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ホンダが全世界で「フィット」など64.6万台リコール、マスタースイッチの不具合で

2010-01-31 07:42:53 | Weblog
ホンダが全世界で「フィット」など64.6万台リコール、マスタースイッチの不具合で 2010年01月30日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK861786120100129
 ホンダは29日、マスタースイッチの不具合を理由に、全世界で合計64万6000台をリコール(無償回収・修理)すると発表した。
 対象となるのは、北米、南米、欧州、南アフリカ、アジアで販売されている「フィット(ジャズ)」と「シティ」。米国での対象車数は約14万台。
 「フィット」は日本で人気の高いモデル。日本ではリコールを実施しない。
 同社は、マスタースイッチの不具合によって、パワーウィンドウスイッチに水がしみ込む可能性があり、これが発火につながる恐れがあると説明した。
 同社によると、マスタースイッチの不具合が引き起こした発火事故として、米国で2件、南アで1件の計3件が報告されている。

トヨタ、欧州は最大180万台リコール 不具合、世界で700万台超に 2010年1月30日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100129ATDD290G529012010.html
 トヨタ自動車は29日、欧州で販売した「ヤリス(日本名ヴィッツ)」「オーリス」「アベンシス」など8車種、最大180万台を対象にリコール(回収・無償修理)を実施すると発表した。原因は米国での大量リコールと同じアクセルペダルの不具合としている。トヨタは米国のほか中国でもリコールの実施を決めている。米国での自主改修分を含め、昨年秋以降に明らかになった不具合の対象台数は世界で700万台を超えるのは確実だ。
 米国でのリコールの台数は約230万台。アクセルペダルがフロアマットに引っかかる恐れがある問題でも約535万台の自主改修に乗り出している。リコールと自主改修の対象車種には重複があるが、中国と欧州の分を加えると700万台超と、トヨタ単体の昨年の世界販売台数(698万台)を上回る規模になる。



 日本車のリコール問題ですが、トヨタだけでなくホンダでもリコールが発生…。 『(トヨタだけでなく)ホンダよ お前もか!!!』といった状況になってきました。
 う~ん 日本の製造業の最大の強さは『品質の高さ』のはずだったのに、いつの間に こうなってしまったんでしょう…(溜息
 かって日本車を『安かろう 悪かろう』と見下していたアメリカのビッグ3(大手自動車会社3社)のうち2社は法的整理に追い込まれましたが、日本の大手3社が同じ運命を辿らないとは限りませんし、トヨタにもホンダにも、このリコール問題を単なる不祥事として片づけるのではなく、会社存続の一大危機として真剣に受け止めて欲しいものだと思います。


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