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レジ袋削減の発想はいいけど、臨機応変というものがあるのでは?

2006-05-31 00:28:39 | Weblog
レジ袋「3割削減」 コンビニ業界が数値目標 2006年5月30日 産経
http://www.sankei.co.jp/news/060530/kei002.htm
 コンビニエンスストアの業界団体、日本フランチャイズチェーン協会は29日、レジ袋削減に向けた指針をまとめた。最大の切り札を「削減にご協力を」という顧客への声かけ運動にあると位置づけたことが特徴で、平成22年度の1店舗あたりの使用量を10年前に比べて3割削減する目標値を設定した。レジ袋削減で具体的な数値目標を設けたのは今回が初めて。
 平成12年の容器包装リサイクル法(容リ法)施行後、コンビニ業界では、レジ袋の使用量の削減に取り組んできた。16年度の実績では12年度比で約15%を削減しており、同協会では「レジ袋の厚さを薄くする『薄肉化』を推進したことでここまで削減できた」と説明している。
 最大手のセブン-イレブン・ジャパンも積極的にレジ袋を薄くした結果、16年度には11年度比で約28%の削減を実現した。ただ、同協会では「これ以上薄くすると、商品を入れたときに袋が破れる可能性もある」と限界を指摘しており、「声かけ」の徹底で消費者に協力を呼びかける作戦に出た。
 具体的には、缶入り飲料だけなど少量点数の購入では袋を使わずシールやテープで対応するほか、精算の際、積極的に声をかけ協力を求める。(以降省略)


 理屈はわかるのですが、最近はいささか行き過ぎな傾向も見られます。一例をあげればコンビニで卵を買うような時には、卵が割れないように別の小さい袋に入れるくらいの配慮が欲しいものですが、強引に一つの袋に詰め込もうとするアルバイトの方も中にはいらっしゃいます。(勿論そこまで気配りしてくれる方もいます)
 手厳しいようですが、お店は経費削減の視点だけでなく、顧客の視点からも配慮がいるのではないでしょうか。マニュアル接客だけでは本当に顧客の心をつかむことは難しいと思いますよ。


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