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シャルレでまた社長交代 今度は就任8日で辞任

2012-05-13 08:48:14 | Weblog
シャルレ:「社長予定者が取締役でなかったから」 8日間での交代劇説明 2012年05月12日
http://mainichi.jp/select/news/20120512mog00m020003000c.html
 先月、2回にわたって社長交代を発表した婦人下着販売のシャルレの決算発表会見が11日、大阪市内であり、報道陣からは一連の人事に質問が集中した。
 同社は先月11日、岡本雅文前社長が社長を退くと発表。当時常務だった橋本欣也氏が12日付で社長に就いた。ところがその8日後、橋本氏が6月の株主総会を経て取締役相談役に退き、奥平和良執行役員が社長に就任する新たな人事を発表した。
 会見で同社は、異例の人事の発端となった岡本氏の社長辞任に関し「本人の『次』の事情があり、辞めたいとの申し出があった」と言及。ただ、詳細に関しては「個人の問題なので回答を控えたい」と述べるにとどめた。一方で、その後相次いで社長人事が発表されたことについては「社長に就任予定の奥平氏は、取締役でなかったため、当時常務だった橋本に社長に就いてもらった」と、あくまで一時的なものだったと説明した。

<参考記事>かつて三屋裕子氏を解任したシャルレ、社長交代 「一身上の理由」 2012年4月12日 産経夕刊
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/120412/wec12041219450003-n1.htm
 婦人下着販売のシャルレは12日、岡本雅文社長(47)が「一身上の都合」で辞任し、後任の社長に橋本欣也常務(55)が同日付で就任したと発表した。同社は「岡本氏の詳しい辞任理由は聞いていない」(法務室)と説明した。岡本氏は6月15日付で取締役も辞任する。
 シャルレは平成16年、バレーボール五輪銅メダリストの三屋裕子氏を社長に抜擢したが、経営方針をめぐって創業家と対立し、19年に解任。三屋氏を解任した創業家出身社長も、MBO(経営陣による自社買収)をめぐり、「買い付け価格を不当に低く誘導した疑いがある」として、20年12月に解任された。
 これを受け、プロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・インクを経て13年にシャルレに入社していた岡本氏が社長に就任。橋本氏は代表執行役副社長(21年の監査役会設置会社移行に伴い、常務)として、岡本氏を支えてきた。
 シャルレでは、今月9日にもLED(発光ダイオード)照明の開発・販売子会社社長(シャルレ取締役)が、「一身上の都合」で辞任している。
 橋本欣也氏(はしもと・きんや) 兵庫県立星陵高校卒。昭和56年シャルレ。代表執行役副社長を経て、平成21年6月から常務。神戸市出身。





 元バレーボール五輪銅メダリストで有名だった三屋裕子氏を招聘するも、わずか3年で放逐したことで嫌な意味で有名になったあのシャルレですが、その三屋氏を解任した創業家出身社長も08年12月に解任。その後を岡本雅文氏が引き継ぐも3年ちょっとで一身上の都合で辞任して後任に橋本欣也氏がついたと思ったら、わずか8日で突然の退任となり、奥平和良執行役員が社長に就任するという新たな人事を発表。
 アパレルや女性下着業界はどこも経営が大変だというのに、世間の荒波の厳しさを知ってかしらずか、この会社は飽きもしないで未だにお家騒動を続けているんですね…(呆れ

 今でこそ品質の安定した下着メーカーと言えば、トリンプそしてそのつながりでトリンプジャパンを19年連続・増収増益の優良企業に成長させた現在はタイムマネージメントの講師として活躍されている吉越浩一郎氏を真っ先に連想する方が多いと思いますが、全盛期のシャルレの勢いを知っている1人としてはこの会社はどこまで自滅の道を歩み続けるのだろう…と暗澹な気持ちにさせられると共に、株式会社というものを社会の公器として受け止めているのか? と腹立たしい気持ちにさせられます。


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