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高校履修漏れ救済策、「70時間の補習」で文科省検討 

2006-11-01 00:18:35 | Weblog
高校履修漏れ救済策、「70時間の補習」で文科省検討 2006年10月31日 
日経夕刊 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061031AT1G3100Z31102006.html
朝日夕刊 http://www.asahi.com/life/update/1031/001.html
 高校必修科目の履修漏れ問題で、履修不足により卒業が懸念される生徒の救済策について文部科学省は31日、最低70時間の補習を受ければ卒業を認める案を軸に検討に入った。同日午後に開かれる与党教育再生検討会の了承を得て正式に決める。履修不足の既卒者の卒業資格は、そのまま認める方向で最終調整している。
 公立高を対象にした同省の調査では必要な補習は70時間以下という生徒が全体の8割を占める。伊吹文明文部科学相はこの日の閣議後記者会見で「大部分の人の補習時間が70時間(以下)ということが1つの手掛かりになる」と語った。
 この案だと、70時間超の補習が必要な約2割の生徒も、70時間の補習を受ければ校長の判断で卒業を認められる。
 文科相は既卒者の卒業資格に関しては「すでに卒業した生徒に瑕疵(かし)はない。内閣法制局などとの調整が残っているが(資格取り消しは)ないだろう」と述べた。


 70コマの補習ですか…。他誌各社の記事によれば70時間ではなく、1コマ50分の授業で70コマということですが、どちらが正しいのでしょうか。
 もし70時間ならば、1コマ50分の授業にすると84コマになりますが、84コマにしても70コマにしても、平日に1コマ追加、年末年始に6コマペースで進めて、センター試験にぎりぎり間に合うかどうかといったところ。
 決めるのならば、さっさと決めてくれなければ、とうの生徒が一番迷惑するのではないでしょうか。


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