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NYダウは68ドル高 日経平均は183円安の13709円で終了

2008-05-28 18:28:45 | Weblog
米国株反発、ダウ終値68ドル高の1万2548ドル 2008年5月28日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080528AT3L2800328052008.html
 3連休明け27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発。前週末比68ドル72セント高の1万2548ドル35セントで終えた。原油先物相場が大幅反落したことを好感した買いが入った。原油相場が落ち着けば、投資家のリスク許容度が改善するとの思惑でハイテク株などに買いが目立った。小売株も堅調。前週に大きく下げたことから、自律反発狙いの買いもあった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同36.57ポイント高の2481.24で終えた。

NY原油、終値128ドル台に反落 2008年5月28日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080528AT2M2800V28052008.html
 27日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は前週末比3.34ドル安の1バレル128.85ドルで終えた。一時128.30ドルまで下落し、1週間ぶりの安値を付けた。
 前週に5%近く上昇し、高値警戒感が出ていたことから利益確定の売りが出た。同日発表の米消費者信頼感指数が大きく低下し、景気減速感が強まったことも先物の売りを誘った。

日経平均反落、終値183円安の1万3709円 2008年5月28日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080528NT000Y99928052008.html
 28日の東京株式市場で日経平均株価は反落した。大引けは前日比183円87銭(1.32%)安の1万3709円44銭だった。後場に「株価指数先物売り・債券先物買い」の動きなどから日経平均先物が下げ幅を拡大すると、指数への寄与度の大きい値がさ株など中心に売りが出て日経平均は一段安となった。輸出関連株などに戻り待ちの売りが優勢となったことも重しになった。東証株価指数(TOPIX)も反落した。
 東証1部の売買代金は概算で2兆2923億円(速報ベース)だった。

白川総裁「バブルは低金利後に発生」・因果関係は複雑 2008年5月28日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080528AT2C2800828052008.html
 日銀の白川方明総裁は28日午前、日銀金融研究所主催の国際コンファレンスで「日本も米国も、近年のバブルの多くは物価の安定やデフレの危険が意識されるなかで、低金利が持続した後に生じた」と語った。中央銀行の金融政策については「足元の物価上昇率に目が行き過ぎると金融政策の対応が遅れ、経済活動の大きな変動を招く危険がある」と指摘した。
 白川総裁は日本の1980年代後半のバブルと米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題を絡めて発言した。金融政策とバブル発生の因果関係は「極めて複雑であり、明確な答えは見つかっていない」としながらも、日本のバブルは「低金利が長期間持続するとの予想が無関係であったとは言い切れない」と述べた。




 27日のNY市場は、ダウは下げすぎた反動もあり、前週末比68ドル72セント高い1万2548ドル35セントで終了。NY原油も一時128.30ドルまで下落し、終値ベースでも前週末比3.34ドル安い1バレル128.85ドルで終了しました。
 一方、28日の日経平均は、朝方こそ小幅高でスタートしたものの、すぐに下落に転じ、午後に入ると急落。結局前日比183円87銭安い1万3709円44銭で終了し、昨日の上げ幅203円のほとんどを吐き出す形になってしまいました。
 白川総裁の「バブルは低金利後に発生」発言がどの程度相場に影響したのかわかりませんが、少なくとも、長期金利が急上昇したことから、「債券から株式に資金が流れる」という過度な期待感を打ち消すことには繋がったと思いますし、そこへ戻り待ちのウリが加わって大幅下落になったといったところでしょうか…。


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