議で共産党が推薦する64歳の三宅訓子氏、元市教育委員長で64歳の伊藤保徳氏の3新人が挑戦しましたが、
 職員の人員削減、事業見直しなどの 3期12年の改革成果を掲げて「市政の継続」を訴えた現職の増岡錦也氏が前回よりも約11000票も獲得票数を減らしたものの20276票を獲得し、
 市役所改革や、子育てから就労までの人づくりなど「マンネリの打破」を掲げ20095票を獲得した伊藤保徳氏 を181票の僅差で振り切ってかろうじて再選を決めました。
 前回43%の獲得票率を獲得し、今回も市民税5%減税で経済を活性化させると主張すると共に、全世帯に担当職員を決め住民要望に対応すると訴えた水野昇氏は伊東氏に票を奪われる形で前回よりも2割近くも支持層を失う惨敗。
 共産党が推薦し、国保料引き下げなど社会保障や福祉を大切にすることなどを柱に、「市民第一、福祉と暮らしが第一という市政に」と訴えた三宅訓子氏も4303票と伸び悩みました。
 う~ん。かろうじて現職が逃げ切ったものの、組織力を最大限に駆使してここまで追い込まれた以上は、お世辞にも市民の信頼を得ているとはいえないでしょうし、なんとか再選は決めたものの、増岡氏は次の4年間でどれだけの実績を残すことができるかを強く問われることになりそうですね…(汗


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