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ヤナセ、クライスラー車から撤退 2年後メド、保守管理も移管

2009-06-07 14:37:08 | Weblog
ヤナセ、クライスラー車から撤退 2年後メド、保守管理も移管 2009年5月16日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090516AT1D150CW15052009.html
 高級輸入車販売のヤナセ(東京・港、西山俊太郎社長)は2年後をめどに、米クライスラー車の販売とメンテナンス業務から完全撤退する。クライスラーの経営破綻などを背景に販売台数が急減しているため。ヤナセは不採算店舗の統廃合を進め収益力強化を狙う。メンテナンス業務はクライスラーの日本法人、クライスラー日本(東京・港、クリストファー・エリス社長)に移管する。
 ヤナセは2001年からクライスラー車の販売を開始。現在、直営11店舗で「クライスラー」と「ジープ」「ダッジ」の3車種を販売している。



 地方都市で育った私から見れば、外車を取り扱っているお店と言えば、ヤナセというイメージが強かった(当時は外国自動車メーカーが単独で販売店を出店しているケースは、少なくとも私の住んでいた町ではなかったように思います)ですし、そのヤナセが2年後を目処にクライスラー社の販売とメンテナンス業務から撤退すると聞くと、やはり複雑な気持ちになりますね…。
 まあ、クライスラー社からすれば、自らが生き残ることに精一杯で、仮に日本で販売を続けたところで採算を取ることなどかなり難しいでしょうし、メンテナンス業務をやっていれば余計赤字が膨らむ可能性が濃厚。加えて万が一にも整備の行き届かなくなった古いクライスラー車が交通量の多い日本で事故を起こせば、ブランドイメージはますます悪化しかねないだけに、販売量そのものが少ない日本で完全撤退準備に入ってしまったのも無理もないように思います。


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