スティール:ブルドックソースTOB続行、撤回せず 2007年7月4日
毎日夕刊 http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070704k0000e020042000c.html
日経夕刊 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070704AT2C0400H04072007.html
朝日夕刊 http://www.asahi.com/business/update/0704/TKY200707040433.html
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070704i213.htm?from=main2
産経夕刊 http://www.sankei.co.jp/keizai/sangyo/070704/sng070704003.htm
米系投資ファンドのスティール・パートナーズは4日、ブルドックソースに対して実施中の株式の公開買い付け(TOB)を継続する見通しとなった。ブルドックの買収防衛策は、スティールが同日までにTOBを撤回すれば発動しない条件になっており、スティールの判断が注目されていた。
ブルドックは、6月24日の株主総会で買収防衛策の発動について決議。スティールが7月4日までにTOBを撤回しなければ、ブルドックはスティールの持ち株比率を低下させるための新株予約権を11日に発行する。スティールは4日朝まで、TOBの撤回に必要な新聞公告を行っておらず、同日までの撤回を見送った模様だ。
スティールは買収防衛策の差し止めを求める仮処分を申請しており、東京地裁で却下されたため、東京高裁に抗告している。近く高裁の決定が出る見通しだが、高裁がスティールの主張を認めた場合は、防衛策発動にストップがかかる。
まあ、仮に高裁がスティールの主張を認め、買収防衛策発動にストップがかかっても、ほとんどの大株主は株を手放さない(ブルドックソースの買収防衛策導入決議は出席議決権の88・7%の支持を得ています)でしょうし、ここまで来ると、スティール側がどこまで意地を張るかに興味関心が移ってきましたね。
投資ファンドである以上、経営権を乗っ取ることもできず、高値で売り抜ける見込みもない株をいつまでも保有しているとは思えませんし、損を覚悟で売り抜けるのか、それとも経営陣あるいはそれに近い取引先に買収につぎ込んだ金額にほんの少し上乗せした金額あたりで売りつけるのか、多分そのどちらかに転ぶのではないかと思いますが、そのまま保有し続けて、高配当を要求し続ける可能性も全くないわけではないだけに、スティールが次にどういう態度を取ってくるのか気になるところです。
毎日夕刊 http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070704k0000e020042000c.html
日経夕刊 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070704AT2C0400H04072007.html
朝日夕刊 http://www.asahi.com/business/update/0704/TKY200707040433.html
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070704i213.htm?from=main2
産経夕刊 http://www.sankei.co.jp/keizai/sangyo/070704/sng070704003.htm
米系投資ファンドのスティール・パートナーズは4日、ブルドックソースに対して実施中の株式の公開買い付け(TOB)を継続する見通しとなった。ブルドックの買収防衛策は、スティールが同日までにTOBを撤回すれば発動しない条件になっており、スティールの判断が注目されていた。
ブルドックは、6月24日の株主総会で買収防衛策の発動について決議。スティールが7月4日までにTOBを撤回しなければ、ブルドックはスティールの持ち株比率を低下させるための新株予約権を11日に発行する。スティールは4日朝まで、TOBの撤回に必要な新聞公告を行っておらず、同日までの撤回を見送った模様だ。
スティールは買収防衛策の差し止めを求める仮処分を申請しており、東京地裁で却下されたため、東京高裁に抗告している。近く高裁の決定が出る見通しだが、高裁がスティールの主張を認めた場合は、防衛策発動にストップがかかる。
まあ、仮に高裁がスティールの主張を認め、買収防衛策発動にストップがかかっても、ほとんどの大株主は株を手放さない(ブルドックソースの買収防衛策導入決議は出席議決権の88・7%の支持を得ています)でしょうし、ここまで来ると、スティール側がどこまで意地を張るかに興味関心が移ってきましたね。
投資ファンドである以上、経営権を乗っ取ることもできず、高値で売り抜ける見込みもない株をいつまでも保有しているとは思えませんし、損を覚悟で売り抜けるのか、それとも経営陣あるいはそれに近い取引先に買収につぎ込んだ金額にほんの少し上乗せした金額あたりで売りつけるのか、多分そのどちらかに転ぶのではないかと思いますが、そのまま保有し続けて、高配当を要求し続ける可能性も全くないわけではないだけに、スティールが次にどういう態度を取ってくるのか気になるところです。
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