日清食品、カップヌードルなど値上げ・最大11% 2007年9月6日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070905NT002Y53205092007.html
日清食品は来年1月に即席めんを最大11%値上げする。「カップヌードル」、袋めん「チキンラーメン」など製品の9割以上が対象で、カップヌードルは税抜き希望小売価格を155円から170円、チキンラーメンは90円から100円に引き上げる。
同社の値上げは17年ぶり。小麦粉、パーム油、包装資材など原材料調達費が前年に比べ数十億円規模で上昇したのが値上げの理由だ。特に小麦は政府による輸入小麦の売り渡し価格が10月に10%上昇するのを受け、製粉各社が業務用小麦粉の出荷価格を引き上げる方向になっている。
日清食品が新株予約権発行登録手続き、買収けん制 2007年9月6日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070905ib22.htm
日清食品は5日、買収防衛策の一環として、新株予約権の発行登録手続きを行ったと発表した。
通常、1週間程度かかる登録手続きを済ませておくことで、防衛策を機動的に発動できる。同社株を17・97%保有する米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパンをけん制する狙いとみられる。
登録の有効期間は今月14日から2年間。発行予定額は1億5000万円で、同社の発行済み株式数の約1億2700万株分の新株予約権を発行できる。
世界的に穀物の価格が上がっていることも知っていましたし、小麦粉も値上げになったことは知っていましたが、いざカップヌードルのような身近な商品まで値上げという形で響いてくるとショッキングですね。
ちなみに、私は最近このカップヌードルやチキンラーメンを定価で購入した記憶がない(苦笑)のですが、単品売り前提のコンビニはともかく、スーパーも表立っての値上げはしにくいでしょうし、おそらくは特売回数の減少や値引き額の縮小といった形でじわじわと、私達の生活に影響を与えてくるのではないでしょうか。
一方、日清食品と言えば、スティールパートナーズが株式を大量に買い占めている銘柄としても有名ですが、こちらについても、その目的がわからないこともあり、買収防衛策をいつでも発動できるように、現発行株数とほぼ同数の株数をいつでも発行できるように、とりあえずその枠を作って置く事にしたようです。
日清食品の場合、本当に怖いのは非常識な配当要求などではなく、ある日いきなり巨大食品コンチェルンなどに株を売却され、経営権を乗っ取られることだと思いますが、日本では無敵だった日清食品としては、油断もあったのか、これまでは外資に対する買収に対して十分な対応ができていなかったように思いますし、防衛策を発動できる期間も2年。日清食品には、この2年の間に経営体質を更に強化して、投資ファンドに文句の付けられないような強力な経営体質に変えていって欲しいと思います。
ニュースリリースはこちら
http://www.nissinfoods.co.jp/com/news/news_release070905.html(商品値上げの件)
http://www.nissinfoods.co.jp/com/ir/library/pdf/new_070905.pdf(新株予約権にかかる発行登録に関するお知らせ)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070905NT002Y53205092007.html
日清食品は来年1月に即席めんを最大11%値上げする。「カップヌードル」、袋めん「チキンラーメン」など製品の9割以上が対象で、カップヌードルは税抜き希望小売価格を155円から170円、チキンラーメンは90円から100円に引き上げる。
同社の値上げは17年ぶり。小麦粉、パーム油、包装資材など原材料調達費が前年に比べ数十億円規模で上昇したのが値上げの理由だ。特に小麦は政府による輸入小麦の売り渡し価格が10月に10%上昇するのを受け、製粉各社が業務用小麦粉の出荷価格を引き上げる方向になっている。
日清食品が新株予約権発行登録手続き、買収けん制 2007年9月6日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070905ib22.htm
日清食品は5日、買収防衛策の一環として、新株予約権の発行登録手続きを行ったと発表した。
通常、1週間程度かかる登録手続きを済ませておくことで、防衛策を機動的に発動できる。同社株を17・97%保有する米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパンをけん制する狙いとみられる。
登録の有効期間は今月14日から2年間。発行予定額は1億5000万円で、同社の発行済み株式数の約1億2700万株分の新株予約権を発行できる。
世界的に穀物の価格が上がっていることも知っていましたし、小麦粉も値上げになったことは知っていましたが、いざカップヌードルのような身近な商品まで値上げという形で響いてくるとショッキングですね。
ちなみに、私は最近このカップヌードルやチキンラーメンを定価で購入した記憶がない(苦笑)のですが、単品売り前提のコンビニはともかく、スーパーも表立っての値上げはしにくいでしょうし、おそらくは特売回数の減少や値引き額の縮小といった形でじわじわと、私達の生活に影響を与えてくるのではないでしょうか。
一方、日清食品と言えば、スティールパートナーズが株式を大量に買い占めている銘柄としても有名ですが、こちらについても、その目的がわからないこともあり、買収防衛策をいつでも発動できるように、現発行株数とほぼ同数の株数をいつでも発行できるように、とりあえずその枠を作って置く事にしたようです。
日清食品の場合、本当に怖いのは非常識な配当要求などではなく、ある日いきなり巨大食品コンチェルンなどに株を売却され、経営権を乗っ取られることだと思いますが、日本では無敵だった日清食品としては、油断もあったのか、これまでは外資に対する買収に対して十分な対応ができていなかったように思いますし、防衛策を発動できる期間も2年。日清食品には、この2年の間に経営体質を更に強化して、投資ファンドに文句の付けられないような強力な経営体質に変えていって欲しいと思います。
ニュースリリースはこちら
http://www.nissinfoods.co.jp/com/news/news_release070905.html(商品値上げの件)
http://www.nissinfoods.co.jp/com/ir/library/pdf/new_070905.pdf(新株予約権にかかる発行登録に関するお知らせ)
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