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大久保氏、大差で4選 小山市長選 投票率51・61% 栃木

2012-07-23 07:59:26 | Weblog
大久保氏、大差で4選 小山市長選 投票率51・61%  2012年7月23日 下野
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20120723/834227
 任期満了に伴う小山市長選は22日投開票され、無所属現職の大久保寿夫氏(63)=自民推薦=が、無所属新人で元県議の高橋修司氏(40)と同じく無所属新人の元大学院教授小野塚久枝氏(68)=たちあがれ日本推薦=を破り、4選を果たした。大久保氏は選挙戦を通して、「3期12年で行財政再建を成し遂げた」と実績を強調。新人2陣営からの多選批判などをかわし、次点の高橋氏に2万1千票余りの大差をつけた。当日有権者数は12万8035人。投票率は51・61%で、過去最低を記録した前回の39・79%を11・82ポイント上回った。
 大久保氏は「新しい小山を創る」をスローガンに、夢と未来あふれる事業を行う、と表明。新市民病院の建設や地方独立行政法人化を進めるなど、「改革の仕上げをさせてほしい」と訴え続けた。
 選挙戦は、自民党の佐藤勉衆院議員や同党県議、18人の市議らが精力的に活動し、年代や地域別に偏りなく他候補を圧倒、支持を着実に固めた。  4選を飾った大久保氏は、午後11時ごろ、同市西城南4丁目の選挙事務所で大勢の支持者を前に「市民の良識が、素晴らしい、正しい未来の選択をした。今後は皆さんと一体となり、躍進する大きな小山市にしていく」と4期目への決意を語った。
★栃木県小山市 市長選挙結果
当 38564 大久保寿夫
  16870 高橋修司
  9840 小野塚久枝


 栃木県小山市は、県南部の人口約16.4万人の市で、市長選は2000年7月から3期12年現職を務めて4選を目指す63歳の大久保寿夫氏に対して、
前県議で40歳の高橋修司氏、元大学教授で4年前の前回も挑戦した68歳の小野塚久枝氏の2新人が挑みましたが、
 「行財政などの改革を実現した」と実績をアピールすると共に、広域合併と新市民病院の建設を掲げた大久保寿夫氏が38564票を獲得して
 「県下第2位の都市を引っ張るリーダーの交代を」と多選禁止を掲げると共に、広域合併と北関東大都市総合プランづくりを訴え16870票を獲得した高橋修司氏、
 同じく多選批判を訴えると共に子育てや福祉・介護の充実、市の行財政改革を掲げて9840票を獲得した小野塚久枝氏 を破り危なげなく再選を決めました。

 ちなみにこの広域合併問題。1998年に栃木市と協議会を設置するも、それぞれの周辺市町との合併が優先課題として2000年06月に一旦休止。
その後旧国分寺町・野木町・旧南河内町の1市3町で2002年1月に市町村合併合同研究会を設置するも、旧国分寺町と旧南河内町は2006年1月に旧石橋町と新設合併し下野市が誕生。
 一方の栃木市は大平町・藤岡町・都賀町と10年03月に新栃木市を発足して、今後この両市が一緒になって中核市を目指すかどうかが注目されるのですが、公約も似通っていて余所者から見れば多選批判(と言っても世間を見れば5選、6選も珍しくもなく公約を比較する限り対抗候補を擁立する程の内容の違いとは思えないのですが…)以外には争点の見えにくい選挙戦だったようにしか映らないのですが、そうなれば当然ながら知名度の高い現職が有利になるわけで…。まあ勝負はやる前から決まっていたでしょうね。


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