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祇園唯一の書店が閉業 「京都本」並び常連に舞妓さんも

2006-10-17 00:41:17 | Weblog
祇園唯一の書店が閉業 「京都本」並び常連に舞妓さんも 2006年10月14日 朝日夕刊
http://www.asahi.com/life/update/1014/005.html
 京都・祇園で唯一新刊を扱う町家の本屋「祇園書房」(京都市東山区祇園町南側)が14日、閉店する。観光ガイドや着物、茶道の本など「京都本」を中心に扱い、「祇園の情報源」として板前さんから舞妓(まいこ)さんまで幅広い人々に愛されてきた。店じまいを惜しむ声が上がるが、町家は取り壊され、跡地はコンビニになる。
 四条通に面する築130年の町家。宮川和久社長(73)の義母が1928年にここでたばこ屋を始め、戦後は店半分を祇園甲部お茶屋組合に貸し、観光案内所も兼ねた。宮川社長が中学校教諭を退職したのを機に81年、本屋として再出発した。
 店頭にならぶ約1万5000冊の書籍の半分は、京都に関連した本が占める。かっぽう着姿で料理の本に目を通す板前さんがいれば、けいこ帰りに待ち合わせをする舞妓さんの姿も。年中無休で、平日は午後10時まで。配達サービスもしていた。
 インターネットで本が買え、雑誌はコンビニで24時間手に入る時代。宮川社長は、大型店の進出や建物の老朽化などもあって閉店を決めた。「寂しいけれど仕方がない。25年間かわいがっていただき感謝しています」
 常連客の美容室「やまと」経営で結髪(けっぱつ)師の石原哲男さん(58)は自著「日本髪の世界」を置いていた。「地域に密着した本屋がなくなるのは本当に残念」。祇園商店街振興組合理事長で京寿司(ずし)「いづ重」の店主、北村典生さん(37)は「店自体が観光地になるような深みがあった」と惜しんでいる。


 時代の流れと言えば、それまでなのでしょうが、京都本を中心に取り扱っている本屋さんが閉店になるのはやはり寂しいものがありますね。
 とりわけ光村推古書院(出版社の一つ 京都・奈良を中心に観光・風景写真関連の書籍を多く扱っています http://www.mitsumura-suiko.co.jp/index2.html)の書籍は、祇園書房の閉店で、今後は衝動買いすることはかなり苦労することになりそうです。
 せめて祇園書店の想いを、跡地に入るコンビニや地元の大型書店が引き継いでくれると良いのですが…。


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